Live Report#462

東京JAZZ
2012年9月8日、9日 @東京国際フォーラム Hall A
Reported by 高谷秀司(G2us)
Photos 提供:NHKエンタープライズ

2012年9月8、9日

「新たな歴史の一ページ JAZZのパラダイム・シフト」

今回の「東京JAZZ」は新しいJAZZの歴史を語る一ページである。
「本来あるべきJAZZ」というものが存在するのかどうかを本気で問いかけてきた2日間であった。

マイルルスが自らの身を削ることで、JAZZというカテゴリーと真正面から向き合い、また新たなパラダイムを生み出したように....。
もがきにもがいた末に『ビッチェズ・ブリュー』を生み出したように...。

しかめっ面したオールドJAZZ・ファンが、いろいろなもっともらしい、いや理不尽な批判をいう...。
「本来のJAZZというものは...」 
「あれは、ズージャじゃない...Jポップだ」
「フアンクはJAZZじゃない...」
挙句の果てに
「女が、ウッドベースを弾くなんて...」

2012年9月8日、9日は、確実にJAZZのパラダイムがシフトした瞬間だった。
オーネット・コールマンが来られなかったのは、何かの宿命かもしれない。

さて、会場へ....アーティスト目線で。

2012年9月8日(土)
Hall A

THE SONGS

♪ TAKE 6

圧巻 頭からやられたって感じ。
前から噂は聞いていたけど、ここまで凄いとは。
楽器が要らない。
私は、楽器を弾く人間(ギタリスト)として嫉妬を感じる...。
彼らを支えているのは、勿論ハーモニー。
それより何よりステージ全体の緻密で精密な構成。
考え尽くされた展開の意外性と正当性。
エンターテインメントにおいて、インパクトというのはギャップだと思う。
「あれ」っという意外性と、「これが本来のJAZZ」という正当性を行ったりきたりする絶妙なバランス。
この正当性と意外性を見事にコントロールしていくところに彼らの魅力がある。
マイケル・ジャクソンの真似をしても決していきすぎない、行き過ぎない...。
演出家の辣腕、豪腕に乾杯!

日本にもステージ産業を支えている人たちはたくさんいる。
しかし彼らを見ていると、アメリカのエンターテンイメント産業の底の深さを象徴するグループTAKE6は、アメリカという国の文化を鎧に纏った重戦車という気がする。とにかくカッコいい...脱帽です。



 

♪ ベン E. キング & 村田 陽一 with his BIG BAND

今、一緒に仕事をしているビクターの星加 哲さんの息のかかった人。
...星加さんとは、ギター・ワークショップのエボリューション(再定義)をやっている...後注参照。
村田陽一、久々に日本のJAZZ界が生んだトロンボーン奏者。これから向井滋春氏を凌駕していく人だと思う。
彼は、見事な紳士。
そして、音楽に対するこの上ない真摯な姿勢が迸る。この点は、私には、逆立ちしても真似ができない。
一言で言うと、滅菌されたJAZZ。まじめに精密さを極めた結果、滅菌されてしまったJAZZ...。
BIG BAND の滅菌度合いにじつに日本人的生真面目さが滲み出ていて、見事な優等生。
シンボリックに顕れるのが、ベン E.キングの紹介。
村田氏の、 
Ladies and Gentlemen
Let me introduce Ben E. King
この紹介の仕方、発音、イントネーション、立居振る舞い...。
そのすべてに、村田氏の人となりと音楽性のすべてが凝縮されていると思った。
あまりにも真面目すぎる。そして企画通りの紹介が、ベン E.キングのやくざぶり(八方破れで、かっこいい。既成概念を持たない元祖JAZZボーカル)と噛み合わない。
この最初の紹介に象徴されるように、ベンのボーカルとBig Bandは、最後までそりが合わなかった。(「酒とバラの日々」はじつにあでやかでかっこよかった...)
とくに、名曲<Misty>がミステイクだった。
歌いにくそうなベン、乗り切れないベン。
歌のグルーブが出ないから、自分でノリを出そうとして、ベンが歌をわざと崩す(アウトする)と、さらにバンドと離れていく...。
少しベンが可愛そうだった...勿論そんなそぶりは少しも見せないが。
JAZZの世界ではイン・テンポのBIG BANDに破天荒なボーカル、というのは良くある構図だ...。
しかし、いくらイン・テンポでもイン・テンポの正統にやんちゃな感性が絶対必要...。
一曲一曲の丹念で見事なアレンジは素晴らしいだけに。

