●9/14 「高松宮殿下記念世界文化賞」発表

財団法人日本美術協会(総裁・常陸宮殿下)が主催する「高松宮殿下記念世界文化賞」の第22回受賞者が14日発表された。優れた芸術の世界的な創造者として音楽部門のマウリツィオ・ポリーニ氏ら計5部門で5人が受賞。授賞式は10月13日、東京・元赤坂の明治記念館で行われる。絵画部門:エンリコ・カステラーニ(イタリア・80歳)、彫刻部門:レベッカ・ホルン(ドイツ・66歳)建築部門:伊東豊雄(日本・69歳)音楽部門:マウリツィオ・ポリーニ(イタリア・68歳)演劇・映像部門:ソフィア・ローレン(イタリア・75歳)。

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●9/15「ソングエクス・ジャズ」始動開始

厳しい音楽業界の中にあって、ジャズの新レーベル「ソングエクス・ジャズ」が始動を開始する。9月15日に発売されるリリース第1弾は新世代ながら“皇帝”の異名をとる人気ギタリスト、カート・ローゼンウィンケルの『アワー・シークレット・ワールド』。カートがポルトガルのビッグバンドを相見え、新しい側面をみせる。続いて10月にリリースされるのは『チョコレート・ジニアス/スワンソングス』(SONG-X 002)。


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●9/28 ラムゼイ・ルイスが東京BNでワールド・プレミア

『ジ・イン・クラウド』で一世を風靡したピアニストのラムゼイ・ルイスが新たに書き下ろした組曲を世界で初めて披露する。また、ラムゼイが組曲や 自身の音楽観、キャリアについて語るトーク・ショーの模様は ustreamでライヴ中継される予定。

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●10/01〜ソニー・ロリンズ 生誕80年を祝う

去る9月7日、生誕80年を迎えた(1930年、NY生まれ)巨人ソニー・ロリンズtsが「80歳記念来日ツアー」を敢行する。
メンバーは;
ソニー・ロリンズ(ts)
ボブ・クランショウ(b)
ラッセル・マローン(g)
コービー・ワトキンス(ds)
サミー・フィゲロア(pc)
 10月1日(金)午後6時30分開場 午後7時開演 札幌市民ホール
 10月7日(木)午後6時開場 午後7時開演 東京国際フォーラムホールA
 10月9日(土)午後4時30分開場 午後5時開演 NHK大阪ホール
 10月4日(月)午後6時開場 午後7時開演 JCBホール(追加公演)
 問合せは;読売新聞東京本社文化事業部 03-3561-6346

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●10/09〜10 個展「JAZZ meets 杉田誠一」

本誌でフォト・エッセイ「JAZZ meets 杉田誠一」を連載しているジャズ・フォトグラファーの杉田誠一氏が同名の個展を10/09(土)と10(日)の2日間、みなとみらいホールのホワイエで行う。両日予定されている「横濱ジャズ・プロムナード2010」の一環として「特別展示」される。氏が70年代を中心に欧米で撮影した「JAZZ」の傑作から50点が厳選され、特殊大型プリント用紙にプリントされたものが掲示されるが、頒布用には普通サイズのものが額装されて提供される。キュレーターは大江旅人、デザイナーは海老沢恵美が担当。なお、入場には「ジャズ・プロムナード」のパスが必要となる。

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●10/10 MIZUHOが「横濱ジャズ・プロムナード」出演

去る9月11日、横浜のクラブ「Bar Bar Bar」に初出演、大好評を博した札幌のジャズ・ヴォーカリストMIZUHOが、10月10日(日)3時から、今度は開催中の「横濱ジャズ・プロムナード」のプログラムとして「Bar Bar Bar」に出演する。共演は、9月と同じメンバーで、安斎享p、早坂紗知、永田利樹b、ママドゥ・ローperのカルテット。

