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#86. マレク・ヤノフスキー
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東京・春・音楽祭が10周年を迎えた。ワーグナー・シリーズ Vol..5は『ニーベルングの指輪』の序夜<ラインの黄金>である。演奏はマレク・ヤノフスキー指揮NHK交響楽団である。以後は順次、<ワルキューレ>2015年、<ジークフリート>2016年、<神々の黄昏>2017年が今回同様ヤノフスキ―指揮N響で演奏会形式で上演される予定である。
マレク・ヤノフスキーがベルリン放送交響楽団と2010年から始めたワーグナーの主要作品の全曲演奏は2013年11月の<神々の黄昏>で完結したペンタトーン・レーベルでのSACD録音によって全貌を現した。これも演奏会形式だった。演奏会形式についてヤノフスキ―は、「その長所は舞台上の演技や動きにそがれることなく、聴き手がより音楽に集中できることです。音楽だけを聴くに値する質の高さが重要です。ただ全てのオペラを演奏会形式で上演する訳ではありません。」とインタビューに答えている。東京・春・音楽祭の<ラインの黄金>ではオーケストラの背後の巨大なスクリーンに映像を映し楽しめるようにしていた。14人のソリストが出入りし歌った。また6台のハープなど聴き応えのある充実した音楽を聴くことが出来た。マレク・ヤノフスキーは1939年ポーランドのワルシャワに生まれ、ドイツで学び、アシスタントを経てフライブルクやドルトムントの歌劇場で音楽総監督を務める。ヨーロッパの主要歌劇場やニューヨークのメトロポリタン歌劇場に出演し高い評価を得る。またヨーロッパの主要オーケストラの主要ポストを歴任。2002年よりベルリン放送交響楽団の音楽監督を務めておりワーグナーのオペラシリーズを演奏会形式でライブ録音しCD化している。NHK交響楽団とは久々の共演である。演奏の質の高さは評価しており共演を楽しみにしていると語っていたがその言葉通りの演奏を披露した。
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林 喜代種:東京都日野市在住。80年代初めより現在までクラシック音楽を撮影。一時フォーク・ロック・ジャズ・ 民族音楽も。いま、落語・文楽に興味。(社)日本写真家協会会員
追悼特集
ポール・ブレイ Paul Bley
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#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』(ピットインレーベル) 望月由美
#1278『David Gilmore / Energies Of Change』(Evolutionary Music) 常盤武
#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』(NoBusiness Records) 斎藤聡
#1280『Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz / Protean Reality』(Clean Feed) 剛田 武
#1281『Gabriel Vicens / Days』(Inner Circle Music) マイケル・ホプキンス
#1282『Chris Pitsiokos,Noah Punkt,Philipp Scholtz / Protean Reality』 (Clean Feed) ブルース・リー・ギャランター
#1283『Nakama/Before the Storm』(Nakama Records) 細田政嗣
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JAZZ RIGHT NOW - Report from New York
今ここにあるリアル・ジャズ − ニューヨークからのレポート
by シスコ・ブラッドリー Cisco Bradley,剛田武 Takeshi Goda, 齊藤聡 Akira Saito & 蓮見令麻 Rema Hasumi
#10 Contents
・トランスワールド・コネクション 剛田武
・連載第10回:ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報
シスコ・ブラッドリー
・ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま
第1回 伝統と前衛をつなぐ声 − アナイス・マヴィエル 蓮見令麻
音の見える風景
「Chapter 42 川嶋哲郎」望月由美
カンサス・シティの人と音楽
#47. チャック・へディックス氏との“オーニソロジー”:チャーリー・パーカー・ヒストリカル・ツアー 〈Part 2〉 竹村洋子
及川公生の聴きどころチェック
#263 『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』 (Pit Inn Music)
#264 『ジョルジュ・ケイジョ 千葉広樹 町田良夫/ルミナント』 (Amorfon)
#265 『中村照夫ライジング・サン・バンド/NY Groove』 (Ratspack)
#266 『ニコライ・ヘス・トリオfeat. マリリン・マズール/ラプソディ〜ハンマースホイの印象』 (Cloud)
#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』 (ECM/ユニバーサルミュージック)
オスロに学ぶ
Vol.27「Nakama Records」田中鮎美
ヒロ・ホンシュクの楽曲解説
#4『Paul Bley /Bebop BeBop BeBop BeBop』 (Steeple Chase)
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#70 (Archive) ポール・ブレイ (Part 1) 須藤伸義
#71 (Archive) ポール・ブレイ (Part 2) 須藤伸義
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#871「コジマサナエ=橋爪亮督=大野こうじ New Year Special Live!!!」平井康嗣
#872「そのようにきこえるなにものか Things to Hear - Just As」安藤誠
#873「デヴィッド・サンボーン」神野秀雄
#874「マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット」神野秀雄
#875「ノーマ・ウィンストン・トリオ」神野秀雄
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