Vol.45 | ライヴ音楽食べある記 V | |
text by Masahiko YUH |
Photo: 三番三(日本伝統文化振興財団ホームページ「じゃぽ音っと」から転載)/5・デヴィルス(Shinji Harada)@2011年7月3日 豊田市コンサートホール/ゴンサロ・ルバルカバ(米田泰久/提供:Cotton Club)/寺井尚子((c)中嶌英雄/(c)Hideo Nakajima)/上原ひろみ((c)岡 利恵子/(c)Rieko Oka)
目をみはらされるクラシックと邦楽の演奏が多かったこの数ヶ月
7月以来の<食べある記>。3・11の地震の際に散逸したメモやプログラムなどの資料はやはりどうしても見つからなかった。約束していたことだったが、ことここに至っては執筆は断念せざるを得ない。関係者の方々には深くお詫びしたいと思う。
それに加えて,どういう巡り合わせか、これはというジャズの優れた演奏や熱気横溢するライヴが少なかった。反対にこの数ヶ月は目をみはらされるクラシックと邦楽の演奏が何と多かったこと。触れるべきジャズの演奏が乏しいまま<食べある記>を書くことにはいささか腰が引けた,というのが本当のところだったかもしれない。ところが、10周年を迎えた東京ジャズ祭で目をみはらされるステージと出会ったことで<食べある記>に取りかかる気持が久し振りに湧いたという次第。
◯東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団/東京シティ・フィル創立35周年記念ベートーヴェン交響曲全曲シリーズ最終回(3月17日、東京オペラシティ・コンサートホール)
◯新日本フィルハーモニー交響楽団/サントリーホール・シリーズ(7月28日、サントリーホール)
◯東京フィルハーモニー交響楽団(7月5日、サントリーホール)
武骨なダイナミックスを発揮したホットな飯森指揮のベートーヴェン
飯森泰次郎指揮によるベートーヴェン交響曲シリーズの掉尾を飾る演奏会は、東日本大震災からわずか6日後。しかし、評判を呼ぶシリーズの最後とあって熱心なファンが席を埋めた。昨年11月の1番と3番「英雄」以上に、この夜の2番(ニ長調作品36)と5番(ハ短調作品67 ”運命”) が予想を優に超える素晴らしさだった。これはウクライナ生まれの名指揮者イーゴリ・マルケヴィッチが苦労の末に完成させたという版による演奏とか。私にとっても初体験のベートーヴェンだったが、久し振りの感動を味わった。演奏の効率化という近代の発想を改め直し、ストリングスのボウイング(弓使い)の運動性をいったん解放して表現性を重視した結果、節くれだった弦の響きを通して活きいきとして力強いベートーヴェンが甦った。飯森が10年ぐらい前にベーレンライター校訂新版で演奏したときの古楽器的な様式美とはまったく違う,武骨なダイナミックスを発揮したホットなベートーヴェンの特に「運命」のパンチを浴びて,私の脳裏でデューク・エリントン・オーケストラが1952年に吹き込んだ「ムーチ」の名演が何度も重なった。
指揮とオケ、独奏ヴァイオリンが一体となって導きだされた入魂の演奏
C・アルミンク指揮の新日本フィルの演奏は,ウォルトンの「ヒンデミットの主題による変奏曲」,ブリテンの「ヴァイオリン協奏曲」、ヒンデミットの「ウェーバーの主題による交響的変容」という、名曲に依存しない興味深いプログラム。ヒンデミットを除くとコンサートで聴くことは滅多にない。中でもブリテンを生で聴くのは私には初めてだったが、これがまた感銘深いものだった。ブリテンのこの曲はまさに隠れた名曲というにふさわしい。この曲は36年から39年にかけてのスペイン市民戦争を背景にして作曲されただけにスペイン色が濃い。第1楽章のフラメンコ調のリズムといい、第3楽章のパッサカリアといい、随所にスペイン風の情緒が楽曲の特色をクローズアップする。第2楽章ではショスタコーヴィチの第5交響曲第3楽章のアダージョの反響があるが,第3楽章のカデンツァを含めて味わうべき名品。これほどの名曲がなぜ滅多に演奏されないのか。理不尽極まりない。それにしても,イザベル・ファウストの演奏は特筆に値する。ドイツ出身の彼女の綿密に考え抜かれた楽曲への構想とラプソディックな情熱性との見事な釣り合い。アルミンクの指揮とオケの演奏とが彼女のヴァイオリンと一体となって導きだされた入魂の演奏だった。
