Vol.74| 峰 厚介
1973 東京
text by Seiichi SUGITA




 ジャズがジャズであった時代__。もの狂おしい1960年代〜1970年代。
 師匠・朝倉俊博の影響で、みんなが大好きな新宿・ゴールデン街では、飲まず、しばしば通ったのは、緑苑街。もっぱらサントリーのホワイトでしたね。<ふらて>では日本酒。たいてい店の奥でひとり静かに秋田明大(日大全共闘)が飲んでいる。ジャズが聴きたくなると酋長とつやさんの<セ・ラヴィ>。もともとは、ゴールデン街から移ってきた店で、後の<バードランド>。<バードランド>は現在の<ピット・イン>である。
 新宿がジャズの街ということなのだけれども、どうもなじめずというか、まあ、群れるということが大嫌いなんだろうね。
 で、たとえば、一番手よりも二番手の方がぼくにはしっくりくる。服飾でいえば、VANよりも絶対JUNなのである。VANは来日ジャズ・ミュージシャン=米・アイビー・ルック(アメリカン・トラッド〜カジュアル)というコンセプトで、TV、ラジオ、印刷媒体、等を駆使して大成功。ダサイ、日本の男のファッション=生き方に大変革をもたらす。
 はっきりいって、大嫌いではないのだけれども、どうもしっくりフィットしない。ぼくは二番手のJUNや三番手(?)のJAZZなんてブランドの方がお気に入りなのである。
 ライブ・スポットでいうと、ぼくがバイトをしてた新宿<ピット・イン>よりも、池袋<JUNクラブ>の方がしっくりくるのである。ちなみに、1969年6月に創刊した『JAZZ』誌の表4広告は、<JUNクラブ>である。<JUNクラブ>は池袋駅西口にある。つまり、ニューヨーク<サックス 5thアベニュー>を買収しようとした東武デパート側。近所に<天グ>という、うなぎのキモの専門店がある。<BICカメラ>進出以前の頃である。まだ、<文芸座>が元気な頃というわけ。<JUNクラブ>の1階は、完璧な、JUNのブティック。その2階が<JUNクラブ>。広告のプレゼン=打合せは、秋葉原のJUNの本社で行われる。参考までに、1969年6月の出演は、加藤健、小林陽一、フリー・ジャムセッション、須藤文秋、ジョージ大塚トリオ(市川秀男p、寺川正興b)、峰厚介、苫米地義久、中村誠一、川崎燎。ジョージ大塚(ds)トリオは別格として、もっとも夢中になったのは、峰厚介である。世代的なこともあるのだろうけれども、豊住芳三郎(ds)とも仲良くなったのは<JUNクラブ>である。豊住は、ブラジル人と所帯を持ち、腰痛に悩んでいるときく。
 最後に峰厚介と出会ったのは、<Bitches Brew(R)>。マネジャーとぶらり飲みにやって来る。TAKEO KIKUCHIとのコラボ“スタンダード”(Geneon)を制作中であったはずだから、2008年1月である。その前に出会ったのは、二子玉川にあるイッセー尾形の事務所。久しぶりに、しこたま飲む。
 というわけで、今回のメインテーマ「かつてジャズがジャズであった時代」に初めて行われた峰厚介とのインタビューというわけ。
 ジャズの情報発信源は、ニューヨークの磁場である。語り出すときりがないが、少しく情況にタイム・スリップ__。キー・パースンは、プーさん(菊地雅章p)である。
 1970年夏、プーさんはエルヴィン・ジョーンズ(ds)・コンボの一員として迎え入れられる。6月には一時帰国として、“フロム・ニューヨーク”と銘打って夏までに本全国ツアー。そのメンバーがハンパじゃないのですよ。日野皓正(tp)、峰厚介(ts)、ジュニ・ブース(b)、エリック・グラバット(ds)。この時点で、日野以外はすべて“from New York”なのです。峰はそれまでアルト吹きであったが、ソプラノ、テナーもものにし、マルチ・リード奏者となりつつある。
 ジュニ・ブースは、マッコイ・タイナー(p)を、エリック・グラバットは、<ウェザー・リポート>を支えている。
 まさに、ニューヨークの息吹きがおそろしく“リアル”に“いま”あるということ。
 さて、峰との初ロング・インタビューは、1973年10月、再び渡米する直前に行われた。その時点で渡米中の日本人ミュージシャンには、大野俊三、鈴木良雄、増尾好秋、益田幹夫、岸田恵二、村上寛、福村博、川崎燎、笠井紀美子らである。
 まがうことなくニューヨークは、ジャズの情報発信源=磁場ではあった。

