●3/29 W.ネルソン+W.マルサリスがレイ・チャールス追悼CD

ウィリー・ネルソンとウィントン・マルサリスがノラ・ジョーンズをゲストに迎え、レイ・チャールス・トリビュートのアルバムをリリースした。このアルバム『Here We Go Again~Live in NY』(Blue Note)は、レイ・チャールスを敬愛するカントリー・ミュージックの大御所ウィリーと現役ジャズ・トランぺッターの最高峰ウィントンが2009年2月に開催したコンサートをライヴ収録したもの。レイ・チャールスのヒット・ナンバーが12曲網羅されている上に、ウィリーとノラのデュエットもあり、日本盤ではノラをフィーチャーした<ユー・ドント・ノウ・ミー>がボーナス・トラックとして追加収録されている。


[4.24.2011] Page Top >


●4/26 ビル・フリゼール 858 Quartet 新譜

ル・フリゼールの 858 Quartetの新譜『Sign of Life』がリリースされ、全米ツアーが同時進行している。858 Quartetはストリングスのみによるバンドで、フルゼールのギターに、ジェニー・シャインマン(vln)、アイヴィンド・カング(vla)、ハンク・ロバーツ(clo)。CDプロデューサーはリー・タウンゼント、マスタリングはグレッグ・カルビ。http://bit.ly/hFv6tv


[4.24.2011] Page Top >


●4/26 ハイナー・シュタドラーの『バード&モンク』CD化

発売当時(1978)センセーションを巻き起こしながら廃盤のままにされていたハイナー・シュタドラーの『Tribute to Bird and Monk』がついにCD化される。
シュタドラーは70年代中期に作・編曲家としてデヴュー、自身のレーベルLabor Recordsから自作をリリースしていたが、1978年、チャーリー・パーカーとモンクの作品を独自にアレンジ、プロデューサー、マイケル・カスクーナが当時のNYジャズシーンの新進気鋭のミュージシャンを結集して録音、Tomatoレーベルからリリースしたもの。斬新なアレンジと先鋭的な熱演で永らく再発が待望されていたが、自身のLabor Recordsから遂に再発が実現した。CD化にあたってはオリジナル・マスターから名手マルコム・アディがディジタル化を担当した。演奏陣は、サド・ジョーンズcor、ジョージ・アダムスts、ジョージ・ルイスtb、スタンリー・カウエルp、レジー・ワークマンb、レニー・ホワイトds。


[4.24.2011] Page Top >


●5/19〜22 ビクトリアビルで第27回FIMAV

アヴァンギャルド性を打ち出した大胆なプログラミングで知られる「International Festival Musique Actuelle Victoriaville」(FIMAVまたはVICTO)が今年で27回目を迎え、5月19日から4日間カナダのビクトリアビル(ケベック州)で開催される。VICTOの出演者には地元やカナダのミュージシャンも多いが、今年の国際組はペーター・ブロッマン(ソロとトリオ)、アンソニー・ブラクストン(7人編成)の他、日本から巻上公一が日露混成トリオ「アヤ」を率いて出演する。なお、「アヤ」の新作『Tokyo Taiga』がTzadikレーベルから6月10日リリース予定。
http://www.fimav.qc.ca/en/edition/horaire/


[4.24.2011] Page Top >

 


●6/01 ゴンサロ・ルバルカバの新譜

コンテンポラリー・ジャズ・ピアノを代表するキューバ出身のゴンサロ・ルバルカバの新譜『FE … Faith』が、自身のレーベル5 Passionからリリースされる。すでに数十作のアルバムをリリースしているゴンサロが原点に立ち返り、キューバンのルーツに基づくオリジナルや影響を受けた先達の作品を捉え直した演奏が収録されている。オマージュとしては、ディジー・ガレスピーの<コン・アルマ>、コルトレーンの<ジャイアント・ステップス>、マイルス/ビル・エヴァンスの<ブルー・イン・グリーン>。

[4.24.2011] Page Top >


●6/3〜12 第28回バーリントン・ジャズ・フェス

今年で28回目を迎えるバーモント州バーリントンの「バーリントン・ディスカヴァー・ジャズ・フェスティバル」が6月3日から10日間にわたって行われる。バーリントン・ジャズ・フェスは、ジャズを中心に、ブルース、ファンク、ラテンを交えて、コンサート、ダンス、ジャム、ストリート・パーティ、クルージング、懇親パーティなどさまざまな形態で行われるのが特徴。5万人の集客を見込んでいる。主な出演者は、ハービー・ハンコック、ベラ・フレック、ポンチョ・サンチェス、ロイ・ハーグローヴ、ロバータ・ガンバリーニ、マイラ・メルフォード、ビッチェズ・ブリュー、シェイラ・ジョーダン、ジェイ・クレイトンなど。http://www.discoverjazz.com/