随所に小曽根ならではの妙味が躍る快演
小曽根真のモーツァルト(ピアノ協奏曲第27番変ロ長調K. 595)を聴くのは久し振り。それも大阪フィルの大植英次がタクトを振るというので興味が倍加した。モーツァルト最後のこのピアノ協奏曲は名技性を必要としない。ゆったりした伸びやかなテンポで、抑制された表現をとりながら、むろん第1及び第3楽章のカデンツァではジャズ・ピアニストとしての創意を盛り込んだ自由闊達な技巧性を発揮しつつ、しかしたとえば第1ヴァイオリンや、チェロ、コントラバスなどがあたかも小曽根とデュエットするように進む微笑ましさなど、随所に小曽根ならではの妙味が躍った。アンコールはビル・エヴァンスの「ワルツ・フォー・デビー」。聴衆の喝采が館内をおおった。大植英次は小倉朗の「管弦楽のための舞踊組曲」とブラームスの第1交響曲(ハ短調)。ブラームスではスコアなしで、まるで優美にバレェをするかのよう。初めて見る指揮ぶりだったが、なかなかの役者だ。小曽根とはコンビでパントマイムを演じるかのように。出で立ちもまるでパンク・ロックを連想させて痛快。左手が雄弁なのと落としどころの集中力と盛り上げ方が印象的で、小倉作品でも拍手をするならこの曲にと、スコアを抱きしめて拍手を誘う。うーん、大した役者だね。
◯古典芸能の夕べ/東日本大震災チャリティ公演(5月31日,紀尾井ホール)
◯亀山香能箏曲リサイタル(7月9日、津田ホール)
◯福田栄香アンサンブル〜美しき日本の音(7月8日、練馬文化センター)
◯藤井昭子/地歌Live (6月6日、求道会館)
日本の伝統文化の奥の深さと豊かさを味わえる例外的な一夜
東日本大震災の復興支援を側面からバックアップし、エールを送る音楽家たちの被災者と心で結び合いたいという強い気持が、震災後のほとんどのコンサートから伝わってきた。邦楽のコンサートも例外ではなかったが、日本伝統文化振興財団が主催した「古典芸能の夕べ」はその最も感銘深い例だった。チャリティを謳ったからではない。「三番三」に始まって赤坂日枝神社の三王祭を大和楽で描写する「お祭り」、邦楽界の先駆的作曲家・中能島欣一の名品「さらし幻想曲」、謡と太鼓で綴る能の「百萬」、後半は義太夫「菅原伝授手習鑑」からの「いろは送り」から、清元「お祭り」や地歌「残月」を経て、長唄舞踊曲「其面影二人椀久」で締めくくられた夕べは、当財団賞の歴代受賞者が舞台を務めるという贅沢この上ないもの。間口の広い、かつ変化に富んだプロログラムは日本の伝統文化の奥の深さと豊かさを味わえる例外的な一夜で、これこそ邦楽に親しみはじめた若い人々にぜひ鑑賞して欲しいもの。少なくともたった一夜で終わるとは余りにももったいない。たとえば、日枝神社の山王祭を題材にした清元に触発されて常磐津や端唄、三河節と聴いていけば日本の<ウタ>の豊かさにたどりつける。清元美寿太夫らが演じた浄瑠璃(三味線は清元美治郎)は語る浄瑠璃。俗に情を語る音楽ともいわれるが、清元の歌はウタだ。清元の艶やかな語りうたいが後半の義太夫の語りを経て、米川敏子と藤井昭子による「残月」が浮き彫りする情感豊かな地歌へ、さらに杵屋直吉や松永忠治郎(三味線は今藤長龍郎、小鼓は藤舎呂英)らによる伸びやかな色気をたたえたヴォイスのクライマックスを最高の芸で堪能できたとは、何という至福の一夜!だったろう。
亀山香能の内に秘めた闘志と箏曲に賭けた情熱に圧倒される思い
山田流箏曲の亀山香能の活躍が印象深い数ヶ月でもあった。表記のリサイタルのほか、シリーズとして続けている<Sound of 和楽>(4月22日コンサートサロン”パウゼ”)、及び奏心会の<「今」を語る古典>(6月2日、紀尾井小ホール)を、震災1ヶ月後の4月から7月にかけて成功裏に終えたのだから、しとやかな物腰からは想像できないエネルギッシュな活動ぶりといってよいか。彼女は中能島欣一に師事した縁もあり、自身のコンサートではしばしば中能島作品を取りあげる。リサイタルでは前半の最後に、中能島が昭和9年に作曲した「赤壁賦」を尺八の藤原道山と組んで演奏した。亀山が愛好してやまないこの曲は中国北宋の詩人・蘇軾(そしょく)の代表作を日本語に翻案したもの。赤壁は北宋時代の古戦場だが、中能島は大胆な構成と緻密な描写と斬新な手法とを均衡させた味わい深い作品に仕立て上げた。道山の優れた感性と亀山の厳しい視線が稀に見る熱いコンビネーションを生む。芦垣美穂の三弦と組んだ菊岡検校の「笹の露」では亀山が八重崎検校による筝の手付けを優美に詠い、特に手事での両者の丁々発止の演奏も、山田流箏曲の宝典「雨夜の月」とともに強い印象を残した。何といっても亀山の内に秘めた闘志と箏曲に賭けた情熱に圧倒される思いだった。