村田陽一 & his Big Band:
村田陽一(cond/1st tb) 佐久間 勲(1st tp) 菅坡雅彦(2nd tp) 横山 均(3rd tp) 仲兼一郎(4th tp)
榎本裕介(2nd tb) 東條あづさ(3rd tb) 朝里勝久(b-tb) 本田雅人(1st as) 近藤和彦(2nd as)
竹野昌邦(1st ts) 本間将人(2nd ts) 吉田 治(bs) 笹路正徳(p) 高水健司(b) 山木秀夫(ds)





♪ バート・バカラック

本当に良かった...。
非の打ち所がないステージというのは、こういう事なんだって、バカラックの底知れぬ実力に感服した。
まず、彼の顔がいい。まるでシカゴのブルーズマンのような、搾り出す表情...(バカラックさんごめんなさい...)
バート・バカラックという人は、私の認識では、確実に理性の人だった。理性の音楽家だった。
この認識は、大きな間違いだった。
彼は、紛れもなく情の人、それも途轍もない情け(なさけ)の人...。
日本の美学なら、平安の...もののあわれ...。
そして、そして、pianoが絶品。
寸分の狂いもない正確さと情けの融合。
何より音色が素晴らしい。
宝石を鏤めた玉手箱から繰り出される一音一音に魂が籠もっている。
なんという見事な音色...。
今回の東京JAZZのピアニストの中でもっとも素晴らしい音色。
同じpianoを弾いているとは思えない。
ある意味、他のピアニストと比べる事自体がおこがましいのかも...。
この音色そのものに、バカラックが長年築いてきた人間性と音楽性、音楽人生が見事に集約されている。
バカラックの名曲中の名曲、
The Rainy Day...
が出てきたら、鳥肌がたって、不覚にも、泣いてしまった。
大泣きである。
ヒット曲が嫌いな私なのに....。
バカラックの魂と触れ合ってしまった...。
大好きだ、バート・バカラック、心から尊敬してます...。



JAZZ ROOTS

♪ 小曽根 真 Jazz Journey

実に素晴らしいステージだった。
小曽根の人間性が見て取れる見事なステージであった。
とにかく、感服した...。

じつを言うと、今まで私は、小曽根 真氏が大嫌いだった。
なぜかって、ただ小うまくて、テクニックはあるかも知れないが、何も伝わるものがない...ピアニスト。
いろいろ実績はあるんだろうがそれを、鼻にかけた胡散臭いやつというのが私のこれまでの彼に対する印象だった。
だから、聞く機会、見る機会をことごとく避けていた。ここ何年も、私の視界から隠蔽していた。
しかし、そうは言っても、あるとき彼の音楽にふれなければならない場面がやってきた。
今年の3月9日に、日比谷公会堂の「世界一大きな絵 2012チャリティ・コンサート」があった。主催はNPOアース・アイデンティティー・プロジェクト。(ノーベル平和賞のムハマド・ユヌス博士が関連した演奏会)
世界的なデザイナーの稲吉紘実さんの「絵のない絵本」の朗読の伴奏という仕事があった。
勿論、私は音楽家として。時任千佳さん(時任三郎さんの奥さん)が朗読をして、私がギターで競演するコラボレーション。
バリトン・ギターを演奏した。
本番とは、別の日にリハーサルがあった。
じつに気のいい瞬間であった。気持ちのいいリハだった。
千佳さんの朗読もじつに純真で、心地のいいグルーブ...。
リハが終わって千佳さんが、
「いいですねーーギター...」.....
「前回(去年)は、小曽根さんにやっていただいたのです...。」
「えっ...」
千佳さんが、
「今音源があるので聞いてみますか。」
「はっはい...。」
リハ・スタジオに小曽根のピアノの音が鳴り響いた。

えっ、これが、小曽根...。
小曽根を拒絶していた私の体の奥が動いた。
テクニック以外の何か名状しがたいものが私の中で雷鳴のように、鳴り響いていた。
うねりのような感動があった。
否定しても、否定しても湧き上がってくる何か...。
それ以来ずっと気になっていた。
あれほど毛嫌いしていた私の体が反応するのか...。
その理由が、今回の東京JAZZでわかった。
小曽根のステージ。かれの一挙手一投足を見て心から理解できた。
彼は、人間が変わったのだ。
何かをきっかけに深く反省、自省して、人間そのものが変わったのだ。
今の彼を見ていると、まるで人間の良心が、ピアノを弾いているように思える。
酸いも甘いもかぎ分けた見事な大人、人間 小曽根 真がそこにいた。
エルス・マルサリスも、
クリスチャン・マクブライトも、
ジェフ・テイン・ワッツも、
演奏者はみんな小曽根の人間性に魅了されている。
出てくる音と音の絡まり、酌み交わす目線。
ソロの譲り架け橋...。

