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明治6年の気象観測開始以来初のまる一日30度超えをした8月11日、都心では38.3度を観測、練馬のウチのアパート前のアスファルト路上は42.7度を観測、目測。


<track 268> 『神々の音楽 −神道音楽集成−』 (日本伝統文化振興財団) 2013
神社神道の祭祀、実況録音だ。ざっざっと神主が歩む音、鳥のざわめき、蝉の声、沸き立つ雅楽、フィールドレコーディング耳でもかなりいけてる、かしこみかしこみ、
さすが越境するジャズの先を見据えていた岡島豊樹師、このような当時発売の4枚組LPボックスをお持ちになられているとは・・・、
1976年(昭和51年)第31回文化庁芸術祭レコード部門優秀賞を受賞した作品のCD完全復刻盤が登場した。http://search.japo-net.or.jp/item.php?id=VZZG-2
昨年は『舞楽 春鶯囀一具(しゅんのうでんいちぐ)』、タガララジオ26 track145で掲げた、身動きできない撒きビシ盤として、その演奏強度に圧倒されていたわけだけど、
こちらの神道音楽集成のほうは、なんかさー、日本語の成り立つ頃のイントネーションとか質感が残っているカンジ、西洋音楽で受信する枠組み以前の日本語での「うた」のありよう、に、触れられる稀有な録音が収録されている。
「阿知女作法」という御神楽がある。松村禎三の代表曲「阿知女」と関連するはずだ。
教派神道系では、黒住教、金光教、大本のものが収録されており、天理教はこの収録企画を辞退したそうだ。聴いてみたいやな。
美保神社の巫女神楽(5:12)を早朝にヘッドフォンで聴いていたら、ウチの近所でばあさんたちがざわざわ騒いでいるんじゃないかと周囲をきょろきょろしてしまうフィールドレコーディング体験。
文京区の水道橋図書館は見識が高く、この復刻資料を蔵書していたんだが、練馬区には無いのが寂しい。港区も品川区も新宿区も、無い。

<track 269> Hushes / Bonoit Delbecq and Fred Hersch Double Trio from 『FUN HOUSE』 (songlines) 2013
録音風景 > http://vimeo.com/58387908
天才は天才を知る。盤。
ノエル・アクショテと組んでいたリサイクラーズの『Rhymes』1994(http://www.allmusic.com/album/rhymes-mw0000435321)から20年になるのか。フランスの天才鍵盤奏者ブノワ・デルベック。ジョー・マネリとともに世界標準にするんだと騒いでいた当時のおれ。
天使の指フレッド・ハーシュ(ブラッド・メルドーの先生)に心酔するのはここ数年。昨年の6月に「あなたに影響を与えた10CD」の回答をメールでもらっていた。デルベックの名盤『Pursuit』が挙げられていたのにのけぞっていたわけだけど、そうか、共演盤をものにしていたのか!
Sonny Rollins: Live at the Village Vanguard
Benoit Delbecq: Pursuit
Charles Mingus: Mingus, Mingus, Mingus
Miles David: Friday and Saturday Night at the Blackhawk
Thelonious Monk: Alone in San Francisco
Earl Hines: Plays Ellington
Duke Ellington: Hi-Fi Ellington Uptown
Bach: Partitas and 2- and 3-part Inventions (Glenn Gould)
Ravel: Music for Piano (Martha Argerich)
Scriabin: Sonata (Anton Kuerti)
痙攣する審美を貫くデルベックに、ハーシュのタッチだなんて、怖ろしくて考えたこともなかったぜ。ダブル・ピアノ・トリオで録音するなぞ、天才は天才を知るのだがわたしは天才ではないのでここで何が起こっているのか、ようわからんのだ。
1曲目「Hushes」の点描される音の現出は、とても2つのピアノトリオには思えない。
あんたら一体何やってるんや。
この「Lonely Woman」は、まあ、エンディングのオマケみたいなわかりやすい仕様だが。
You Tube 「Lonely Woman」 >http://www.youtube.com/watch?v=Mh7B5WqW5EA


<track 270> September / The Claudia Quintet
ジョン・ホーレンベックの欧米での評価はめっちゃ高い。グラミー・ノミネーテッドだし。
トニー・マラビー盤で、こいつ変態やな、と、注目して、リーダー作『Eternal Interlude』大傑作にのけぞっていた才能。
棒読み変態王クリス・スピードがレギュラー・メンバーであることも、底知れぬ魅力を保証している。

<track 271> Soul Serenade / King Curtis 1964
You Tube >https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=TCfqnQOLzCA
Face Book で流れてきて「あー、いい曲だ」と思って数日経つと、投稿を発掘するのに日が暮れてしまうことがよくある。
キング・カーティス
1971年8月13日。John Lennonのアルバム「Imagine」のリハを終えた夜、N.Y.の自宅アパート前で麻薬中毒者と口論、ナイフで刺され、搬送先の病院で死亡。37歳。
ライブ・ヴァージョンのほうもいいなあ
"Soul Serenade" (live) King Curtis & The Kingpins

<track 272> m b v / my bloody valentine 2013
she found now - m b v - my bloody valentine > http://www.youtube.com/watch?v=rBKjhgHGVZs
2013年2月2日に、突如22年ぶりのニュー・アルバム発表が告げられた伝説のバンド、マイ・ブラディ・ヴァレンタイン。
世界を一変させた『ラブ・レス』1991と、何も変わっちゃいない?だろうか?
おれがクリス・スピードとメアリー・ハルヴァーソンの音程の揺らぎに過敏になるのは、そこにマイブラ体験の深刻なトラウマがあるからなのだと、今気付いた。この空間の歪みかたを、あまたのシューゲイザー・フォロワーたちは実現できていない。