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●10/22〜23「阿佐ヶ谷ジャズストリート2010」

今年で16回目を迎えた「阿佐ヶ谷ジャズストリート」は10月22 (金)、23 (土)の二日間にわたって阿佐ヶ谷の街中で繰り広げられる。JR阿佐ヶ谷駅を一歩踏み出せばそこはジャズ一色、パールセンターをはじめけやき並木の街がジャズで溢れる。
今年の「阿佐ヶ谷ジャズストリート」のテーマは<山下洋輔NYトリオからジブリ・ソングまで>、副題を<やっぱりジャズは中央線>とし、山下洋輔のNYトリオの能舞台初登場をはじめ阿佐ヶ谷〜中央線界隈で活躍しているミュージシャンが勢ぞろいし、共通パスポートで全会場自由に入れるパブリック会場13箇所と青空の下、無料で楽しめるストリート会場、そして阿佐ヶ谷のライブハウスやレストランなどのバラエティ会場でさまざまなセッションが繰り広げられる。
恒例の山下洋輔(p)はセシル・マクビー(b)、フェローン・アクラフ(ds)とのニューヨーク・トリオにより神明宮で演奏する。新装成った能舞台でのニューヨーク・トリオのステージは今回が初めてであり、今年の阿佐ヶ谷の最大の呼び物。初回より連続出演のマーサ三宅(vo)、阿佐ヶ谷在住の峰厚介(ts)と阿佐ヶ谷育ちの井野信義(b)を中心とした「阿佐ヶ谷カルテット」、同じく地元の小田陽子(vo)、森崎Bella(vo)、塚越洋子(vo)など中央線ゆかりのミュージシャンが多数出演する。また、<ジブリ・ソングをおしゃれなJAZZで!>というテーマで野口迪生(ds)カルテットの<Jazz For Children>、立石一海(p)トリオの<GHIBLI meets Jazz>が出演、また、ジャズの漫画家、ラズウェル細木の<ジャズ入門講座>等バラエティに富んだプログラムが組まれている。また、無料のストリート会場では杉並区役所リズムテイストや杉並第二小学校ウインドバンド、都庁スイングビーツなどアマチュアバンドも多数出演し、アマ、プロ、市民が一体となってまさに街全体がジャズ一色に染められる二日間になる。
どのパブリック会場にも自由に入れる共通パスポートは1日パスポート:前売り2800円(当日3000円)、2日通しのパスポート:前売り3800円(当日4500円)でローソンチケット、新星堂阿佐ヶ谷店、杉並区文化協会、杉並区地域区民センター、新星堂吉祥寺店、杉並区役所1Fコミュかるショップ、地元のセブン・イレブン、ファミリー・マート等々で発売中。
詳細は阿佐ヶ谷ジャズストリート実行委員会へ;
阿佐ヶ谷ジャズストリート実行委員会:
TEL 03-5305-5075/FAX 03-5305-5074
URL:http://asagayajazzst.com/

