特別寄稿
アンダルシアへ――フラメンコギター留学記

text by 関根彰良

 「忍者とお付き合いするようなものでしょ」
 2012年6月初頭、横浜。私は日頃からお世話になっている楽器工房tmpにいた。スペインで入手したギターをチューンナップ・調整してもらうためだ。
 工房の責任者である松下達也氏はかつて有名楽器メーカーに在籍し、国内外の数多くのミュージシャンにギターやベースを提供してきた。そんな彼もフラメンコの世界とは深く関わったことがないという。フラメンコのアルティスタ達の話題になり、彼らの生きる世界の特殊性に普通の人たちは戸惑うという話の流れの中で松下氏が語ったのが冒頭の言葉だ。
 「でもやはり、それだからこそあの音楽は魅力的ですよねえ。」
 彼は付け加えた。

 ロックでギターを始め大学に入ってジャズに出会い、その後クラシックやボサノバ等の音楽も経験した。そんな自分が昔から憧れ、しかし他のジャンルのギターと「あまりに違いすぎる」ために手を出すのを躊躇っていたのがフラメンコギターである。友人の紹介で師匠・山崎まさし氏の門を潜ったのは5年ほど前のこと。フラメンコギター独特の演奏技術について知りたいというちょっとした好奇心から習い始めたのだが、コンパス(リズム)をより深く理解するためにバイレ(踊り)やカンテ(唄)のことも学び出し、次第にフラメンコのCDが増え、そのうちプロのアルティスタの方々と一緒にステージに立つ機会も頂き、気が付いたら「スペインに行ってくる」と公言していた。これがフラメンコの持つ魔力なのだろうか。

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 「ちょっと、こっちに来てくれ!」
 3月中旬、アンダルシア地方西部、へレス・デ・ラ・フロンテーラのサンチアゴ地区。古くからヒターノ達が住み数多くのアルティスタを輩出してきた、いわば「フラメンコの揺りかご」。昨年来日した際に知り合ったギタリスタ、チャノ・カラスコのクラスはこの地区にある彼の実家の居間で行われた。彼の声を聞きつけて、父親と弟がやってきた。
「アキラ、弾いてみろ。」
 習ったばかりの一節を弾き始めるとチャノ達が3人でパルマ(手拍子)を叩きはじめる。
 「カンタオーラも!早く!」
 隣のキッチンで昼食の準備をしていた母親までもが呼び出され、ブレリアを歌い始めた。
 私は緊張しっぱなしだったが、よく考えると贅沢なクラスだ。チャノを除いてプロのアルティスタではないが、やはりフラメンコを知っている。築200年の歴史あるこの家で、またこの地域のいたるところで、このような光景が幾度となく繰り返され、フラメンコは引き継がれ発展してきたのだろう。
 クラスの後、通り道だから送っていくよと、彼は私を車に乗せてくれた。
 「ディエゴ・カラスコは俺の伯父さんさ。すぐそこに住んでるよ。」
 「ここでブレリアが生まれたんだ。」
 サンチアゴを案内する彼の口調からは、ある種の誇りのようなものが感じられた。連綿と引き継がれてきた、一族の誇り。

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へレスのタハンコ(飲み屋)

 「違うぞ!」
 弾けるようになるまで練習してろ、とレッスンをほったらかして隣の部屋でゲームに興じているかと思いきや、彼の耳はしっかり私のギターに向いていた。
 へレス中心部から徒歩で10分ほど、ピノ通りにある小さなバル、ティオ・グレゴリオ。ヘレスのフェスティバルで聴いて大好きになったギタリスタ、マヌエル・パリージャのクラスでの一コマである。
 滞在期間等の理由により回数や時間が限られているクラスの場合、その場で消化できなくてもとりあえず沢山のものを教えてもらって後で録音を聴きながらゆっくり復習するという手もある。しかしマヌエルの場合は違った。一音一音の弾き方から丁寧に教え、私がしっかりその通りに弾けるようになるまで次に進ませてくれない。こっちも必死になって喰らいついて行った。
 「こいつは自分独自のものを創り出しているからな」
 マヌエルについて、バルの主人であるグレゴリオはこう言った。実は彼を含め、店員もみなパリージャ一家。家族経営のバルなのだ。マヌエルの伯父は名ギタリスタ、パリージャ・デ・へレス。昨年亡くなったモライート・チーコとも血縁関係にあるそうだ。グレゴリオもパルメーロ(パルマの叩き手)として数多くのCDや公演に参加している。
 ここでもやはり飛び入りのカンタオールやパルメーロ達がレッスンを邪魔...いや、彩る。ジャズを弾く日本人がフラメンコを習いに来た、とみんな珍しがっていた。