__アメリカへは何時?
「9月の中頃まで仕事が入っているので、それが済み次第。こっちにいても仕事がないからね(笑)」
__今度はかなり長期間?
「向こうへ行って、まあそれなりの収穫はあったんだけど。一応目標は1年。1年ほど居れば、何か出来るんじゃないんですか?」
__アメリカに惹かれた理由は?
「レコードでは、こっちに居ても素晴らしいものが聴けるけど、生演奏はどうしてもコンサートになっちゃうでしょ。向こうのジャズ・クラブで聴くのは、同じ生演奏でも何か違うんだな。それにサックスの勉強ももっとしたいし。この前行ったときは、ただビックリしちゃって、今度はそのビックリをもっと減らしてみたいと。でもまた、行けばビックリするんだろうけど」
__別に具体的な仕事のためとか、学校に行くとかではなく、暮らすことで、t-タルにジャズを直視するというか...。
「出来ることなら、向こうのミュージシャンと広く接して、勉強したい。そいうちゃんとした場が、向こうにはあるしね」
__当分はどこに?
「ちょうど増尾(好秋)ちゃんが、こっちに来てる頃なんで、空いている間、そこへチンさん(鈴木良雄)と一緒にと思っています。こっちで勝手に決めちゃってるんです(笑)。最初は、プーさんの部屋を引き続き借りられるなんて話もあったんだけど、なんかエルヴィンと喧嘩して、ポール・ブレイの所に行ったようなんだけど。駄目になっちゃったんです(笑)。
__ビックリしたのは主として?
「一番最初に聴いたのがエルヴィン。テクニックだけじゃなく、レコードとはまったく違うんですね」
__<ヴィレッジ・ヴァンガード>?
「そうそう、プーさんが入ってて。やはり、ニューヨークならではっていう何かがあるんだな。音楽を離れてもニューヨークへは行きたい。プラスになるかマイナスになるかは判らないけど」
__プーさんの影響は多大なものがあるが、一緒に始めたきっかけは?
「<JUNクラブ>で本田(竹曠)君なんかとやってた頃、プーさんが帰ってきて、銀座<ジャンク>に入り浸りだったんですね。<ジャンク>のマスター、ゲンさんが『プーさんがやりたいって言ってるよ』なんていうから、冗談でしょうなんてね(笑)。そしたら、本当にプーさんから電話がかかってきて。例のボソボソっとした口調でね。もう無我夢中ですよ。こっちは(笑)」
__色々と勉強になった?
「まず、俺は、ハーモニーに疎いから、それが勉強になった。それに音楽家としての生き方、人間的な面でも影響を受けている。
__もう少し、プーさん観を。
「怖いってことはないけど、厳しいひと。でもやっぱり、弱いところもあって、俺の好きなタイプですね」
__プーさんと係わりつつも、自分のグループのことは志向した?
「いや、あまり」
__ケメコ(笠井紀美子)のレコードなんかで、歌伴やってる時でも、自分のグループという意識はない?
「いや、自分のグループという意識はある。でも、自分の考えている歌伴というのは出来なかった。まあ、要するに、自分のリーダーとしての力量がないということかな。色々神経使わなきゃいけないし、嫌になって、即、解散しちゃった。リーダーとしてやってみると、メンバーがプーさんのときにやっていたのと全然違って見えるわけ。リハーサルのときでも、自分は真剣ににやりたいのに、そうじゃなかったりしてね」
__同世代と感じる人は?
「本庄っていうドラマーかなあ。チンさんあたりとは全然違う。ずうっと向こうに行っててね。悪い言い方すれば、チンさんは学生気分が抜けていない」
__峰さんが生まれたのは?
「昭和19年。チンさんは21年だね」
__ぼくは20年生まれですけど、宮田(英夫、fl)とも違う?
「ええ、宮田さんは1つ上」
__クラシックをやってたんだけど、本田竹曠は一緒?
「いや、本田君はひとつ下だね」
__演奏する側として、世代意識はある?
「そりゃあ、出来上がったものには出ちゃうね」