当たり前のことなのかもしれないが、音楽は、人間がやっている。その人間性が、ものの見事に浮かび上がる。
人間性そのものがダイレクトに音楽に現れてくる。
逆に言うと、いくら音楽をつくろっても、音楽そのものに人間性が露呈してしまう。
今の小曽根は見事だ。
私は、彼の生き様に魅了されている。
オーネット・コールマンが来られなくなって、
小曽根がリーダーで、コールマンの穴を埋めるために別のステージをやった(東京JAZZ 2012 Super Session directed by 小曽根 真)
これも見事なステージであった。
突然のセッションではあるが、どのミュージッシャンも彼の人間性に引っ張られて心地よくステージを務めている。
オーネット・コールマンのブルーズがはじける。
ブルーズが、3曲あったが、どの曲も違うテイストで、ブルーズを通じて演奏者同士の人間性が融和する。
気一本で、演奏するメンバーの心をつないでいるのは、ひとえに小曽根の心根。
今回の小曽根のステージは、人間性が音楽を創ることを証明してくれた。
人間の良心それが音の魂になって人々に伝播していく。

親しみを込めてあえて小曽根と呼び捨てで呼ばせていただきました。
お許しください。

■小曽根真 JAZZ JOURNEY
小曽根 真(p) エリス・マリサリス(p) クリスチャン・マクブライド(b) ジェフ・テイン・ワッツ(ds)
photo:篠山紀信

■東京JAZZ 2012 Super Session directed by 小曽根 真
M1:Turnaround (Ornette Coleman)
小曽根真(p) エリス・マリサリス(p) クリスチャン・マクブライド(b) ジェフ・テイン・ワッツ(ds)
M2:Blues Connotation (Ornette Coleman) 
小曽根真(p) ジョー・サンプル(p) 村田陽一(tb) クリスチャン・マクブライド(b) ジェフ・テイン・ワッツ(ds)
M3:?  
TAKE 6
M4:Ramblin' (Ornette Coleman)
小曽根真(Hammond B3) ジョー・サンプル(p) エリス・マリサリス(p) クリスチャン・マクブライド(b) ジェフ・テイン・ワッツ(ds)
山岸潤史(g) レイ・パーカーJr. (g) ユリ・ホーニング(ts) マティアス・アイク(tp) 村田陽一(tb)
M5:Lonely Woman (Ornette Coleman)
小曽根真(p-solo)













 

2012年9月9日
Hall A
GROOVE

♪ RUFUS featuring スガシカオ with Special Guests タワー・オブ・パワー Horns Section

 かつて歴史には、異文化が融合することによって新しい文化、文明を生み出す瞬間があった。
 今回のスガシカオとRUFUSのドッキングはそういう場面であったと言って過言ではない。あらたな歴史が生まれた瞬間である。
 たしかに、古いファンク・ファン、ソウル・ファンはしかめっ面で、
「なんでスガシカオ....」
「なんでスガシカオがRUFUSと...」
あるいは、
「スガシカオって誰...」
 かつての South to South(上田正樹が所属していた関西正統派ソウルバンド)を知る関西、とくに大阪のファンク・ジャンキーは、もっと過激なことを言う...。
 たしかに、同じ大阪人として気持はわからないではない。しかし、何かひとつのものが生成されるのに、例えば、水がつくられるのに、水素(H)と酸素(O)があるだけではどうにもならない。どこまでいっても水素は水素であり、酸素は酸素のままである。いくら水素をけなして酸素をほめても、酸素をほめて水素をけなしても水は生まれてはこない。 H2Oという、水素でもなく酸素でもない水というものがうまれるためには、触媒が必要である。
 今回、スガシカオとRUFUSの触媒の役を果たしたのが、トニー・メイデンだ。彼はこの上なくスガを理解し尽くしていたと思う。ファンクのH2O(新しい歴史)を生んだ立役者である。トニー・メイデンは言わずと知れたRUFUSのオリジナル・メンバーである。彼は、自然体で、スガをRUFUSに融合させた。スガのオリジナルの楽曲が、この上なくかっこ良かった。ステージング、アレンジ、和音、シンコペーション、どれをとっても、どこまでもスガらしく、そして、どこまでもRUFUSらしい。
 かく言う私も学生時代からファンクに心酔してきた。よく議論したのは、「8ビートっぽい16ビート」なのか、「16ビートっぽい8ビート」なのか。音楽的には、科学的にはいまだに謎だ。だからFUNKなのかも知れない。
 その時代(1970年代)、あこがれて、あこがれて、あこがれた頂点にいたのが、RUFUS & Chaca。
 どうしても壊してほしくない。私だけの宝物に日本の魂スガシカオが融合した。<スガに関しては、FM世田谷をむたけいぞう氏と開局した時(もう十年以上前になるのだろうか)、私の番組でスガの楽曲をとにかくかけまくっていた。私自身も彼のポピュラリティの増幅に参画した一人であると言ってよいと思う>
 とにかく、洋と和のファンクの統合の瞬間に立ち会えたことを幸せに思う。
 それぞれ生まれた国、環境が違うのだから、素地や流儀が違うのはあたり前。ただ、ファンク・ミュージックへの掛け値無しの愛し方は同じだと思う。

