●第52回グラミー賞発表

第52回グラミー賞の発表・授賞式が去る1月31日、ロサンゼルスで行なわれ、「最優秀アルバム」賞にテイラー・スウィフトの『Fearless』が選出された。10部門でノミネートされたビヨンセは最優秀楽曲賞「Single Ladies(Put A Ring On It)」など6部門で受賞した。昨年6月に急逝したマイケル・ジャクソンには特別功労賞が授与された。
ジャズ部門関係の受賞作は以下の通り;
最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞: ジョー・ザヴィヌル&ザ・ザヴィヌル・シンジケート「75?ラスト・バースデー・ライヴ!」
最優秀ジャズ・ボーカル・アルバム賞: カート・エリング「Dedicated To You: Kurt Elling Sings The Music Of Coltrane And Hartman」
最優秀即興ジャズ・ソロ賞: テレンス・ブランチャード「Dancin' 4 Chicken」
最優秀ジャズ・インストルメンタル・アルバム賞(ソロまたはグループ): チック・コリア&ジョン・マクラフリン・ファイブ・ピース・バンド「Five Peace Band - Live」
最優秀ラージジャズ・アンサンブル・アルバム賞: ニューオーリンズ・ジャズオーケストラ「Book One」
最優秀ラテンジャズ・アルバム賞: ベボ・バルデス・アンド・チューチョ・バルデス「Juntos Para Siempre」
昨年、ジャック・ディジョネットが受賞した「最優秀ニュー・エイジ・アルバム賞」にはECMでお馴染みのデイヴィッド・ダーリングの『Prayer for Compassion』(Wind over the Earth)が選ばれた(試聴は;http://www.daviddarling.com/recordings/PrayerForCompassion.html)。

[02.12.2010] Page Top >

●ロバータ・ガンバリーニ『ソー・イン・ラヴ』フランス・ジャズ・アカデミー賞受賞!

ロバータ・ガンバリーニの最新作『ソー・イン・ラヴ』(55 Records)が、フランス・ジャズ・アカデミー賞を受賞した。この賞は、1955年から続く権威ある世界最古の音楽賞とも言われ、ジャーナリスト、カメラマン、ライター、ラジオ・テレビ・プロデューサーからなる60名の有識者の投票で選ばれる。
なお、『ソー・イン・ラヴ』はグラミーにノミネートされていたが、受賞はならなかった。
http://www.jazztokyo.com/newdisc/553/gambarini.html

[02.12.2010] Page Top >

■ビル・フリーゼルの配信専用リリース

ビル・フリゼールgが1996年9月26日にNYのニッティング・ファクトリーで行なったスペシャル・ライヴがフリゼールの公式ホームページを通じて配信専用でリリースされた。カルテットのメンバーは、ロン・マイルスcor、エイヴィン・カンvla、カーティス・フォークスtb。スペシャル・ゲストにドン・バイロンclaを迎えている。ファイルは、非圧縮のFLACの他、MP3、AACの3種類。www.billfrisell.com
フリゼールは、所属するノンサッチ・レコードを通じて1999年にリリースしたアルバム『Good Dog, Happy Man』のオーディオファイル向け重量盤LP(180g)も発売するなど、さまざまなメディアを通じたリリースを試みている。

[02.12.2010] Page Top >

 

●ECMマンフレート・アイヒャーの公開インタヴュー

ECMのオーナー/プロデューサー、マンフレート・アイヒャーが昨年11月19日、創立40周年を記念してニューヨーク市立大学グラデュエート・センターで行なった1時間以上に及ぶ公開インタヴューの全貌がFORA.tvによりネットで公開されている。インタヴュアはアメリカの著名ジャズ評論家ゲイリー・ギディンズ。ギディンズはアイヒャーを英語発音で「アイカー」と紹介している。生い立ちから始まるインタヴューの中で「音楽配信」について問われたアイヒャーは「制作者はドラマツルギーに基づいて1枚のCDを通じてひとつの世界を提示している。配信を通じてピース購入することはその世界に触れる楽しみを失っている。また、その世界はコンポ・ステレオで聴かれることを想定して創られている」と答えている。映画についても同様で「映画は劇場で観るべきもので、まず劇場で鑑賞してから必要に応じてDVDで細部を確認すべき」と語っている。
http://fora.tv/2009/11/19/Jazz_A_Conversation_with_Manfred_Eicher

[02.12.2010] Page Top >

●チャールス・ロイドのドキュメンタリー公開

ベテラン・サックス奏者チャールズ・ロイドとパートナーのデザイナー(ロイドのECMレコーディングでは、共同プロデューサー、カメラマンとしても活躍している)ドロシー・ダーをヨーロッパに追ったドキュメンタリー映画「The Monk & The Mermaid?Song of Charles Lloyd」がアメリカで公開されている。
フランスの作家Fara Cとイタリアの映画製作者Giuseppi DeVicchiの共同制作になるもので、オーネット・コールマンやハービー・ハンコック、ザキール・フセインなどのインタヴューも収録されているという。公開はサンタ・バーバラ国際映画祭(2/7&2/10)とパン・アフリカン映画祭(2/15&2/17)。