 

__高校中退とありますが、ジャズに魅せられた?
「高校の頃、最初クラシックが好きだった。15歳のときかな、オーケストラみたいなところに入った。最年少で、入団テストのときは、フルートの譜面で1音上げて吹いてくれというのがあった。たまたま、学校ではそのフルートのパートを吹いていたわけ(笑)。で、学校やめたときは、アルバイトでラテン・バンドとかタンゴ・バンドとかで、クラリネットを吹いていた。もちろん、バイトは学校では許されていなかった。教務主任と俺と何回も喧嘩してた。試験前の時間に呼び出し食って、喧嘩しちゃって、もう試験どころじゃないよね。やる気もなくなって。
 じゃあ、来なきゃいいんですかってひと言いったら、まあそんなところですよっていうんで、即、やめちゃった。嫌な学校ですよ。
__言わせるわけですね。
「そう。それで退学届もってったわけよ(笑)。次の日、何か取りに行ったら、退学処分になっていた。やっぱり処分の方が学校側にとっては都合がいいのかな?」
__学校側に問題がありありですからね。で、音楽の世界に最初に入ったのは?
「初めは少年合唱団。中学の時、ボーイ・ソプラノだったんですよ(笑)。それから、ブラ・バンに入って。クラリネットに向いている奴がいないから、お前やれって先生におわれて。
__小学校の頃は?
「少年合唱団にいた(笑)。姉が、合唱団の先生にピアノを習っていたから。
 親父は浪花節、母はオンチ、兄は歌謡曲(笑)」
__ジャズを始めたきっかけは?
「高校に入ってから、MJQを聴いてから。ラテン・バンドの人たちに、有楽町<ママ>に連れてかれて、かしこまって聴いていた。アルトを買って、バンドの休憩時間なんかに独学で練習したんです。かなりたって(渡辺)貞夫さんと仕事が一緒のときなんかに教えてもらったりして。
__最初にジャズで出たのは、赤羽<ミドリ屋>あたり?
「そうです。メンバーは小原哲次郎(ds)、ベースが“国分寺のスシ屋”。リードが加藤(久鎮)さん。ピアノは島田ハジメ。 __渡辺貞夫がボストンから持ち帰ったバークリー理論の影響は?
「俺が最初に習ったには、貞夫さんが帰国直後、銀座で開いた学校。黒板に書くのがみんな英語なわけ。全然判んないから困った(笑)。で、やっぱりやめちゃった。
__ヤマハへは?
「全然行ってない」
__ヤマハ・リハーサル・バンドって何?
「最初は、生徒だけだったんだけど、途中から誘われて、ヤマハとは関係ないんだけど(笑)。最初はアルト、それからテナーに変わった。一時は凄くいい雰囲気で、皆やる気で楽しかったんだけどね」
__やっぱり、パーカーとか聴いてた?
「あんまり、パーカーは聴いていなかった。
__今の若い人は、コルトレーンをパーカーのように聴くらしい。
「う〜ん、そうじゃないかな。俺はその間くらい。(ジャッキー)マクリーンとか、(エリック)ドルフィーとか、マッコイ・タイナーとかゲイリー・ピーコックとか。まあ、あんまり聴いてる方じゃないなあ。好きなものだけでね(笑)」
__音に対しては真面目とかいうか、忠実?
「音は大切にしたいといつも思ってるけど、冒険みたいなものもいつもしている」
__前衛?
「前衛って、どういう形のものをいうの?」
__いわゆるフリーっていうのではなく、前衛=アバンギャルドの意識!
「俺がやろうと思っていることとは違う。興味もないし、だから聴かない(笑)。自分が持ってるフリー・フォームというものはあるけれどもね」
__マルチ・リード志向について。
「アルトやってるときから、テナーの方が多かった。やっぱりテナーの方が表現力が広いと思うからね。ソプラノは、アルトでは表現できないものを表現したかった。まだ、判ってない部分が多い。面白い。だから、いま、凄く楽しいですよ。テナーはまだまだ覚束ないから、息が苦しいけれど」
__“中庸”が自分の生活信条?
「そうではないと思うんだけど」
__バランスとかコントロールにひどく気を使っている?
「それは確かにある。メンバーに、いつも曲のバランスというものは考えてくれといっている」
__今、最も惹かれる人は?
「惹かれるっていっても...ああ、いいなって人はいますけど。でも決して、それは自分には結びつかない。プーさんがいれば、彼の名前が出るかも知れないけれどもね」
__要するに、目的にする人はいない?
「そういう人はいるけどね。例えば、日野(皓正)さんとかさ。結果じゃなくて、方法しか音楽に対する考え方みたいなのがね。貞夫さんには、彼なりの考え方があるし、ただそれが自分には通じないだけでね」
__自分自身で、より強力な主張を持ちたいということ?
「う〜ん、そうだね」
__いま、ほとんどオリジナルですか?
「うん、ほとんどね。割と今みたいな感じになった。奇をてらったものだったら、凄く嫌らしさを感じるけど、自然に変わったものだから、悪くいわれようと、別にどうってことない。それ以前に、こっちはもう考えてる」
__演奏活動の場は?
「<タロー>と<ピット・イン>と<ジャンク>と、あとは<アズ・スーン・アズ>。8月迄やっていた。
__生活的にはどう?
「いやあ、それだけでは絶対に食っていけないね」
__そういう場は、歩合制?
「そうねえ。大概そうだけど、<ジャンク>は、入ろうが入るまいが、幾らってきまっている」
* 参考までに、<Bitches Brew>は、チャージ・バック、それも100%キャッシュ・バックです。
__レコードも、1枚売れて幾らって契約?プーさんみたいな、専属契約ではなく。
「うん、そうだね」
__今までレコードに参加している数は、随分ある? リーダーだけでもかなり。
「自分のっていうのは5枚かな。あと、サードのがかなりあり、自分でもビックリ(笑)」
註:『峰 厚介ファースト/モーニング・タイド』(日本フォノグラム 1970)
『峰 厚介/MINE』(TBM 1970)
『峰 厚介/セカンド・アルバム』(TBM 1972)
『峰 厚介/ダグリ』(ビクター 1973)