通常の演奏会にない聴きどころや親しみが人々を惹きつけている「地歌Live」
地歌を愛好する私は藤井昭子の「地歌Live」を演奏家とファンが地歌の情念を媒介にして交流し合う場として高く評価してきたが、今回は彼女の友人でよきライヴァルの福田栄香の、演奏・トーク・朗読によると謳った会を。
彼女の芸は天才肌というのか、演奏の随所で洗練された滑りの良さが光る。尺八の川村葵山と組んだ宮城道雄の「春の海」が好例だったが、源氏物語の「新青柳」でも朗読を混じえた趣向で石川勾当の逸品に親近感を生んだ。曲間の案内や解説で目から鱗が落ちるところもあり、通常の演奏会にない聴きどころや親しみが人々を惹きつけているようだ。情景描写が絵のように流れる「峰の月」での川村と、深い情念の音を弓の震えに乗せる高橋翠秋の胡弓の対比的な妙味も特筆しておきたい。
◯竹田恵子オペラひとりっ切り「番外編」/キャバレー、パダン・パダン、私とあたし(7月4日、四谷区民ホール)
◯イマジン七夕コンサート2011(7月7日、サントリーホール)
現実を飛び越した感動に誘い込んだ「オペラひとりっ切り」
カテゴリーなどどこ吹く風といった<歌>と<演奏>の面白さや言葉や響きの猥雑な身振り。2つのコンサートを堪能した。大好きな曲だが滅多に聴けない、クルト・ワイルの「ユーカリ」で始まった竹田恵子の<復活公演>(本来は震災直後の3月17日)。人生を通して浮いては沈み、溺れそうになりながらも歌うことで生をまっとうしたピアフの人生を自身の歌う行為に重ね、<私(竹田恵子)が経験し、私に見えた人生や世界を、ピアフのシャンソンやクルト・ワイルのブレヒト・ソングに託して謳い語った<たった1人のオペラ>として、聴く者を現実を飛び越した感動に誘い込んだ。なるほど彼女自ら言う「オペラひとりっ切り」の自信と新境地か。こんにゃく座出の人らしい自由奔放なスピリット。ピアノの山田武彦の演奏にも拍手。
ホットな愉悦を爆発させて燃え上がったロマの血を引くゲザの演奏
東日本大震災復興支援を謳ったコンサートイマジン社主催の七夕演奏会。笹久保伸の第1部、小松亮太らの第3部以上に、第2部のゲザ・ホッス=レゴツキに圧倒された。このヴァイオリン奏者は5月に開いたリサイタル(26日、トッパンホール)で、グリーグやドビュッシーのソナタ、バルトークの「ルーマニア民俗舞曲」や、ガーシュウィン、クライスラーらの小品などに息もつかせぬ快演を披露した。このときの硬軟織り交ぜた自由闊達な演奏が何と、この夜はそれ以上のホットな愉悦を爆発させて燃え上がった。ゲザは代々ロマの血を引くが、5・デヴィルズ(ヴァイオリン、ヴィオラ、クラリネット、ツィンバロン、コントラバス)を従えて自在に繰り広げるジプシー音楽快感に、その昔のブラームス同様、私たちは酔った。「シンドラーのリスト」、ブラームスの「ハンガリー舞曲第5番」、モンティの「チャルダッシュ」など日本人にもポピュラーな曲が並んだ前半。5・デヴィルズの水も漏らさぬ名技が巧みにゲザのプレイとマッチしあう。ジプシー・ダンスのルイーザ・ゲルダウイと共演した後半も拍手大喝采。ゲザ・レゴツキのソナタとロマ音楽との間には垣根どころか、これっぽっちの違和感もない。考えてみたら、ロマの血が流れている同じヴァイオリン奏者が演奏しているのだから、不思議のあろうはずがない。
◯ゴンサロ・ルバルカバ・トリオ(8月25日、コットンクラブ)
◯東京ジャズ・フェスティバル2011より(9月2、3、4日、国際フォーラム)
1)寺井尚子&リシャール・ガリアーノ/ザ・ピアソラ・プロジェクト
2)上原ひろみ/ザ・トリオ・プロジェクト feat アンソニー・ジャクソン&サイモン・フィリップス
3)カウント・ベイシー・オーケストラ、その他
キューバ音楽とジャズの新しい融合から昇華へ向かうゴンサロ