[02.12.2010] Page Top >

●リトアニア NoBusinessから目の醒める新譜3点

リトアニアのNoBusiness Recordsから目の醒める新譜が3点リリースされた。まずは、ブックレット付きCD3枚組『Jemeel Moondoc/MUNTU Recordings』
(NBCD7-8-9)。ジェミール・ムーンドックというシカゴ生まれのサックス奏者と彼のグループMUNTUの演奏を通じて70年代のロフト・ムーヴメントを再検証しようとする画期的な企画。3枚目のCDに収められたアリズ・アレーに於けるMUNTUの36分に及ぶ壮絶な演奏の記録は当時のロフト・ジャズを象徴するもので、未発表音源。ジェミールと、現在でもNYダウンタウン系の中心的存在であるベーシスト、ウィリアム・パーカーとラシッド・ベイカーdsのトリオがムンムンする体臭を発散せながら創造の限りを尽くして渡り合う。添付されたブックレットにはロフト・ジャズに関する資料が満載。音楽配信が盛行する中、パッケージ・メディアとしてのひとつの理想を提示している。なお、
2月4日に更新されたweb magazine:Point of Departure:http://www.pointofdeparture.org/
でこのCDセットを大特集している。
2枚目は、カーティス・クラークp・トリオによる『Taagi』(NBCD-11)で、2009年のテキサス州ダラスとオースチンでのライヴ演奏。<ビューティフル・ラヴ>を含む6曲を収めたクラークの意外な一面を見せた1作である。
3作目は、ハワード・ライリーpのピアノ・ソロにライヴ演奏2枚組(NBCD12-13)。2009年、リトアニアの首都ヴィルニュス「聖カテリーヌ教会」に於ける演奏集。モンクの<ラウンド・ミッドナイト>や<ミステリオーソ>の他、<イエスタデイズ>などを含み、ライリーの最新の音楽的心境を堪能することができる。ライリー自身、近年のベストと自負しているという。
NoBusinessやるじゃないか!
http://nobusinessrecords.com/

[02.12.2010] Page Top >

JAZZ TOKYO
WEB shoppingJT jungle tomato

FIVE by FIVE 注目の新譜


NEW1.31 '16

追悼特集
ポール・ブレイ Paul Bley

FIVE by FIVE
#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』(ピットインレーベル) 望月由美
#1278『David Gilmore / Energies Of Change』(Evolutionary Music) 常盤武
#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』(NoBusiness Records) 斎藤聡
#1280『Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz / Protean Reality』(Clean Feed) 剛田 武
#1281『Gabriel Vicens / Days』(Inner Circle Music) マイケル・ホプキンス
#1282『Chris Pitsiokos,Noah Punkt,Philipp Scholtz / Protean Reality』 (Clean Feed) ブルース・リー・ギャランター
#1283『Nakama/Before the Storm』(Nakama Records) 細田政嗣


COLUMN
JAZZ RIGHT NOW - Report from New York
今ここにあるリアル・ジャズ − ニューヨークからのレポート
by シスコ・ブラッドリー Cisco Bradley,剛田武 Takeshi Goda, 齊藤聡 Akira Saito & 蓮見令麻 Rema Hasumi

#10 Contents
・トランスワールド・コネクション 剛田武
・連載第10回:ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報 シスコ・ブラッドリー
・ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま
第1回 伝統と前衛をつなぐ声 − アナイス・マヴィエル 蓮見令麻


音の見える風景
「Chapter 42 川嶋哲郎」望月由美

カンサス・シティの人と音楽
#47. チャック・へディックス氏との“オーニソロジー”:チャーリー・パーカー・ヒストリカル・ツアー 〈Part 2〉 竹村洋子

及川公生の聴きどころチェック
#263 『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』 (Pit Inn Music)
#264 『ジョルジュ・ケイジョ 千葉広樹 町田良夫/ルミナント』 (Amorfon)
#265 『中村照夫ライジング・サン・バンド/NY Groove』 (Ratspack)
#266 『ニコライ・ヘス・トリオfeat. マリリン・マズール/ラプソディ〜ハンマースホイの印象』 (Cloud)
#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』 (ECM/ユニバーサルミュージック)

オスロに学ぶ
Vol.27「Nakama Records」田中鮎美

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説
#4『Paul Bley /Bebop BeBop BeBop BeBop』 (Steeple Chase)

INTERVIEW
#70 (Archive) ポール・ブレイ (Part 1) 須藤伸義
#71 (Archive) ポール・ブレイ (Part 2) 須藤伸義

CONCERT/LIVE REPORT
#871「コジマサナエ=橋爪亮督=大野こうじ New Year Special Live!!!」平井康嗣
#872「そのようにきこえるなにものか Things to Hear - Just As」安藤誠
#873「デヴィッド・サンボーン」神野秀雄
#874「マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット」神野秀雄
#875「ノーマ・ウィンストン・トリオ」神野秀雄


Copyright (C) 2004-2015 JAZZTOKYO.
ALL RIGHTS RESERVED.