[4.24.2011] Page Top >


●7/10〜16 第35回ヴィトリア=ガステイス・ジャズ・フェス

毎年豪華ラインナップで知られるスペイン・バスク自治州の州都ヴィトリア=ガステイスで開催されるジャズ・フェスティヴァルが今年35回目を迎える。今年最大の呼び物は昨年『ヴィトリア組曲』をリリースした、パコ・デ・ルシアをゲストに迎えたウィントン・マルサリスとジャズ・アット・リンカーン・センター・オーケストラ。ヴィトリア組曲は、ウィントンがジャズ/ブルースとフラメンコの融合を試みた2枚組の意欲作。主な出演者は他に、ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、マーカス・ミラー、ナイジェル・ケネディ、ルベン・ブラデス、ジェイミー・カラム、フレッド・ハーシュなど。7月10日から1週間にわたって市内4カ所の会場で挙行され、NYジュリアード音楽院の出張クリニックも予定されている。http://www.jazzvitoria.com/

[4.24.2011] Page Top >

WEB shoppingJT jungle tomato

FIVE by FIVE 注目の新譜


NEW1.31 '16

追悼特集
ポール・ブレイ Paul Bley

FIVE by FIVE
#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』(ピットインレーベル) 望月由美
#1278『David Gilmore / Energies Of Change』(Evolutionary Music) 常盤武
#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』(NoBusiness Records) 斎藤聡
#1280『Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz / Protean Reality』(Clean Feed) 剛田 武
#1281『Gabriel Vicens / Days』(Inner Circle Music) マイケル・ホプキンス
#1282『Chris Pitsiokos,Noah Punkt,Philipp Scholtz / Protean Reality』 (Clean Feed) ブルース・リー・ギャランター
#1283『Nakama/Before the Storm』(Nakama Records) 細田政嗣


COLUMN
JAZZ RIGHT NOW - Report from New York
今ここにあるリアル・ジャズ − ニューヨークからのレポート
by シスコ・ブラッドリー Cisco Bradley,剛田武 Takeshi Goda, 齊藤聡 Akira Saito & 蓮見令麻 Rema Hasumi

#10 Contents
・トランスワールド・コネクション 剛田武
・連載第10回:ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報 シスコ・ブラッドリー
・ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま
第1回 伝統と前衛をつなぐ声 − アナイス・マヴィエル 蓮見令麻


音の見える風景
「Chapter 42 川嶋哲郎」望月由美

カンサス・シティの人と音楽
#47. チャック・へディックス氏との“オーニソロジー”:チャーリー・パーカー・ヒストリカル・ツアー 〈Part 2〉 竹村洋子

及川公生の聴きどころチェック
#263 『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』 (Pit Inn Music)
#264 『ジョルジュ・ケイジョ 千葉広樹 町田良夫/ルミナント』 (Amorfon)
#265 『中村照夫ライジング・サン・バンド/NY Groove』 (Ratspack)
#266 『ニコライ・ヘス・トリオfeat. マリリン・マズール/ラプソディ〜ハンマースホイの印象』 (Cloud)
#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』 (ECM/ユニバーサルミュージック)

オスロに学ぶ
Vol.27「Nakama Records」田中鮎美

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説
#4『Paul Bley /Bebop BeBop BeBop BeBop』 (Steeple Chase)

INTERVIEW
#70 (Archive) ポール・ブレイ (Part 1) 須藤伸義
#71 (Archive) ポール・ブレイ (Part 2) 須藤伸義

CONCERT/LIVE REPORT
#871「コジマサナエ=橋爪亮督=大野こうじ New Year Special Live!!!」平井康嗣
#872「そのようにきこえるなにものか Things to Hear - Just As」安藤誠
#873「デヴィッド・サンボーン」神野秀雄
#874「マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット」神野秀雄
#875「ノーマ・ウィンストン・トリオ」神野秀雄


Copyright (C) 2004-2015 JAZZTOKYO.
ALL RIGHTS RESERVED.