ゴンサロ・ルバルカバというピアニストは、20年前に私がハバナで初めて会った時から、浮ついたところのない、音楽と真摯に取り組む姿勢が少しも変わらないという点で突出している。米国で活動する道を選んだが、キューバ音楽とジャズとの葛藤は依然として彼の内部で続いているようだ。下手なスタンダード曲を演奏してお茶を濁すことも、人気取りに走ったりすることもない。マット・ブリューアー(b)とマーカス・ギルモア(ds)のトリオで、いつものように硬質なサウンドを輝かせながら楽想を展開した今回の来演は、彼なりの<Love for Japan>表明とともに、新境地の発露とも言うべき充実したものだった。「ヌエバ・クバーナ」、「タイム・リメンバード」を挟んで「ソン]]1」、「アンセム」、「オ・シュン」など。「ソン21」とはキューバの基幹音楽ソンの21世紀版の意か。キューバ音楽とジャズの新しい融合から昇華へ向けてゴンサロは立ち止まらない。「レニーズ・ペニーズ」からアンコールの「ムーア」へ。手応え充分な1時間。特筆していいのはブリューアーの意を尽くしたベース技法と演奏への情熱だった。
寺井尚子と上原ひろみが圧倒的に素晴らしかった「東京JAZZ」
9月2、3、4の3日間にわたって催された<東京ジャズ祭2011>。今年は記念すべき10周年とあってカテゴリーを横断した多彩な顔ぶれのステージ(ホールA)が人気を呼んだ。一方で<Club Tokyo Jazz>と銘打ったコンサート(ホールD)がオランダやノルウェーやオーストラリアなどの注目すべきグループの登場で静かな注目を集めた。だが、東日本大震災復興支援を掲げているだけに、お祭り騒ぎはどこにもない。全部カバーするのはどだい無理な注文だが、聴いた限りでいえば寺井尚子と上原ひろみが圧倒的に素晴らしかった。両者とも5回目の出演という祭典の顔だが、とりわけ2008年のリシャール・ガリアーノとの息詰まる熱闘が脳裏に焼きついている身には今回の再演に期待するところは大きかった。プログラムは ”ピアソラ・プロジェクト” 。ガリアーノの肝いりでイタリアから呼び寄せた弦楽合奏団、オーケストラ・カメラータ・ドゥカーレをバックに寺井とガリアーノが丁々発止のプレイを繰り広げる。ピアソラの美学が日仏伊の協調で輝いた。
一方の上原ひろみ。お馴染みとなった熊谷和徳のタップとのスリリングな共演もさることながら、アンソニー・ジャクソン、サイモン・フィリップスとのトリオ演奏が聴く者を圧倒し、彼らの共感を呑みこんだ。フュージョン(ジャクソン)やロック(フィリップス)を包摂した新しいコンセプトのコンテンポラリー・ジャズの1つの形を提示した点では、従来のピアノ・トリオの概念を飛び越えるものと改めて納得した。リスクを負ってもいいのだそうだ。つまり、何を犠牲にしても自分で納得できる新しい音楽を求めてやまぬ上原ならではのチャレンジ・スピリットが、ジャクソン、英国出身のフィリップス(人気グループTOTOの1員として2004年に当祭典に出演)という異色とも言える顔合わせの演奏の中で激しく燃え上がり、フル・ヴォリュームで爆発したということだ。ジャズであるかどうかを問いたいのなら二の次三の次でよろしい。
意外な聴きものだったと言えば失礼だが、カウント・ベイシー・オーケストラの直線的な公演が光った。デニス・マカレルの指揮のもとアンコールの「パリの4月」まで、全10曲に粒のそろったアンサンブルと、ソロを含むバランスのとれた好プレイが聴衆の拍手を誘う。明年80歳を迎えるミシェル・ルグランもまったく老け込んではいない。日本にもファンの多いフランス屈指の作曲家らしく、「これからの人生」や「シェルブールの雨傘」や「風の囁き」などを、トリオ演奏を中心にソロやヴォーカルも織り交ぜてサービス満点のステージを披露した。老け込むことを知らぬお人らしい。
取りあげたかったコンサートは他にもいっぱい。ただ、紙幅はとっくに尽きた。せめてコンサートの名前だけでも並べておきたい。最後になったが、耐えてお読み下さった方々に深甚の感謝を申し上げたいと思う。
作曲家・勝間田裕子の『古典+3』(6月9日、東京オペラシティ・リサイタルホール)、クワトロ・ピアチェーリの『ショスタコーヴィチ・プロジェクト]』(6月1日、王子ホール)、伶楽舎の『伶倫楽遊』(7月22日、紀尾井ホール)、藤井昭子『地歌Live/菊岡検校』(8月8日、求道会館)、守屋純子オーケストラ(9月1日、六本木スイートベイジル)。(2011年9月17日記)