マヌエル・ハリーシャ氏と筆者

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 「どの唄も全部同じだよ」
 唄のメロディーが「落ちる」音を聴き間違え別の和音を弾いてしまった私に、カンタオール、ホセ・メンデスはこういった。
 私がこれまで経験した音楽の大多数は、小節線で区切られて長さが決まっている。しかしフラメンコの唄は違う。唄い手の節回しによって伸びたり縮んだりするのだ。伴奏者であるギタリスタはメロディーの終わるタイミングとその音(=「落ちる」音)をよく聴いて、それに合った和音を的確に選ばなければならない。和音の種類や進行のパターンはある程度限られているとはいえ、自分にとって最も難しいことの一つだ。
 どの唄も同じ、というのは、厳密に言えば間違っているかもしれないが、確かに良く聴いてみるとどれもよく似ている。それに、唄を楽しむ、という姿勢で伴奏をすると、落ちる音やその落ちた先の和音が自然と聞こえてくることがわかった。普段ジャズなどを演奏している時は自然にできていることだ。とにかく慣れることが、そして唄を愛して楽しむことがカギだと感じた。
 クラス終了後、「ちょっと一杯行こうか?」とホセ。彼の行きつけのバルに入り、一杯のつもりが...。そこに居合わせた仲間も加わり、昼間からみなビールでご機嫌。即興の唄ありギターあり、ちょっとしたフィエスタが始まった。
アンダルシアに時計はない、と感じるのはこういう時だ。あの陽光が、すべてを解決してくれる。

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 へレスは小さな街だ。セントロ(中心部)の端から端まで、2、30分もあれば歩いて移動できる。街中で知り合いに出くわすこともしばしばだ。
 季節は春。街の至る所に植えられたオレンジの木が、緑と橙の鮮やかなコントラストを映し出す。建物は夏の暑さを避けるために白色に塗られたものが多い。他には黄色やピンクなど、日本ではあまり見ない色をした建築もあった。

オレンジの街路樹(へレス、アンダルシア・フラメンコセンター前にて)
へレスの駅舎

 2月末、到着した日は初夏のような暑さだったが夜になるとかなり冷え込む。内陸なので寒暖の差が激しい。しばらく冬の上着にお世話になった。
 へレスでは毎年2月下旬〜3月上旬頃にフラメンコ・フェスティバルが開催される。今回のフェスティバル期間中、日本を含め様々な国からたくさんの人がヘレスに来ていた。私の知った限りでも、ドイツ、フランス、ロシア、オーストリア、イスラエル、ニュージーランド、台湾...などなど。フラメンコは世界で愛されているのだと実感した。日中はアルティスタ達によるクラスが開かれ、夜は彼らによる舞台公演が催される。メイン会場以外の小さなバルでも様々なコンサートが行われており、街全体が祭りの雰囲気に包まれていた。

フェスティバル最終日の公演後、テアトロ・ビジャマルタ前

 フェスティバルが終わると街は急に静かになり少し寂しくなった。しかし週末になるとあちこちのペーニャで色々なコンサートが開かれ、私は足繁く通った。アルティスタが素晴らしいのはもちろんだが、見に来ているお客さんたちがこれまた素晴らしい。いいタイミングで格好いいハレオ(掛け声)をかけるし、フラメンコへの愛が伝わってくる。本場に来て良かったと思ったことの一つだ。
 へレスではバイレのクラスに顔を出してギターを弾かせてもらった。チキ・デ・ヘレス、アナ・マリア・ロペスのお二人に感謝したい。
 4月中旬、一か月半滞在したヘレスに別れを告げ、私は今回の滞在の第二の目的地であるセビージャへと向かった。

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 「もっとやさしく、やさしく。」
 セビージャのカステジャー通りにあるスタジオ。ダビ・“エル・ガンバ”のパルマクラス。
 いい音を出そうと思わず力んでしまう私たちに対して、彼はいつも手の力を抜くように、そして唄や音楽に寄り添った音を出すようにと言っていた。
 ダビはヘレス出身でセビージャ在住。へレスのフェスティバルで開講されていた彼のクラスが非常に良かったので、セビージャの通常クラスも必ず行こうと決めていた。一時間半のクラスを毎週3回、集中的に通った。
 私が中3か高1くらいの時、ドラムに興味が湧いて、学校の軽音楽同好会の部室でひたすらドラムばかり練習していた時期があった。理由の一つに、他の楽器がどういうことをしているのかを知りたいというのがあった。自分がアンサンブルする楽器のことを少しでも知っていると、ギターを弾くことに何か良い作用があるのではないかと。今回パルマについて色々知ることができ「そういうことだったのか」という発見がたくさんあった。
 それだけではない。ダビ曰く「おれのクラスは単なるパルマクラスじゃない。『レングアヘ・フラメンコ』を教えているんだ」と。「レングアへ・フラメンコ」は「フラメンコの言葉づかい」といった感じだろうか。唄だけを聴いてコンパスを感じる練習や、踊りの細かい変化に応じてパルマのアクセントを変えるレッスンもあった。カンタオールでもあり踊りもやるダビならではのクラスだった。

