Vol.58 | 食べある記 XIII(2014年)

text by Masahiko YUH
photos:VOLCAN (古賀恒雄 Tsuneo Koga), EDMAR & GONZALO (佐藤拓央 Takuo Sato), 提供:Blue Note Tokyo

♪ 1/09 ゴンサロ・ルバルカバ<VOLCAN>と1/12 エドマール・カスタネーダ

 しばらくぶりの<食べある記>。今回はキューバ出身の2人のピアニストの演奏から始めよう。これは思わぬ収穫だった。1人はゴンサロ・ルバルカバで、もう1人がホルヘ・ルイス・プラッツ。
 “思わぬ収穫”と書いた理由は、ありていに言えば演奏を実際に聴くまでは大した期待を抱いてはいなかったからだ。たとえば、ゴンサロ・ルバルカバの場合、エレクトリック・キーボードに挑戦するというので話題になったコンサート(1月9日、ブルーノート東京)ではあるものの、彼が電化キーボードを演奏するイメージが何ひとつ湧かない私には、ワクワクするような期待はまったくと言っていいくらいなかった。恐らく彼がエレクトリック・ピアノ演奏にポリシーを変える転機があったのだろう。といっても、あれほど全身全霊で打ち込んできたアコースティック・ピアノの演奏から転換するだけの内容を、にわか仕立てにさえ見える彼のエレクトリック・ピアノの演奏に期待する方が無理だと、私は半ば決めつけていた。ところが、それが思わぬ感銘を生むのだから分からないものだ。浅薄な思い込みでアーティストの演奏の良し悪しをあらかじめ決めつける愚を、演奏が始まって間もなく思い知った私は恥じた。
 ゴンサロ・ルバルカバが結成したこの新しいユニットは<VOLCAN>という。“火山”を意味する<VOLCAN>ならではの、20年ぐらい前にハバナ(キューバ)郊外のコヒマルで体験したサンテリア儀式の陶酔を思い起こさせる神秘性をも秘めた、ホットで熱狂的なビートとリズムが強烈なサウンド。アコースティック・ピアノのはす向かいにエレクトリック・キーボードをセットしたゴンサロは、テーマやリズムの提示では主にエレクトリック・キーボードを、テーマ提示が終わって自身のソロの番になると椅子をほんの少し回してアコースティック・ピアノに専念するというパターンでほぼ全編を通した。ユニットは4人編成で、アルマンド・ゴラ(el-b)、オラシオ・エル・ネグロ・エルナンデス(ds)、ジョヴァンニ・イダルゴ(conga)という顔ぶれ。ベースのゴラ以外は日本でもよく知られた名手たちで、来日演奏の経験もある。ベースのアルマンド・ゴラは昨年3月の<食べある記>で紹介したキルギス共和国生まれの米ピアニスト、エルダー・ジャンギロフ・トリオのベーシストとして来日した。どんな経緯で<VOLCAN>のメンバーになったかは分からないが、他のメンバーとの関係を念頭に置けば彼もキューバ出身か、キューバと何らかの縁を持つミュージシャンかもしれない。
 VOLCANの音楽は、いわばキューバの強烈なリズムとエイトビートに代表される現代的なポップビートとが融合しあった刺激的で攻撃的なリズムとサウンドの奔流となって、聴く者の脳髄になだれこむ。それはしかし、サルサ的なダンス・ファンタジーとは正反対ともいうべきサウンド。キューバの野性的リズムと現代のエイトビートとの合体を通して生み出されるサウンドの豊かさと、それが引き金となって脳髄が刺激される快感とが、VOLCAN独特の世界を形作っていると言っていいだろう。加えて、ゴンサロのアコースティック・ピアノによるソロが、自由無碍なテクニックから生み出されるその多彩なストーリーを展開していくことで、聴く者を二重に惹きつける。ときには緩やかなボレロや、エイトビート化したルンバやチャチャチャをしのばせる曲を挿入して、流れに変化を与えることも忘れない。中ではキューバと縁が深かった故ディジー・ガレスピーのバップ時代の古典「Salt Peanuts」のVOLCAN化が痛快でさえあった。そういえば、BeBop はリズムの8分音符化による革新だったことを思い返せば、ゴンサロたちの狙いは的を得ているといっていい。
 VOLCAN が登場する前に、南米コロンビアのハープ奏者エドマール・カスタネーダが1曲披露した。2度目の来日だというが、私は初めて。
 彼はジャズ演奏に特化した独特の革新的奏法の持ち主で、まるで手品師の手練手管を目の当たりにするような、信じがたいハープ・テクニックを披露して聴衆を驚かせた。