__ライブとスタジオでは意識する?
「意識するときもある」
__向こうにいかれた後のグループは?
「うん、解散ということで。板橋(文夫)も11月頃行きたいっていってるし、
(村上)寛も行くなんていっている(笑)」
__あっちのミュージシャンと落ち着いてしまう?
「それはないんじゃないかな」
__でも、また、寂しくなりますね。

「ジャズがジャズであった」時代__。かつて、煮えたぎるホットな情報発信源=磁場は、アップル・コア=ニューヨークではあった。ヨーロッパや東京であった時代もあった。はたして、ジャズはもうとっくに、死滅しているのか?
 サン・ラ&ソーラー・アーケストラの『太陽中心世界』(ESP)じゃないけれども、ぼくが、今いる場こそが、“センター・オブ・ザ・ワールド”たりたいと本気で考え始めている。

杉田誠一
杉田誠一:
1945年4月、新潟県新発田市生まれ。
1965年5月、月刊『ジャズ』、
1999年11月、『Out there』をそれぞれ創刊。
2006年12月、横浜市白楽に
cafe bar Bitches Brew for hipsters onlyを開く。
http://bbyokohama.exblog.jp/
著書に『ジャズ幻視行』『ジャズ&ジャズ』
『ぼくのジャズ感情旅行』。
http://www.k5.dion.ne.jp/~sugita/cafe&bar.html
及川公生のちょっといい音空間見つけた >>