ダビ・’エル・ガンバ’氏と筆者

 私がスペインで受けた中で唯一の(個人ではなく)グループのクラスだった。若くて可愛い女の子の生徒が増えていくごとにダビのテンションが目に見えて上がっていくのが面白かった。彼を含めスペイン人は正直で、ピュアな人が多い。

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 セビージャはスペイン第四の都市。イスラム文化の影響を色濃く残す建築が数多く立ち並び、ヨーロッパ有数の観光地としても知られている。セントロではカメラを持った観光客の姿がいつも見られた。またフラメンコが盛んな街で多くのアカデミアがあり、世界中から留学生がやってきている。
 へレスと比べるとかなり都会だ。しかしアンダルシア特有のゆったりした空気も持ち合わせている。木曜日の夜あたりからもうみな週末モードで、広場は飲みに出ている人々でごった返している。

セビージャ中心部
ヒラルダの塔

 セントロの北西にあるアラメダ地区は2、300メートルにわたって細長い広場のようになっており、人々はそこで犬を散歩させたりジョギングしたり読書したり思い思いに過ごしている。付近には雰囲気のいいバルが数多く立ち並び、私も良く足を運んだ。
 5月下旬、金環日食。世紀の天体ショーに日本中が沸いた。残念ながらスペインでは見ることができなかったが、その2週間前のスーパームーンはこちらでもニュースになっていた。街を流れるグアダルキビル川のほとりから眺めた「シューペル・ルナ」の美しさはセビージャの思い出の一つとして記憶に焼き付いている。
 セビージャではラモン・アマドール、ミゲル・ペレス、ホセ・‘フィティ’・カリージョ各氏のギタークラスを受けた。この場をお借りして感謝したい。

ラモン・アマドール氏と筆者

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 「音楽というか、フラメンコですね、あれは」
 時は戻り2011年秋、東京・新宿のとあるカフェ。私はカンタオーラ小里彩さんと話していた。スペイン滞在経験のある小里さんを友人づてに紹介してもらい、留学のための情報を色々と仕入れていたのだ。
 流れでモロンという街に話題が及び、そこの出身であるディエゴ・デル・ガストールのギターについて彼女が語ったのが冒頭の言葉だ。
 音楽というか、フラメンコ。何気ない一言だったが、この一言は自分の記憶に鮮明に残っている。
 ヒターノにとってフラメンコとは、アメリカ黒人にとってのブルースに等しい。それは音楽以前に語りであり、詩である。漢詩の朗読、あるいは琵琶法師による語りに例えてもそう遠くはないだろう。
 抑えきれない感情、魂の叫び。それらを表に出し伝える手段としてのフラメンコ。根っこにあるその部分を忘れてはいけない、と折に触れて思い出すようにしている。
 日本人がフラメンコをやるというのは、スペイン人が歌舞伎の世界に飛び込むようなものだと私は思っている。今や他のジャンルの舞踊や音楽と幅広く交流し多様化しているとはいえ、一族で代々引き継がれている芸の世界に、よそ者が簡単に立ち入れるはずはない。まして育った文化や話す言葉の異なる外国人となったらなおさらだ。
 勘違いしないで頂きたいが、そのことが悪いとか間違っているとか言っているのではない。かくいう自分自身もそれを試みている一人なのだから。先ほども書いたが現在フラメンコは世界で認知され愛されており、日本人を含め非スペイン人の素晴らしいアルティスタも数多くいる。  フラメンコとの出会い。演奏家としての自分を肥やすための、ほんの寄り道のつもりだったはずが、かなり遠回りをしているような気がしないでもない。しかし直感に従って選んだ回り道こそが近道であり、自分の道であると信じている。ギターという楽器を軸にして出会った、偉大なる非西洋音楽・フラメンコ。  文化人類学者の川田順三が、作曲家・武満徹との対談で「三点観測」という言葉を用いている。氏にとっての三点とは、生まれの地である日本、学問を学んだフランス、そしてフィールドワークの地であるアフリカ。幾何学において、二点だけでは一本の直線しか定まらないが、一直線上にない三点は平面を決定する。その喩えよろしく、三つの視点から物事を見ることで偏りのないバランスのとれた自己を成立させるという氏の持論である。  日本人である自分は、ロックやジャズといったアメリカの音楽に魅せられ音楽の道を志した。今私に、新たな三点目が加わろうとしている。  これからフラメンコとどのように付き合い、どのように消化し、自分のこれまで演奏してきた音楽との間にどのような解を導き出すのか、自分でもまだ分からない。ただ一つ言えるのは、今回スペインに3か月間滞在して本場のフラメンコの魅力を肌で感じ、本当に良い体験をしたということだ。是非また近いうちに、訪れたい。