 2日後の1月12日、彼はゴンサロ・ルバルカバを伴って現れた(同ブルーノート)。ジャズ(系)では珍しいピアノとハープのデュエット。この演奏でもゴンサロはエレクトリック・キーボードを併用したが、ソロでは例外なくアコースティック・ピアノに専念した。何よりカスタネーダのテクニックに驚かされたり、終いには魅了されたあげく虜になったり。左手はベース・ラインを外すことはない。ベース進行から解放されているときも右手を鼓舞するなど絶えず目まぐるしい動きを持続させ、片時も休んでいる暇はない。一方、右手の華麗にして流麗なパッセージは彼の当意即妙な即興演奏の翼のように活きいきと輝く。カラフルな音の連なりを目の当たりにして聴いていると、ハープが何やら魔法の音の宝石箱に見えてくる。互いにソロ演奏を1曲ずつ(ゴンサロ・ルバルカバはチャーリー・ヘイデンの「ファースト・ソング」)。中にはVOLCAN同様にヒップホップ風あり、フラメンコ風あり、と多彩。どの曲でも陶酔の境地へとヒートアップして聴衆を圧倒した。アンコールの「リベル・タンゴ」が通り一遍の演奏とはならないあたり、カスタネーダとルバルカバの演奏家としての天性の輝かしい才能を見る思い。堪能した。

♪ 1/26 ホルヘ・ルイス・プラッツ

 もう1人のピアニスト、ホルヘ・ルイス・プラッツ。プログラムを見るまでは彼のことは何も知らなかった。冊子には1956年、キューバのマグエイ生まれとある。華やかな受賞経歴があるわけではないが、2007年のアムステルダム・コンセルトヘボウが主宰するマスター・ピアニスト・シリーズでの初リサイタル以後、ピアニストとしてのキャリアが劇的に開花したとあるので、注目されるようになってから5、6年。初めて聴くピアニストなので、私には期待するか否かという以前の存在だった。
 プラッツの演奏を聴いたのは東京フィルハーモニー交響楽団の2014年最初の定期公演(1月26日、渋谷オーチャードホール)で、タクトを振ったのはわずか27歳というヴェローナ(イタリア)生まれのアンドレア・パッティストーニ。プラッツが登場したのはオープニングのインディオ交響曲(チャベス作曲)のあと。曲はガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」だった。派手なジェスチュアを見せるわけでもなく、媚を売るタイプでもないこのピアニストに好感を持ち始めたのは、演奏が始まってしばらくしてからである。それはどういうことだったか。
 このピアニストは「ラプソディー・イン・ブルー」をちょうど詩的な幻想曲のように解釈して演奏に臨んだらしい。つまり、全体の演奏が、たとえばシューマンのピアノ協奏曲(イ短調)のように、あたかも幻想的なピアノ・コンチェルトを彷彿させる構成と運びをとっていることに、ふと気がついたのだ。プラッツは決して大向こう受けするタイプのピアニストではないし、うっかりすると極々(ごくごく)平凡な演奏に思われかねないような、少なくとも聴く者に強くアピールする情動性を表に出して演奏する人ではない。だが、私には初めての体験だったと言っていいほど、味わい深いガーシュウィンだった。キューバを愛したガーシュウィンに時を超えて共振する演奏を、私はプラッツのピアノに見出した。ソロが表立つ箇所ではまるでピアノ・ソナタのようにたっぷりと表情をつけ、オケと一体化するところでは指揮者の運びと合体しつつ当時のニューヨークの活気に満ちた喧噪を象徴するかのような盛り上がりを描いてみせた。
 このパッティストーニという指揮者がまた、生気に富む弾けるリズムを浮き立たせる演奏を導きだし、プラッツの表現に添ったガーシュウィン作の造形に貢献するタクトぶりを見せた。チャベス作品では指揮棒がすっぽ抜けて飛んでいったら怖いと思わせるほどのエネルギッシュな指揮ぶり。まだ20代の若さを考えると、やがてどんな指揮者に成長するかと、将来が楽しみではある。