<track 273> Kayhan Kalhor and Erdal Erzincan Vahdat Hall Concert
You Tube > http://www.youtube.com/watch?v=_8fAscnvkyM
Face Book で流れてきたECM新譜、イランの音楽、これがアイヒャー・プロデュースになるとどう音像が変化してくるだろう。

<track 274> Lineal / Nick Hennies
You Tube > http://www.youtube.com/watch?v=MSQ69cKuibE
この音響にのけぞる。これを聴きたかった!
Consumer Waste(レコード会社)が、Patrick Farmerがレビューした記事をリンクしていたNick Henniesなるアーティストの新譜『Flourish』、いいタイトルだわ、と、購入してみたら、ヴィブラフォンがふわんふわん鳴るだけの、「え?別人じゃね?」的な別方向クオリティ。
『Lineal』という盤を買うべきだったのだ。この音自体へのフェチもある、変化する仕方のインプロヴァイズと揺らぎ成分のありよう、ほとんど人間の意図から離れている感じもする、この空間性!ほとんどトモコ・ソバージュ(福島恵一さんの講演「耳の枠はずし」でかかった)のネクスト・ステージにあるように思う。
仕事の昼休みにおれはこの曲を口ずさむ。よだれをたくさん使うがな。周囲無人限定。

<track 275> カスバの女 / エト邦枝
You Tube > https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=PMzr49s7xTQ
「ここは地の果てアルジェリア。」
1955年(昭和30年)、『カスバの女』を発表。
当初はそれほどヒットしたとは言えなかったが、1967年(昭和42年)に緑川アコや沢たまきにカヴァーされ著名な作品となった。
本曲を作詩した大高ひさをは『カスバの女』を書くにあたっては、第二次世界大戦前に日本で公開されたジュリアン・デュヴィヴィエ監督作品で、ジャン・ギャバン主演のフランス映画『望郷 (1937年の映画)』を下敷きとしたことを語っている。ちなみに大高ひさを自身は「一度もアルジェリアへ行ったことがなかった」とのことである。

<track 276> GO FOR IT!! / 西野カナ 2012
西野カナ LIVE 2013 - GO FOR IT!! & Always
You Tube > http://www.youtube.com/watch?v=_pkLp23MWOw
キース・ジャレット、松田聖子、hitomi、そして西野カナ。
超音波の成分を持っている稀有なヴォイスの持ち主。
誰よりも早くこれを言っておかないとな。

<track 277> Human Error / Flying Dutchman 2011
You Tube > http://www.youtube.com/watch?v=Q5p283KZGa8
ジョージ・ラッセルとガトー・バルビエリのレーベルじゃないんだ。
ヒューマン・エラーだぜ!
反原発ソングだ。
注意しなければならないのは、このベース、リズム、グルーヴの演奏力の高さだ。
Niseko-Rossy Pi-Pikoe:1961年、北海道の炭鉱の町に生まれる。東京学芸大学数学科卒。元ECMファンクラブ会長。音楽誌『Out There』の編集に携わる。音楽サイトmusicircusを堀内宏公と主宰。音楽日記Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review。
追悼特集
ポール・ブレイ Paul Bley
:
#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』(ピットインレーベル) 望月由美
#1278『David Gilmore / Energies Of Change』(Evolutionary Music) 常盤武
#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』(NoBusiness Records) 斎藤聡
#1280『Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz / Protean Reality』(Clean Feed) 剛田 武
#1281『Gabriel Vicens / Days』(Inner Circle Music) マイケル・ホプキンス
#1282『Chris Pitsiokos,Noah Punkt,Philipp Scholtz / Protean Reality』 (Clean Feed) ブルース・リー・ギャランター
#1283『Nakama/Before the Storm』(Nakama Records) 細田政嗣
:
JAZZ RIGHT NOW - Report from New York
今ここにあるリアル・ジャズ − ニューヨークからのレポート
by シスコ・ブラッドリー Cisco Bradley,剛田武 Takeshi Goda, 齊藤聡 Akira Saito & 蓮見令麻 Rema Hasumi
#10 Contents
・トランスワールド・コネクション 剛田武
・連載第10回:ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報
シスコ・ブラッドリー
・ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま
第1回 伝統と前衛をつなぐ声 − アナイス・マヴィエル 蓮見令麻
音の見える風景
「Chapter 42 川嶋哲郎」望月由美
カンサス・シティの人と音楽
#47. チャック・へディックス氏との“オーニソロジー”:チャーリー・パーカー・ヒストリカル・ツアー 〈Part 2〉 竹村洋子
及川公生の聴きどころチェック
#263 『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』 (Pit Inn Music)
#264 『ジョルジュ・ケイジョ 千葉広樹 町田良夫/ルミナント』 (Amorfon)
#265 『中村照夫ライジング・サン・バンド/NY Groove』 (Ratspack)
#266 『ニコライ・ヘス・トリオfeat. マリリン・マズール/ラプソディ〜ハンマースホイの印象』 (Cloud)
#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』 (ECM/ユニバーサルミュージック)
オスロに学ぶ
Vol.27「Nakama Records」田中鮎美
ヒロ・ホンシュクの楽曲解説
#4『Paul Bley /Bebop BeBop BeBop BeBop』 (Steeple Chase)
:
#70 (Archive) ポール・ブレイ (Part 1) 須藤伸義
#71 (Archive) ポール・ブレイ (Part 2) 須藤伸義
:
#871「コジマサナエ=橋爪亮督=大野こうじ New Year Special Live!!!」平井康嗣
#872「そのようにきこえるなにものか Things to Hear - Just As」安藤誠
#873「デヴィッド・サンボーン」神野秀雄
#874「マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット」神野秀雄
#875「ノーマ・ウィンストン・トリオ」神野秀雄
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