<パブリック会場>
■10月22日(金)の夜、恒例の神明宮能舞台での山下洋輔。今回はセシル・マクビー(b)、フェローン・アクラフ(ds)とのニュートーク・トリオ、18:00から2セット行われる。
■同じ10月22日(金)の夜18:00〜阿佐ヶ谷聖ペトロ教会に鈴木良雄(b)の「BASS TALK」が出演。鈴木良雄(b)、井上信平(fl)、野力奏一(p)、岡部洋一(per)
■聖ペトロ教会の23日(土)は14:00〜小田陽子(vo)&エスタシオン、18:30〜北浪良佳(vo)&林正樹(p)+掘込綾(harp)。ハープの響きにのり北浪の溌剌としたボーカルが聴ける。
■産業商工会館の22日(金)は18:30〜小林陽一&ジャパニーズジャズメッセンジャーズが出演。
■産業商工会館の23日(土)の午後12:00〜「Mike Price Quintet」、16:00〜峰厚介(ts)、清水絵里子(p)、井野信義(b)、村上寛(ds)というオールスター・メンバーによる「阿佐ヶ谷カルテット」が登場。 ■中杉通りの新東京會舘では22日(金)の13:00〜新しい試みとして金曜の昼下がりに上保一恵(p)とマリア・エバ(vo)、KAYO(vo)による「昼下がりのジャズ〜オールディーズ」と銘打ったセッションが行われる。18:30〜は新東京會舘恒例の、大御所マーサ三宅さんとDRY MATINI(金城正城・三槻直子)+松尾明 (ds)トリオのヴォーカル・ナイトが楽しめる。
23日(土)の新東京會舘は13:00〜は「GHIBLI meets JAZZ」と銘打って立石一海(p)トリオがジブリ作品を演奏。16:00〜は大橋美加(vo)+松尾明(ds)トリオによる「ジャズで旅するシネマの世界」。 ■細田工務店では23日(土)14:00〜。森崎Bella(vo)グループによる「スピリチュアル・ゴスペル」
■阿佐ヶ谷北口・河北総合病院看護専門学校講堂では、22日(金)19:00〜石崎忍(as)3+萩原亮、23日(土)15:00〜三寺順也(tb)クインテット、18:00〜高内晴彦(g)カルテットが出演。
■ルーテルむさしの教会では22日(金)16:00〜「Jazz For Children」と題し野口迪生カルテットがジブリ・ソング等を演奏。
■阿佐ヶ谷教会では22日(金)18:00〜ニュー・スパニッシュ・デュオ UNOが出演。
■阿佐ヶ谷地域区民センターでは22日(金)18:00〜清水万紀夫(cl)カルテット+稲葉社子(vo)が出演。
■同じく阿佐ヶ谷地域区民センターの23日(土)12:3 0〜は池田篤(as)トリオ、15:30〜「アカペラジャズ」と題してうみねこやが出演。
■杉並第一小学校体育館では23日(土)11:00〜杉並第一小学校ジュニアバンド、13:0
0〜警視庁音楽隊が出演(ここまでは無料)15:00〜野口久和クインテット+矢野眞道(vo)登場、そして18:00〜阿佐ヶ谷ジャズストリート恒例のスーパージャムセッションが行われる。
■杉並学院SGホールでは22日(金)花岡詠二(cl)ディキシー・ランブラーズ。23日(土)14:30〜杉並学院中学・高等学校吹奏楽部(無料)、19:00〜相川等(tb)The Latin Jazz Clanが出演。
■阿佐ヶ谷中学校体育館では23日(土)13:00〜阿佐ヶ谷中学校吹奏楽部、14:15〜ビッグウイングジャズオーケストラ(ここまでは無料)、16:00〜下田卓(tp、vo)とカンザスシテイ・バンド、17:00〜Please&Praise。
■西部信用金庫阿佐ヶ谷支店では22日(金)18:00〜塚越洋子(vo)が出演。
<ストリート会場(無料)>
■阿佐ヶ谷駅南口・駅前広場噴水前では22日(金)14:00と23日(土)12:00〜の両日ともHIBI★Chazz-K、後藤輝夫(ts)の「ごめんね」が出演。
■阿佐ヶ谷駅北口・パサージュ前では23日(金)15:00〜と24日(土)14:00〜竹内郁人(as)クインテットが演奏。
■パールセンターでは22日(金)16:00〜矢野忠と青空ロマンス楽団他が出演、また23日(土)は早稲田大学ニューオルリンズジャズクラブ、HIBI★CHAZZ−K「世界へ音楽の架け橋」等も出演。
■杉並区役所前では22日(金)12:00〜杉並区役所音楽部リズムテイスト、ニューディキシーモダンボーイズが阿佐ヶ谷ジャズストリートのスタートを飾る。22日(金)の17:30〜津軽三味線&ジャズ・山本大トリオが演奏。23日(土)は11:00〜都庁スイングビーツ、杉並第二小学校ウインドバンド、さんあい杉並スイングノーツ、杉並サニーサウンズ、ゆう杉並OFFICIAL JAZZ TEAM、ダンディ・キャッツ・オーケストラが出演。
■恒例のジャズウォークとしてニューディキシーモダンボーイズが22日(金)と23日(土)の13:00から阿佐ヶ谷の街を練り歩く。また24日は早稲田大学ニューオルリンズジャズクラブもジャズウォークを行う。
■世尊院幼稚園第二園庭では23日(土)14:00〜コール・ピアチェーレが演奏。
<バラエティ会場>
■ライブ・イヴェントとしてはマンハタン、クラヴィーア、とり成、鈍我楽、バルト等阿佐ヶ谷のライブハウスやレストラン等28店舗がそれぞれ趣向をこらしたライブ・メニューを揃えてさまざまなセッションを行う。