♪ 1/17 黒沼ユリ子

  1980年、メキシコ市に「アカデミア・ユリコ・クロヌマ」を開校し、日本とメキシコの友好に深く寄与してきた黒沼ユリ子がとうとう日本へ帰ってくると、コンサート(1月17日、紀尾井ホール)の最後に告げた。長い間、本当にご苦労様でした。コンサート評は丘山万里子さんがお書きになるだろうから、詳細は彼女のリポートをご覧いただきたいが、第1部のヘンデル(ソナタ第4番)が柔らかなポエジーをたたえていて、個人的にはそのぬくもりが何ともいえず気持よかった。マルティヌー(セレナーデ第2)や、清瀬保二(レント)などどの曲にもいえることだが、彼女の誠実さゆえに音楽が映える様が気持よい。

♪ 1/25 タチアナ・ヴァシリエヴァ

 ヴァイオリンに続いてはチェロ。日本フィルハーモニー交響楽団の東京定期公演(井上道義指揮/1月25日、サントリーホール)での、タチアナ・ヴァシリエヴァがソロイストをつとめたショスタコーヴィチの「チェロ協奏曲第1番変ホ長調作品107」。この曲はもっとプログラムに載ってもいい佳曲だと思うが、作品の異色性ゆえか生では滅多に聴けない。何といっても第3楽章(全4楽章)がチェロのカデンツァで通される点がユニーク。全曲を通して感心したが、とりわけ約6分ほどのカデンツァで彼女は当代を代表するチェリストとしての優れた技能と豊かな音楽性とを発揮して聴く者を惹きつけて放さなかった。さすがロストロポーヴィチ国際コンクールで優勝(2001年)して注目された逸材だけのことはある。

♪ 1/22+23 アヴィシャイ・コーエン
Photos:
Trio 撮影:佐藤拓央(提供:Blue Note Tokyo)
Solo 撮影:米田泰久(提供:COTTON CLUB)

 弦楽器の最後はベース。この数年ジャズ界で最も熱い注目を集めているベース奏者といえば、やはりアヴィシャイ・コーエンだろう。イスラエルを代表するジャズ・ミュージシャンだが、現在の彼はジャズの伝統的なメソッドや縛りにとらわれず、イスラエル人としての自らのアイデンティティに即した独自の方向性と考え(アイディア)に最大の関心を払って演奏を展開している。今回は2夜続けて聴いた(1月22日、丸の内・コットンクラブ/同23日、ブルーノート東京)。両夜とも「インタールード」から「スーフ」に始まって、「アメジスト」や後半の「セヴン・シーズ」などすべてコーエン自身のオリジナルで通し、しかも和声進行にそったジャズ独特の演奏展開とは違う独自のメソッドで、中東地域の民話や詩歌が聴こえてくるような哀調を帯びたメロディーを特徴とする旋律曲やフォークソングで聴衆の喝采を浴びた。コーエン・トリオが創りだす音楽はもはやジャズを超え、<イスラエル・ジャズ>と括弧つきで呼びたくなる音楽でもあった。ピアノはコーエンとのデュオ吹込も評判になったニタイ・ハーシュコヴィッツで、ドラムスはオフリ・ネヘミヤの代役ながら感性豊かな表現力をもつ新鋭。この2人がコーエンと目と目で会話を重ねながら散文詩を歌い上げていく風情の、3者による隙のない演奏にはほとほと感心した。楽曲には「C♯マイナー」、「ト短調の変奏曲」、「変ト長調の変奏曲」など、題名以前の表題を持つ曲が少なくない。それが何を意味しているかは分からないが、それらの旋律がイスラエルやアラブ地域の哀愁を帯びた曲調を響かせているところから、たとえばイスラエル風モード・ジャズと呼んでもおかしくはない。  彼のライヴを見るのは初めてだが、コーエンのベース・テクニックには驚嘆せずにはいられなかった。超絶技巧といえば簡単だが、そんな言い回しとは無縁のしたたかなベース技法だった。何よりこんなピッチの正確なベース奏者はいない。チック・コリアがかつて“驚くべきベースの天才”と激賞した言葉にいささかも偽りがないことを改めて確認した。