RUFUS:
Tony Maiden (Founding member, guitar, vocal)
Kevin Murphy (Founding member, keyboards, vocal)
Amanda Maiden (vocal)
Valerie Davis (vocal)
Donnell Spencer Jr. (drums)
Robert “Pee We” Lee Hill (bass)
Michiko Hill (keyboards)
Michael Stever (trumpet, keyboards)
Donn Robin Wyatt (keyboards)
Leonard Castro (percussion)

Tower Of Power Horn Section:
Emilio Castillo (Leader, vocal, sax)
Stephen “Doc” Kupka (bariton-sax)
Adolfo Acosta (trumpet)
Tom E Politzer (sax)
Salvator Cracchiolo (trumpet)

Featuring Guest:
Suga Shikao (guest vocal, guitar)







 

註:


EVOPLUTION
Guitar Workshop (GWS) 企画書

企画 GWS実行委員会
    星加 哲・高谷秀司・PAPAS源太

始めに・・・


1977年11月、一枚のCDアルバムがリリース発表された。
それが世界のギタリスト達を驚かせ震撼させた一枚になるとは誰も予想できなかった。

そのアルバムの名前は『ギターワークショップVOL.1』
発売元はビクター。参加ギタリストは;
大村憲司
渡辺香津美
森園勝俊
山岸潤史
その当時の日本を代表するギタリスト達が参加したオムニバス盤。

インストゥルメンタル・アルバムとしては異例の5万枚を瞬く間にセールス。
一部のマニアに絶大なる人気を誇っていた彼らが一気に注目されたアルバムとなった。
(このアルバムにはコーラスとして山下達郎が一曲参加。他にドラムスに村上秀一・リカ鈴木・倉田在秀・ジョニー吉永、ベースにケン渡辺・高水健司・井野信義・鳴瀬喜博その他多数のミュージシャン達が参加した)

このアルバムを企画、ディレクトしたのは、星加 哲。
インストものは売れない、という社内の反対を押し切って制作を決行。

このアルバムが話題となり、ビクターはこの『ギターワークショップ』の第2弾を翌1978年12月にVOL.2として発売。
このアルバムは渡辺香津美に変わって秋山一将が参加してライブ・オムニバスとして発表した。
当時のギター・バイブルとしての存在感を強く打ち出し、圧倒的な支持を得た。このGWSはその後シリーズ化され続々と発表。海外の録音も含め全14枚のアルバムを世に出した。

このアルバムに触れた世界のギタリスト達を驚愕させ、日本のギタリスト達の評価を世界に知らしめた。このアルバムGWSの功績は計り知れない。

いまや伝説となった、そのギターワークショップが、いま蘇る。


◆GUITAR WORKSHOP RELEASE LIST

−−−title artists data−−−

1 GUITAR WORKSHOP 渡辺香津美 大村憲司 1978年開始 森園勝敏 & 山岸潤史
2 GUITAR WORKSHOP Live 秋山一将 憲司 勝敏 & 潤史 1979
3 GUITAR WORKSHOP Direct Disk 秋山一将 憲司 勝敏 & 潤史 1980
4 GUITAR WORKSHOP in L.A. J.Baxter,B.Feiten,J.Harrah &.Castellucci 1988
5 GUITAR WORKSHOP in Tokyo 大橋隆志 是永巧一 佐橋佳幸 & Ebby 1989
6 GUITAR WORKSHOP in Hawaii D.J.Pratt, K.Beamer B.Nuanez F.Schreuder T.Kadomatsu 1989
7 GUITAR WORKSHOP in Jamaica D.Brownie,C.Coor D.Pinkney & Sly&Robbie 1991
8 GUITAR WORKSHOP in Rio J.Bosco,R. Rabello U. Rocha M. Pereira, etc. 1992
9 SOUL FOOD CAFE David T.Walker & Joe Sample 1989
10 TRIBUTE TO OTIS REDDING S.Lukather,J.Graydon S.Cropper David T.,etc. 1989
11 B.B.KING & SUNS LIVE! B.B.King,J.Yamagishi,etc. 1990
12 HEAVY METAL GUITAR BATTLE 松本孝弘 北島健二 1985
Vol.1 松川敏也 & 橘高文彦
13 HEAVY METAL GUITAR BATTLE 竹田和夫 土方隆行 1986
Vol.2 ジョージ吾妻 & 小川銀次
14 TOGETHER AGAIN 山岸潤史 & 塩次伸二 2007

