# 109
John Surman|ジョン・サーマン (composer/ multi-instrumentalist)
Interviewed by Atzko Kohashi 小橋敦子 at Universitetes Aula in Oslo, Norway |
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Photo:Paolo Soriani |
1944年、イングランド南西部、デヴォン州タヴィストック出身。作曲家、マルチ・インストルメンタリスト(バリトンサックス、テナーサックス、 ソプラノサックス、バスクラリネット、ハーモニカ、シンセサイザーetc.) モダン・ジャズ、フリー・ジャズをはじめ、ダンス音楽、映画音楽制作に携わるなどジャンルを越えた音楽活動で知られる。60年代、マイク・ウエストブルックのビッグバンドでバリトン奏者を勤める一方、ロック、ブルース、アフリカ音楽のミュージシャンらと共演。ジョン・マクラフリンとのExtrapolation (Polydor/1969), Where Fortune Smiles(Dawn/1970)を始め、自身のHow Many Clouds Can You See (Dream/1969), バール・フィリップス、ステュ・マーティンとのトリオThe Trio(Dawn/1970), Conflagration(Dawn/1970) が注目されヨーロッパ・ジャズ界に衝撃を与える。70年代後半からECMアーティストとして現在までに36作品をリリース。幅広い音楽性と卓越した才能によって創り出された数々の作品は、従来のジャズの領域を広げたと言われる。共演者も多岐にわたり、上記他にアレクシス・コーナー、ロニー・スコット、ジョン・テイラー、ケニー・ウィーラー、ジョン・ウォーレン、ギル・エヴァンス、ジャック・ディジョネット、ケニー・カークランド、 チック・コリア、トマシュ・スタンコ、ミロスラフ・ヴィトウス、ジョン・アバクロンビー、ポール・ブレイ、ポール・モティアン、ゲイリー・ピーコック、ドリュー・グレス、マーク・ジョンソン、ピーター・アースキン、カーリン・クログら(順不同)。 |
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♪ 僕の音楽の好みは幼少時の鐘の音からきたのかもしれない |
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AK: あなたのディスコグラフィーを見るだけでも、多様性、その幅の広さに驚かされます。昔からジャズに限らずロック、ブルースなど異なるジャンルのミュージシャンとの共演もたいへん多く、最近ではアコーディオンのリシャール・ガリアーノとのNino Rota (Deutsche Grammophon/2011)などもありますね。そういった多彩な傾向はどのようにして? |
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AK: バール・フィリップス氏との斬新なトリオは当時大変な勢いだったと聞いています。その後、パリのオペラ座でバレー音楽を...その音を聞いてみたいですね。その後、バールとはECMから何枚かアルバムをリリースしていますね。 |
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AK: 今お持ちのそのCD、『ザ・レインボー・バンド』というタイトルですが、オスロのあのレインボー・スタジオのことですか? |
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追悼特集
ポール・ブレイ Paul Bley
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#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』(ピットインレーベル) 望月由美
#1278『David Gilmore / Energies Of Change』(Evolutionary Music) 常盤武
#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』(NoBusiness Records) 斎藤聡
#1280『Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz / Protean Reality』(Clean Feed) 剛田 武
#1281『Gabriel Vicens / Days』(Inner Circle Music) マイケル・ホプキンス
#1282『Chris Pitsiokos,Noah Punkt,Philipp Scholtz / Protean Reality』 (Clean Feed) ブルース・リー・ギャランター
#1283『Nakama/Before the Storm』(Nakama Records) 細田政嗣
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JAZZ RIGHT NOW - Report from New York
今ここにあるリアル・ジャズ − ニューヨークからのレポート
by シスコ・ブラッドリー Cisco Bradley,剛田武 Takeshi Goda, 齊藤聡 Akira Saito & 蓮見令麻 Rema Hasumi
#10 Contents
・トランスワールド・コネクション 剛田武
・連載第10回:ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報
シスコ・ブラッドリー
・ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま
第1回 伝統と前衛をつなぐ声 − アナイス・マヴィエル 蓮見令麻
音の見える風景
「Chapter 42 川嶋哲郎」望月由美
カンサス・シティの人と音楽
#47. チャック・へディックス氏との“オーニソロジー”:チャーリー・パーカー・ヒストリカル・ツアー 〈Part 2〉 竹村洋子
及川公生の聴きどころチェック
#263 『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』 (Pit Inn Music)
#264 『ジョルジュ・ケイジョ 千葉広樹 町田良夫/ルミナント』 (Amorfon)
#265 『中村照夫ライジング・サン・バンド/NY Groove』 (Ratspack)
#266 『ニコライ・ヘス・トリオfeat. マリリン・マズール/ラプソディ〜ハンマースホイの印象』 (Cloud)
#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』 (ECM/ユニバーサルミュージック)
オスロに学ぶ
Vol.27「Nakama Records」田中鮎美
ヒロ・ホンシュクの楽曲解説
#4『Paul Bley /Bebop BeBop BeBop BeBop』 (Steeple Chase)
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#70 (Archive) ポール・ブレイ (Part 1) 須藤伸義
#71 (Archive) ポール・ブレイ (Part 2) 須藤伸義
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#871「コジマサナエ=橋爪亮督=大野こうじ New Year Special Live!!!」平井康嗣
#872「そのようにきこえるなにものか Things to Hear - Just As」安藤誠
#873「デヴィッド・サンボーン」神野秀雄
#874「マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット」神野秀雄
#875「ノーマ・ウィンストン・トリオ」神野秀雄
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