♪ 2/03 エリソ・ヴィルサラーゼ

 感銘を受けたといえば、ロシア・ピアニズムの系譜下にあるエリソ・ヴィルサラーゼのリサイタル(2月3日、すみだトリフォニーホール)。大好きなシューマンの「交響的練習曲op13」に期待して聴衆の1人となったが、第1部のブラームス(ピアノ・ソナタ第1番ハ長調op1)から圧倒された。リヒテルからも賞賛された彼女の強力なピアニズム(いや厳格なロシアン・ピアニズムというべきか)が冒頭から炸裂する。まさに真正面から何の衒いもない、まさしく誠実に向き合った力強い演奏を繰り広げ、鍵盤上にロシアン・ピアニズムの聖堂がそそり立つかのようなディグニティの輝く音宇宙を開陳してみせた。ごまかしを絶対に許さない期待以上の演奏だった。モーツァルトやハイドンの演奏といい、最後のシューマンといい、こうも音の在り方が変わる演奏というのは最近では初めて体験したような気がする。作曲家へのこよなく敬愛すべき思いが彼女の場合、妙な野心や独り合点で作品との距離をうやむやにすることはない。作曲家に対する真摯な思いが各作品の持味や響きの違いとなって現れた、かかる演奏を体験した充足感は久しぶり。

♪ 「ウォルト・ディズニーの約束」

 最後は、定石を破って試写会で見た映画で締めくくりたい。3月後半に封切られる予定の「ウォルト・ディズニーの約束」である。
 数々の楽しい映画を世に送り出し、ミッキーマウスやディズニーランドの生みの親として、今でも世界中の人々から親しまれているウォルト・ディズニー(1901~66)が世を去って、早くも半世紀が経とうとする中、彼の恐らくは最大と言ってもいいエピソードを映画化した作品。それは、ミュージカル映画の金字塔といわれる『メリー・ポピンズ』にまつわる秘話の映画化で、主人公のディズニーには人気俳優のトム・ハンクス、原作の「メリー・ポピンズ」を書いた女流作家P.L.トラヴァースには英国の名女優エマ・トンプソンが扮し、ヴェテランならではの味のある演技を闘わせている。両ヴェテランとも過去2度のアカデミー賞に輝いた名優。そんな2人の顔合わせだけに演技のぶつかりあいが興味深い。
 『メリー・ポピンズ』といえばこの映画でアカデミー賞の主演女優賞に輝いたジュリー・アンドリュースだが、この映画はこの原作が映画化されるまでの紆余曲折を題材にしたもので、この映画自体がそのジュリー・アンドリュースの歌と演技で記録的な大ヒットを記録したミュージカル映画に触れることはまったくない。1934年に発刊された原作はいわば児童小説(文学)だが、この本を読んですっかり虜になった娘のダイアンの願いを叶えてやろうと決心したのが父親のウォルト・ディズニーだった。これがこの映画の出発点。ところが、作者のパメラ・リンドン・トラヴァースがあれこれと難癖をつけてディズニーの映画化に首を縦に振らない。映画化への彼の申し出じたいは40年代初めだったらしいが、20年余にわたってトラヴァースの許諾を得られない状態が続いたという。なぜか。
 映画は60年代初頭にどんな説得にも応じないトラヴァースにディズニーが頭を抱えるところから始まる。転機はディズニーがトラヴァースの本名を知ったときに訪れた。魔法を使って子供たちを喜ばせる『メリー・ポピンズ』という、いかにも英国的なお伽噺を生んだトラヴァースの本名がヘレン・リンドン・ゴフだと知ったディズニーは、トラヴァースがオーストラリア生まれであること、彼女が8歳のとき死別した英国生まれの父に対する頑な愛情(一種のファーザー・コンプレックス)に隠れた秘密があることを知る。ある意味で理不尽な最期を迎えた父親の死を受け容れられなかった彼女は、父親の悲しみを背負ったまま父親の幻影の中に生き続ける決心をし、その悲しみから解放されるのに6年もかかったという。母親も入水自殺をはかった。「メリー・ポピンズ」はそうした大好きな父と母の悲しみをトラヴァースが心に秘め続けた中で誕生したが、それらの事実を知ったディズニーは最終盤、映画化を拒否して関係を絶とうとしたトラヴァースをロンドンに訪ね、ひとつの約束をした。この後は映画を実際に見て、その約束とは何だったか、「メリー・ポピンズ」の映画化に全人生を賭けようとしたディズニーの情熱に触れていただきたい。劇中に何度か登場するソングライターのシャーマン兄弟(64年度アカデミー賞の作曲賞と歌曲賞受賞)によるリハーサル・シーンや、トラヴァースがただ1人心を開いたディズニー社の専属ドライヴァーとの心温まる言葉のやりとりなど、笑わせたり、ほろりとさせたり、2時間の長さを忘れさせる見応えのある映画だ。かつてのミュージカル映画を知る人はむろん見ていない人にもご覧になることをお薦めしたい。
 ちなみに、彼女は1924年にシドニーからロンドンに渡り、文筆活動を開始するようになってパメラ・トラヴァースを名乗り、詩人のジョージ・ラッセルやイェイツと交流するようになる。その後30年代には神秘思想家のグルジェフと出会って傾倒するようになる。このグルジェフは作曲もよくした思想家で、キース・ジャレットが彼の楽曲を集めた『Sacred Hymns of G.I.Gurdjeff (祈り)』(ECM)を吹き込んでいることは、キースのファンならご存知だろう。私の隠れた愛聴盤でもある。この1作が機縁となってわが国でもグルジェフの名が広く知られるようになったのだ。(2014年2月8日記)