♪ Live Information

9/2 Fri ●●●●(cl,ts,fl,b-cl) 大由鬼山(尺八)
9/3 Sat “モチ・ラボ” 望月孝(g)他
9/9 Fri ”G2us” 高谷秀司(g) マサ大家(g)
9/10 Sat ”モチ・ラボ” 望月孝(g)他
9/16 Fri “モチ・ラボ” 望月孝(g)他
9/17 Sat “伽藍”山内勝司(b) 井上史朗(b)
“MANDOG” 宮下敬一(g, synth)
“dbap” サトウアキラ(Light Show)
9/19 Mon ”JUNマシオ&イエロー・ジャズ・プロジェクト”
犬妾まり子(vo) 高木潤一(g) JUNマシオ(MC,vo、笛、perc)
9/23 Fri BUL松原(vo) 橋本けんいち(p)
9/24 Sat “モチ・ラボ” 望月孝(g)他
9/30 Fri 鈴木公二(ts) 岩村明記(ds) 中山朋(b)
10/2 Sun 沖至(tp) ●●●●(cl,ts,fl,b-cl)
10/7 Fri 大由鬼山(尺八)●●●●(cl,ts,fl,b-cl)
10/8 Sat ジャズ・プロムナード《午前》《夜》の部
●●●●(cl,ts,fl,b-cl) つの・けん(ds)
10/9 Sun ジャズ・プロムナード《午前》《夜》の部
●●●●(cl,ts,fl,b-cl) つの・けん(ds)
10/14 Fri さが・ゆき(vo)
10/15 Sat 斎藤勇二(b) 李 康男(ds)
10/22 Sat 金剛 督(ts,fl) 林あけみ(p)
10/28 Fri BUL松原(vo) 橋本けんいち(p)
10/29 Sat ●●●● vs 杉田誠一
11/2 Wed 竹内 直(ts,fl,b-cl)
11/4 Fri 大由鬼山(尺八)
11/5 Sat 相沢史郎 vs 杉田誠一
犬音まり子(vo) 大由鬼山(尺八)

問)Btches Brew 杉田 090-8343-5621

JAZZ TOKYO
WEB shoppingJT jungle tomato

FIVE by FIVE 注目の新譜


NEW1.31 '16

追悼特集
ポール・ブレイ Paul Bley

FIVE by FIVE
#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』(ピットインレーベル) 望月由美
#1278『David Gilmore / Energies Of Change』(Evolutionary Music) 常盤武
#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』(NoBusiness Records) 斎藤聡
#1280『Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz / Protean Reality』(Clean Feed) 剛田 武
#1281『Gabriel Vicens / Days』(Inner Circle Music) マイケル・ホプキンス
#1282『Chris Pitsiokos,Noah Punkt,Philipp Scholtz / Protean Reality』 (Clean Feed) ブルース・リー・ギャランター
#1283『Nakama/Before the Storm』(Nakama Records) 細田政嗣


COLUMN
JAZZ RIGHT NOW - Report from New York
今ここにあるリアル・ジャズ − ニューヨークからのレポート
by シスコ・ブラッドリー Cisco Bradley,剛田武 Takeshi Goda, 齊藤聡 Akira Saito & 蓮見令麻 Rema Hasumi

#10 Contents
・トランスワールド・コネクション 剛田武
・連載第10回:ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報 シスコ・ブラッドリー
・ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま
第1回 伝統と前衛をつなぐ声 − アナイス・マヴィエル 蓮見令麻


音の見える風景
「Chapter 42 川嶋哲郎」望月由美

カンサス・シティの人と音楽
#47. チャック・へディックス氏との“オーニソロジー”:チャーリー・パーカー・ヒストリカル・ツアー 〈Part 2〉 竹村洋子

及川公生の聴きどころチェック
#263 『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』 (Pit Inn Music)
#264 『ジョルジュ・ケイジョ 千葉広樹 町田良夫/ルミナント』 (Amorfon)
#265 『中村照夫ライジング・サン・バンド/NY Groove』 (Ratspack)
#266 『ニコライ・ヘス・トリオfeat. マリリン・マズール/ラプソディ〜ハンマースホイの印象』 (Cloud)
#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』 (ECM/ユニバーサルミュージック)

オスロに学ぶ
Vol.27「Nakama Records」田中鮎美

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説
#4『Paul Bley /Bebop BeBop BeBop BeBop』 (Steeple Chase)

INTERVIEW
#70 (Archive) ポール・ブレイ (Part 1) 須藤伸義
#71 (Archive) ポール・ブレイ (Part 2) 須藤伸義

CONCERT/LIVE REPORT
#871「コジマサナエ=橋爪亮督=大野こうじ New Year Special Live!!!」平井康嗣
#872「そのようにきこえるなにものか Things to Hear - Just As」安藤誠
#873「デヴィッド・サンボーン」神野秀雄
#874「マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット」神野秀雄
#875「ノーマ・ウィンストン・トリオ」神野秀雄


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