関根彰良 Akira Sekine

ギタリスト

1978年5月5日生まれ。千葉県出身。幼少の頃よりクラシックピアノを始める。12歳でロックに興味を持ちギターを手にする。
東京大学入学後ジャズに出会い、同大のジャズ研究会に所属しながらプロとしての演奏活動を開始する。文学部美学芸術学専攻卒業。
2009年夏、Anat Cohen(cl, sax)の日本ツアーに参加。
クラシックギターを井上學、フラメンコギターを山崎まさし各氏に師事。
2011年、1stアルバム『FUZZ JAZZ』をリリース。発売記念全国ツアーを行う。
2012年スペインに滞在。フラメンコギターをChano Carrasco, Manuel Parrilla, Ramón Amador各氏に師事。
2013年、アコースティックソロギターによる2ndアルバム『SOLITARY PHASE』をリリース。
2015年8月、3rdアルバム『WET & DRY』をリリース予定。

♪ 出演情報
8/21(金)渋谷JZ Brat
3rd Album 『WET & DRY』Release Party
関根彰良(g) 川久保典彦(p, key) 中林薫平(b) 福森康(ds)
open 17:30 1st 19:30 2nd 21:00 (入替無し) 予約 \3,500 当日 \4,000
予約・問合せ: JZ Brat
03-5728-0168(平日15:00〜21:00)
http://www.jzbrat.com/

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FIVE by FIVE 注目の新譜


NEW1.31 '16

追悼特集
ポール・ブレイ Paul Bley

FIVE by FIVE
#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』(ピットインレーベル) 望月由美
#1278『David Gilmore / Energies Of Change』(Evolutionary Music) 常盤武
#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』(NoBusiness Records) 斎藤聡
#1280『Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz / Protean Reality』(Clean Feed) 剛田 武
#1281『Gabriel Vicens / Days』(Inner Circle Music) マイケル・ホプキンス
#1282『Chris Pitsiokos,Noah Punkt,Philipp Scholtz / Protean Reality』 (Clean Feed) ブルース・リー・ギャランター
#1283『Nakama/Before the Storm』(Nakama Records) 細田政嗣


COLUMN
JAZZ RIGHT NOW - Report from New York
今ここにあるリアル・ジャズ − ニューヨークからのレポート
by シスコ・ブラッドリー Cisco Bradley,剛田武 Takeshi Goda, 齊藤聡 Akira Saito & 蓮見令麻 Rema Hasumi

#10 Contents
・トランスワールド・コネクション 剛田武
・連載第10回:ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報 シスコ・ブラッドリー
・ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま
第1回 伝統と前衛をつなぐ声 − アナイス・マヴィエル 蓮見令麻


音の見える風景
「Chapter 42 川嶋哲郎」望月由美

カンサス・シティの人と音楽
#47. チャック・へディックス氏との“オーニソロジー”:チャーリー・パーカー・ヒストリカル・ツアー 〈Part 2〉 竹村洋子

及川公生の聴きどころチェック
#263 『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』 (Pit Inn Music)
#264 『ジョルジュ・ケイジョ 千葉広樹 町田良夫/ルミナント』 (Amorfon)
#265 『中村照夫ライジング・サン・バンド/NY Groove』 (Ratspack)
#266 『ニコライ・ヘス・トリオfeat. マリリン・マズール/ラプソディ〜ハンマースホイの印象』 (Cloud)
#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』 (ECM/ユニバーサルミュージック)

オスロに学ぶ
Vol.27「Nakama Records」田中鮎美

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説
#4『Paul Bley /Bebop BeBop BeBop BeBop』 (Steeple Chase)

INTERVIEW
#70 (Archive) ポール・ブレイ (Part 1) 須藤伸義
#71 (Archive) ポール・ブレイ (Part 2) 須藤伸義

CONCERT/LIVE REPORT
#871「コジマサナエ=橋爪亮督=大野こうじ New Year Special Live!!!」平井康嗣
#872「そのようにきこえるなにものか Things to Hear - Just As」安藤誠
#873「デヴィッド・サンボーン」神野秀雄
#874「マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット」神野秀雄
#875「ノーマ・ウィンストン・トリオ」神野秀雄


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