悠 雅彦

悠 雅彦:1937年、神奈川県生まれ。早大文学部卒。ジャズ・シンガーを経てジャズ評論家に。現在、洗足学園音大講師。朝日新聞などに寄稿する他、「トーキン・ナップ・ジャズ」(ミュージックバード)のDJを務める。共著「ジャズCDの名鑑」(文春新書)、「モダン・ジャズの群像」「ぼくのジャズ・アメリカ」(共に音楽の友社)他。

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FIVE by FIVE 注目の新譜


NEW1.31 '16

追悼特集
ポール・ブレイ Paul Bley

FIVE by FIVE
#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』(ピットインレーベル) 望月由美
#1278『David Gilmore / Energies Of Change』(Evolutionary Music) 常盤武
#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』(NoBusiness Records) 斎藤聡
#1280『Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz / Protean Reality』(Clean Feed) 剛田 武
#1281『Gabriel Vicens / Days』(Inner Circle Music) マイケル・ホプキンス
#1282『Chris Pitsiokos,Noah Punkt,Philipp Scholtz / Protean Reality』 (Clean Feed) ブルース・リー・ギャランター
#1283『Nakama/Before the Storm』(Nakama Records) 細田政嗣


COLUMN
JAZZ RIGHT NOW - Report from New York
今ここにあるリアル・ジャズ − ニューヨークからのレポート
by シスコ・ブラッドリー Cisco Bradley,剛田武 Takeshi Goda, 齊藤聡 Akira Saito & 蓮見令麻 Rema Hasumi

#10 Contents
・トランスワールド・コネクション 剛田武
・連載第10回:ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報 シスコ・ブラッドリー
・ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま
第1回 伝統と前衛をつなぐ声 − アナイス・マヴィエル 蓮見令麻


音の見える風景
「Chapter 42 川嶋哲郎」望月由美

カンサス・シティの人と音楽
#47. チャック・へディックス氏との“オーニソロジー”:チャーリー・パーカー・ヒストリカル・ツアー 〈Part 2〉 竹村洋子

及川公生の聴きどころチェック
#263 『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』 (Pit Inn Music)
#264 『ジョルジュ・ケイジョ 千葉広樹 町田良夫/ルミナント』 (Amorfon)
#265 『中村照夫ライジング・サン・バンド/NY Groove』 (Ratspack)
#266 『ニコライ・ヘス・トリオfeat. マリリン・マズール/ラプソディ〜ハンマースホイの印象』 (Cloud)
#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』 (ECM/ユニバーサルミュージック)

オスロに学ぶ
Vol.27「Nakama Records」田中鮎美

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説
#4『Paul Bley /Bebop BeBop BeBop BeBop』 (Steeple Chase)

INTERVIEW
#70 (Archive) ポール・ブレイ (Part 1) 須藤伸義
#71 (Archive) ポール・ブレイ (Part 2) 須藤伸義

CONCERT/LIVE REPORT
#871「コジマサナエ=橋爪亮督=大野こうじ New Year Special Live!!!」平井康嗣
#872「そのようにきこえるなにものか Things to Hear - Just As」安藤誠
#873「デヴィッド・サンボーン」神野秀雄
#874「マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット」神野秀雄
#875「ノーマ・ウィンストン・トリオ」神野秀雄


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