●企画タイトル: 
 EVOLUTION 「GuiterWorlkShop」
●企画:GWS実行委員会
●総合プロデュース:星加 哲
●企画・運営ディレクター:星加 哲 高谷秀司 PAPAS源太
●特別顧問アドバイザー:ラリー・カールトン(予定)
●企画ポリシー:「GWS」の復活させることが目的ではなく「GWS」を再確認しながら検証していくこと。
●企画コンセプト:ギター及びギター表現の可能性を追求し日本の音楽文明の再定義を構築する。
●具体的な進めかた・方針:出発点は地元の協力を仰ぎ地域密着型(町田及び町田周辺)でスタート。視野はインターナショナルに広げる。

●後援(予定):町田市/サミックジャパン梶^潟Xガナミ楽器 
●協賛(予定):町田市文化交流財団/町田商工会議所/鰍ワちづくり公社他  
●協力(予定):ライブハウスCROP/町田PLAYHOUSE/NPOアークシップ/ギターマガジン/他
●予定イベント:町田プレイハウス(オープニングアクト)
          「THE 検証 ギターワークショップ!」
          今後のパブリシティへの告知のための撮影、録音など
          コンテンツ制作のための実験的ライブ
          ※出演 G2us 星加哲 & ゲスト・ギタリスト
          ※司会 PAPAS源太
          ※チケット¥4000(予定)

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FIVE by FIVE 注目の新譜


NEW1.31 '16

追悼特集
ポール・ブレイ Paul Bley

FIVE by FIVE
#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』(ピットインレーベル) 望月由美
#1278『David Gilmore / Energies Of Change』(Evolutionary Music) 常盤武
#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』(NoBusiness Records) 斎藤聡
#1280『Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz / Protean Reality』(Clean Feed) 剛田 武
#1281『Gabriel Vicens / Days』(Inner Circle Music) マイケル・ホプキンス
#1282『Chris Pitsiokos,Noah Punkt,Philipp Scholtz / Protean Reality』 (Clean Feed) ブルース・リー・ギャランター
#1283『Nakama/Before the Storm』(Nakama Records) 細田政嗣


COLUMN
JAZZ RIGHT NOW - Report from New York
今ここにあるリアル・ジャズ − ニューヨークからのレポート
by シスコ・ブラッドリー Cisco Bradley,剛田武 Takeshi Goda, 齊藤聡 Akira Saito & 蓮見令麻 Rema Hasumi

#10 Contents
・トランスワールド・コネクション 剛田武
・連載第10回:ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報 シスコ・ブラッドリー
・ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま
第1回 伝統と前衛をつなぐ声 − アナイス・マヴィエル 蓮見令麻


音の見える風景
「Chapter 42 川嶋哲郎」望月由美

カンサス・シティの人と音楽
#47. チャック・へディックス氏との“オーニソロジー”:チャーリー・パーカー・ヒストリカル・ツアー 〈Part 2〉 竹村洋子

及川公生の聴きどころチェック
#263 『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』 (Pit Inn Music)
#264 『ジョルジュ・ケイジョ 千葉広樹 町田良夫/ルミナント』 (Amorfon)
#265 『中村照夫ライジング・サン・バンド/NY Groove』 (Ratspack)
#266 『ニコライ・ヘス・トリオfeat. マリリン・マズール/ラプソディ〜ハンマースホイの印象』 (Cloud)
#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』 (ECM/ユニバーサルミュージック)

オスロに学ぶ
Vol.27「Nakama Records」田中鮎美

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説
#4『Paul Bley /Bebop BeBop BeBop BeBop』 (Steeple Chase)

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#70 (Archive) ポール・ブレイ (Part 1) 須藤伸義
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#871「コジマサナエ=橋爪亮督=大野こうじ New Year Special Live!!!」平井康嗣
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