●1/11 NEA ジャズ・マスターズ30周年記念

NEA(National Endowment for the Arts)が主宰する「ジャズ・マスターズ」が今年30周年を迎え、去る1月11日、NYジャズ・アット・リンカーン・センターのF.P.ローズ・ホールで2012年度の授賞式と祝賀コンサートが盛大に挙行された。今年、NEAジャズ・マスターに指名されたのは、既報の通り、ジャック.・ディジョネットds、ヴォン・フリーマンts、チャーリー・ヘイデンb、シーラ・ジョーダンvo、ジミー・オウエンスtpの5名。
当夜の模様は、JALCのwebcastで完全収録、視聴が可能で、JALCオーケストラの文字通り胸のすくような快演や受賞者の妙技を楽しむことができる。
http://www.jalc.org/neajazzmasters/
スチルは;http://www.arts.gov/artworks/?p=11587


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●1/20 ECM2012年度第1回ジャズ・リリース3作

ECMの2012年度第1回ジャズ・リリースの3作が発表された。 『トルド・グスタフセン・カルテット/ザ・ウェル』(ECM2237)、『ティム・バーン/スネイクオイル』(ECM2234)、『アンディ・シェパード/トリオ・リベロ』(ECM2252)。
ECMプレーヤーによる試聴はそれぞれ以下の通り;


http://player.ecmrecords.com/tord-gustavsen-ensemble


http://player.ecmrecords.com/tim-berne-snakeoil


http://player.ecmrecords.com/andy-sheppard

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●1/21 サム・リヴァースのポッドキャスト

NYのジャズ・アット・リンカーン・センターが主宰するJazz Stories PODCASTに、昨年12月26日に逝去したサム・リヴァース(reeds, piano)のインタヴューが加わった。このポッドキャストは、JALCラジオが収録したミュージシャンのインタヴューを再構成したもので毎月2本ずつリリースされており、聴取は無料で随時可能。現在までに32名のミュージシャンのインタヴューがリリースされている。プロデューサーはデイヴィッド・ゴーレン。
詳細は;http://www.jalc.org/podcasts/

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●1/22 マイルス・デイヴィスの切手発行決まる

アメリカ郵政省の発表によるとマイルス・デイヴィスtpとエディット・ピアフvoの偉業を記念した切手が年内に発行されることが正式に決定した。

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●1/25 ウイントン・マルサリス『ミュージック・オブ・アメリカ』リリース

ウイントン・マルサリスtpが過去に制作したアルバムの収録曲から自作曲のみ24曲を2枚組CDにまとめた『ミュージック・オブ・アメリカ』がリリースされた。トランペッターであるだけでなく作曲家としても手腕を見せるウィントンに焦点を当てたアルバムとして注目される。編成はコンボからシンフォニー・オーケストラまでさまざま。


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●1/26 クレア・フィッシャー逝く

ピアニスト/コンポーザー/アレンジャーのクレア・フィッシャーが1月26日、心臓発作のため他界した。享年83才。ヴォーカル・カルテット「ハイ・ローズ」のピアニスト/アレンジャーとして名を馳せ、ディジー・ガレスピー・バンドのアレンジやカル・ジェイダーなどのラテン・ジャズ・バンドでの演奏で活躍。昨秋、ビッグバンド用の作品を集めたアルバム『Continuum』がグラミーにノミネートされた。

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●1/27 ECMニュー・シリーズの最新作

ECMのニュー・シリーズ最新作は以下の通り; 『キャロリン・ウィドマン=アレクサンダー・ロンクイッヒ/シューベルトのヴァイオリンとピアノのための作品集』(ECM NS2223)、ハンガリーのピアニストによるデビュー・アルバム『デーネス・ヴァーリョン/プレシピタンド』(ECM NS2247)、ハンガリーのチェリスト、ミクローシュ・ペレーニによる『ミクローシュ・ペレーニ/ブリテン|バッハ|リゲティ』(ECM NS2152)、旧ソ連邦タタール自治共和国出身の作曲家ソフィア・グバイドゥーリナの生誕80周年を祝う『太陽の賛歌』(ECM NS2256)にはギドン・クレーメルvlnが参加している。
ECMプレイヤーによる試聴は下記の通り;

http://player.ecmrecords.com/widmann-lonquich


http://player.ecmrecords.com/varjon-precipitando


http://player.ecmrecords.com/miklos-perenyi


http://player.ecmrecords.com/gubaidulina

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●1/31 フィリップ・グラス生誕75周年を祝う

最も多作な現代音楽作曲家、あるいは最も成功した現代音楽作曲家、ミニマリストとして知られるフィリップ・グラスが生誕75周年(1937年1月31日生まれ)を迎え、生誕の日をカーネギーホールでアメリカン・コンポーザーズ・オーケストラによる『交響曲第9番』のプレミア・コンサートで祝う。
作品に、オペラ『浜辺のアインシュタイン』(1976)、映画『コヤニスカッティ』(1983)、『MISHIMA:4章からなる伝記』(1984)などがある。


