●9/08 ランドスライド・レコード廃盤2作の配信開始

ランドスライド・レーベルは、20年以上廃盤となっていた名盤2作のデジタル配信を開始した。ダン・ウォール(p)の『ソング・フォー・ザ・ナイト』(LDCD1002)と故デイヴィッド・アール・ジョンソン(perc)の『ルート・トゥ』 (LDCD1003)。ウォールのアルバムには、スティーヴ・グロスマン(ss)、マイク・リッチモンド(b)、ジミー・マディソン(ds)が参加、ジョンソン・トリオにはジョン・アバークロンビー(g)とダン・ウォールがオルガンで参加している。アバークロンビーとウォールは後にオルガン・トリオを組みECMにレコーディング、来日も経験している。

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●9/13 ロイ・ヘインズ 86才の新作『ロイ・ヤリティ』

最高齢の現役ドラム・マスター、ロイ・ヘインズが新作『Roy-alty(ロイ・ヤリティ)』(Drefyus) をリリースした。レギュラー・グループ「ファウンテン・オブ・ユース」-Jaleel Shaw(as), Martin Bejerano(p), David Wong(b) , Roy Haynes (ds)-にロイ・ハーグローヴ(tp)とチック・コリア(p)がゲスト参加。ロイとチックは、モンクの<オフ・マイナー>と即興の<オール・ザ・バーズ・アー・オープン>の2曲でデュオを披露。
なお、ロイ・ヘインズと「ファウンテン・オブ・ユース」は、世界最高のタップ・ダンサー、セヴィアン・グローヴァーをゲストに迎え、11/28(月)〜30(日)東京ブルーノートへの出演が予定されている。


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●9/19 NYニュー・スクール創立25周年を祝う

ニューヨーク・ダウンタウンに立地し、多くの現役ジャズ・ミュージシャンが講師を務めることで知られるジャズとコンテンポラリー・ミュージックの専門校ニュー・スクールが、去る9月19日、ハイライン・ボールルームで創立25周年を祝った。

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●9/24 JLC 新シーズンのオープニング・ナイト

“ジャズの総本山”ジャズ・アット・リンカーン・センター(JLC)の新シーズン2011-2012のオープニング・ナイトは、“ジミー・ヒースとジョン・ヘンドリックスとの一夜”。ふたりのNEAジャズ・マスター、ジミー・ヒース(sax, 1926~)とジョン・ヘンドリックス(vo, 1921~)に、ジョンの娘でヴォーカリストのアリアとミシェル、ボビー・マクファーリン(vo)、ダイアン・リーヴス(vo)などが集う。NYリンカーン・センターのフレデリック P.ローズ.ホールにて。

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●10/13 ウィントン・マルサリス 生誕50年を祝う

生誕50年を迎えたウィントン・マルサリス(tp)を祝うコンサートが10月12日から15日まで、自身が音楽監督を務めるジャズ・アット・リンカーン・センターで予定されている。マーカス・ロバーツ(p)などのゲストを迎えるジャズ・アット・リンカーン・センター・オーケストラ(JLCO)とマルサリスの共演コンサートは8時から2時間にわたって行われるが、13日のコンサートはPBS(公共放送)でライヴ中継される。

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●10/13 ヨアヒム・キューン新作ソロ『フリー・イビサ』リリース

ソロ作が少なくないドイツのピアニスト、ヨアヒム・キューン(1944~)の新作ソロ『フリー・イビサ』がジャン=ジャック・プシオウの主宰する outnote Recordsからリリースされる。リッチー・バイラークのソロ『インプレッションズ・オブ・トーキョー東京点描』に続くシリーズの最新作。

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●11/13 ZOOT FEST 2011

“アル&ズート”のコンビで知られるズート・シムズ(1925.10.29 - 1985.3.23)とアル・コーン(1925.11.24 - 1988.2.15)の栄誉を称え、さらに“ロフト・ジャズ”の写真家ユージン・スミス(1918.12.30 - 1978.10.15、日本では写真集『ミナマタ』の社会派カメラマンとして知られる)を追悼するフェスティバルが、11月13日、ペンシルヴァニアのESUイースト・ストラウズバーグ・ユニヴァーシティで予定されている。
ESUにはアル・コーンから寄贈されたジャズ・コレクション・ライブラリーがあるが、この度、ズート・シムズのコレクションも寄贈されることになり、ここに往年の“アル&ズート”が再結成されることとなった次第。
ユージン・スミスは821 Sixth Avenueの自宅ロフトをジャズ・ミュージシャンに解放、演奏風景を写真と録音で後世に遺す作業に励んだことで知られる。
フェスティバルには、フィル・ウッズ、ボブ・ドロウ、ビル・クロウ、ルー・タバキンなどが参加、収益はジャズ・ライブラリーの維持・管理などに使われる。


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FIVE by FIVE 注目の新譜


NEW1.31 '16

追悼特集
ポール・ブレイ Paul Bley

FIVE by FIVE
#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』(ピットインレーベル) 望月由美
#1278『David Gilmore / Energies Of Change』(Evolutionary Music) 常盤武
#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』(NoBusiness Records) 斎藤聡
#1280『Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz / Protean Reality』(Clean Feed) 剛田 武
#1281『Gabriel Vicens / Days』(Inner Circle Music) マイケル・ホプキンス
#1282『Chris Pitsiokos,Noah Punkt,Philipp Scholtz / Protean Reality』 (Clean Feed) ブルース・リー・ギャランター
#1283『Nakama/Before the Storm』(Nakama Records) 細田政嗣


COLUMN
JAZZ RIGHT NOW - Report from New York
今ここにあるリアル・ジャズ − ニューヨークからのレポート
by シスコ・ブラッドリー Cisco Bradley,剛田武 Takeshi Goda, 齊藤聡 Akira Saito & 蓮見令麻 Rema Hasumi

#10 Contents
・トランスワールド・コネクション 剛田武
・連載第10回:ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報 シスコ・ブラッドリー
・ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま
第1回 伝統と前衛をつなぐ声 − アナイス・マヴィエル 蓮見令麻


音の見える風景
「Chapter 42 川嶋哲郎」望月由美

カンサス・シティの人と音楽
#47. チャック・へディックス氏との“オーニソロジー”:チャーリー・パーカー・ヒストリカル・ツアー 〈Part 2〉 竹村洋子

及川公生の聴きどころチェック
#263 『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』 (Pit Inn Music)
#264 『ジョルジュ・ケイジョ 千葉広樹 町田良夫/ルミナント』 (Amorfon)
#265 『中村照夫ライジング・サン・バンド/NY Groove』 (Ratspack)
#266 『ニコライ・ヘス・トリオfeat. マリリン・マズール/ラプソディ〜ハンマースホイの印象』 (Cloud)
#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』 (ECM/ユニバーサルミュージック)

オスロに学ぶ
Vol.27「Nakama Records」田中鮎美

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説
#4『Paul Bley /Bebop BeBop BeBop BeBop』 (Steeple Chase)

INTERVIEW
#70 (Archive) ポール・ブレイ (Part 1) 須藤伸義
#71 (Archive) ポール・ブレイ (Part 2) 須藤伸義

CONCERT/LIVE REPORT
#871「コジマサナエ=橋爪亮督=大野こうじ New Year Special Live!!!」平井康嗣
#872「そのようにきこえるなにものか Things to Hear - Just As」安藤誠
#873「デヴィッド・サンボーン」神野秀雄
#874「マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット」神野秀雄
#875「ノーマ・ウィンストン・トリオ」神野秀雄


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