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●11/29 菊地成孔ダブ・セクステット 東京BN出演

菊地成孔率いるダブ・セクステテットが11/29日東京ブルーノートに出演する。一夜限りのスペシャル・ライヴ。

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FIVE by FIVE 注目の新譜


NEW1.31 '16

追悼特集
ポール・ブレイ Paul Bley

FIVE by FIVE
#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』(ピットインレーベル) 望月由美
#1278『David Gilmore / Energies Of Change』(Evolutionary Music) 常盤武
#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』(NoBusiness Records) 斎藤聡
#1280『Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz / Protean Reality』(Clean Feed) 剛田 武
#1281『Gabriel Vicens / Days』(Inner Circle Music) マイケル・ホプキンス
#1282『Chris Pitsiokos,Noah Punkt,Philipp Scholtz / Protean Reality』 (Clean Feed) ブルース・リー・ギャランター
#1283『Nakama/Before the Storm』(Nakama Records) 細田政嗣


COLUMN
JAZZ RIGHT NOW - Report from New York
今ここにあるリアル・ジャズ − ニューヨークからのレポート
by シスコ・ブラッドリー Cisco Bradley,剛田武 Takeshi Goda, 齊藤聡 Akira Saito & 蓮見令麻 Rema Hasumi

#10 Contents
・トランスワールド・コネクション 剛田武
・連載第10回:ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報 シスコ・ブラッドリー
・ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま
第1回 伝統と前衛をつなぐ声 − アナイス・マヴィエル 蓮見令麻


音の見える風景
「Chapter 42 川嶋哲郎」望月由美

カンサス・シティの人と音楽
#47. チャック・へディックス氏との“オーニソロジー”:チャーリー・パーカー・ヒストリカル・ツアー 〈Part 2〉 竹村洋子

及川公生の聴きどころチェック
#263 『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』 (Pit Inn Music)
#264 『ジョルジュ・ケイジョ 千葉広樹 町田良夫/ルミナント』 (Amorfon)
#265 『中村照夫ライジング・サン・バンド/NY Groove』 (Ratspack)
#266 『ニコライ・ヘス・トリオfeat. マリリン・マズール/ラプソディ〜ハンマースホイの印象』 (Cloud)
#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』 (ECM/ユニバーサルミュージック)

オスロに学ぶ
Vol.27「Nakama Records」田中鮎美

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説
#4『Paul Bley /Bebop BeBop BeBop BeBop』 (Steeple Chase)

INTERVIEW
#70 (Archive) ポール・ブレイ (Part 1) 須藤伸義
#71 (Archive) ポール・ブレイ (Part 2) 須藤伸義

CONCERT/LIVE REPORT
#871「コジマサナエ=橋爪亮督=大野こうじ New Year Special Live!!!」平井康嗣
#872「そのようにきこえるなにものか Things to Hear - Just As」安藤誠
#873「デヴィッド・サンボーン」神野秀雄
#874「マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット」神野秀雄
#875「ノーマ・ウィンストン・トリオ」神野秀雄


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