悠 雅彦:1937年、神奈川県生まれ。早大文学部卒。ジャズ・シンガーを経てジャズ評論家に。現在、洗足学園音大講師。朝日新聞などに寄稿する他、「トーキン・ナップ・ジャズ」(ミュージックバード)のDJを務める。共著「ジャズCDの名鑑」(文春新書)、「モダン・ジャズの群像」「ぼくのジャズ・アメリカ」(共に音楽の友社)他。
追悼特集
ポール・ブレイ Paul Bley
:
#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』(ピットインレーベル) 望月由美
#1278『David Gilmore / Energies Of Change』(Evolutionary Music) 常盤武
#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』(NoBusiness Records) 斎藤聡
#1280『Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz / Protean Reality』(Clean Feed) 剛田 武
#1281『Gabriel Vicens / Days』(Inner Circle Music) マイケル・ホプキンス
#1282『Chris Pitsiokos,Noah Punkt,Philipp Scholtz / Protean Reality』 (Clean Feed) ブルース・リー・ギャランター
#1283『Nakama/Before the Storm』(Nakama Records) 細田政嗣
:
JAZZ RIGHT NOW - Report from New York
今ここにあるリアル・ジャズ − ニューヨークからのレポート
by シスコ・ブラッドリー Cisco Bradley,剛田武 Takeshi Goda, 齊藤聡 Akira Saito & 蓮見令麻 Rema Hasumi
#10 Contents
・トランスワールド・コネクション 剛田武
・連載第10回:ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報
シスコ・ブラッドリー
・ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま
第1回 伝統と前衛をつなぐ声 − アナイス・マヴィエル 蓮見令麻
音の見える風景
「Chapter 42 川嶋哲郎」望月由美
カンサス・シティの人と音楽
#47. チャック・へディックス氏との“オーニソロジー”:チャーリー・パーカー・ヒストリカル・ツアー 〈Part 2〉 竹村洋子
及川公生の聴きどころチェック
#263 『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』 (Pit Inn Music)
#264 『ジョルジュ・ケイジョ 千葉広樹 町田良夫/ルミナント』 (Amorfon)
#265 『中村照夫ライジング・サン・バンド/NY Groove』 (Ratspack)
#266 『ニコライ・ヘス・トリオfeat. マリリン・マズール/ラプソディ〜ハンマースホイの印象』 (Cloud)
#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』 (ECM/ユニバーサルミュージック)
オスロに学ぶ
Vol.27「Nakama Records」田中鮎美
ヒロ・ホンシュクの楽曲解説
#4『Paul Bley /Bebop BeBop BeBop BeBop』 (Steeple Chase)
:
#70 (Archive) ポール・ブレイ (Part 1) 須藤伸義
#71 (Archive) ポール・ブレイ (Part 2) 須藤伸義
:
#871「コジマサナエ=橋爪亮督=大野こうじ New Year Special Live!!!」平井康嗣
#872「そのようにきこえるなにものか Things to Hear - Just As」安藤誠
#873「デヴィッド・サンボーン」神野秀雄
#874「マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット」神野秀雄
#875「ノーマ・ウィンストン・トリオ」神野秀雄
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