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●2/07 ポール・マッカートニーがジャズ・アルバム

「ビートルズ」レコード・デビュー50周年を迎える今年、ポール・マッカートニー(69)がジャズ・アルバム『キス・オン・ザ・ボトム』(Hear Music/Starbucks) をリリースする。<イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン>や<バイ・バイ・ブラックバード>などを4ビートでスインギーにこなしている。<マイ・ヴァレンタイン>など2曲のオリジナルはメロディ・メイカーらしいキャッチーな出来。エリック・クラプトン、スティーヴィー・ワンダー、ダイアナ・クラールが制作に協力している。試聴は;www.npr.org/2012/01/29/145758948/first-listen-paul-mccartney-kisses-on-the-bottom


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●2/17〜18 スタン・ケントン生誕100周年記念コンサート

スタン・ケントン(1912年2月19日生まれ)の生誕100周年を記念して、ウイントン・マルサリス率いるジャズ・アット・リンカーン・センター・オーケストラがリー・コニッツasをゲストに迎え2月17日と18日の2日間コンサートを行う。コニッツは52年から53年までケントン楽団で活躍していた。


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FIVE by FIVE 注目の新譜


NEW1.31 '16

追悼特集
ポール・ブレイ Paul Bley

FIVE by FIVE
#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』(ピットインレーベル) 望月由美
#1278『David Gilmore / Energies Of Change』(Evolutionary Music) 常盤武
#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』(NoBusiness Records) 斎藤聡
#1280『Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz / Protean Reality』(Clean Feed) 剛田 武
#1281『Gabriel Vicens / Days』(Inner Circle Music) マイケル・ホプキンス
#1282『Chris Pitsiokos,Noah Punkt,Philipp Scholtz / Protean Reality』 (Clean Feed) ブルース・リー・ギャランター
#1283『Nakama/Before the Storm』(Nakama Records) 細田政嗣


COLUMN
JAZZ RIGHT NOW - Report from New York
今ここにあるリアル・ジャズ − ニューヨークからのレポート
by シスコ・ブラッドリー Cisco Bradley,剛田武 Takeshi Goda, 齊藤聡 Akira Saito & 蓮見令麻 Rema Hasumi

#10 Contents
・トランスワールド・コネクション 剛田武
・連載第10回:ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報 シスコ・ブラッドリー
・ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま
第1回 伝統と前衛をつなぐ声 − アナイス・マヴィエル 蓮見令麻


音の見える風景
「Chapter 42 川嶋哲郎」望月由美

カンサス・シティの人と音楽
#47. チャック・へディックス氏との“オーニソロジー”:チャーリー・パーカー・ヒストリカル・ツアー 〈Part 2〉 竹村洋子

及川公生の聴きどころチェック
#263 『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』 (Pit Inn Music)
#264 『ジョルジュ・ケイジョ 千葉広樹 町田良夫/ルミナント』 (Amorfon)
#265 『中村照夫ライジング・サン・バンド/NY Groove』 (Ratspack)
#266 『ニコライ・ヘス・トリオfeat. マリリン・マズール/ラプソディ〜ハンマースホイの印象』 (Cloud)
#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』 (ECM/ユニバーサルミュージック)

オスロに学ぶ
Vol.27「Nakama Records」田中鮎美

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説
#4『Paul Bley /Bebop BeBop BeBop BeBop』 (Steeple Chase)

INTERVIEW
#70 (Archive) ポール・ブレイ (Part 1) 須藤伸義
#71 (Archive) ポール・ブレイ (Part 2) 須藤伸義

CONCERT/LIVE REPORT
#871「コジマサナエ=橋爪亮督=大野こうじ New Year Special Live!!!」平井康嗣
#872「そのようにきこえるなにものか Things to Hear - Just As」安藤誠
#873「デヴィッド・サンボーン」神野秀雄
#874「マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット」神野秀雄
#875「ノーマ・ウィンストン・トリオ」神野秀雄


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