●2/23 Enjaレーベルの創立者ホルスト・ウェーバー逝く

1971年にミュンヘンに創立されたジャズ・レーベルEnjaの創立者のひとり、ホルスト・ウェーバーが去る2月23日、肝臓がんのためミュンヘンで78才の生涯を閉じた。共同創立者のマティアス・ヴィンケルマンと欧米のジャズ・ミュージシャンを中心にジャズ・レコーディングを手がけたが、ウェーバーは日野皓正、山下洋輔、高瀬アキなど邦人ジャズ・ミュージシャンも積極的に手がけヨーロッパ・ツアーを通じて世界に紹介したことでも知られる。2月25日に国内発売された天田透の『ベルリン』(Enja/Muzak)が最後の作品となった。
http://www. Jazztokyo.com/five/five897.html
http://www.jazztokyo.com/column/sugita/column_72.html


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●3/05 『Jazz Inside Magazine』3月号刊行

3月5日、NYのフリー・ペーパー『Jazz Inside Magazine』3月号が刊行された。カヴァー・ストーリーはヴォーカリストのグレゴリー・ポーター。収録されているインタヴューはポーターの他に、チコ・ハミルトン、カーメン・ランディ、ユゼフ・ラティーフで、新旧のアーティストをカヴァーしている。64pのJIMはネットを通じたダウンロードも可能。
http://jazzinsidemagazine.com/publications/guide/march-2012


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●3/06 JALCが25周年記念スペシャル・イベントを発表

“ジャズの聖地“と呼ばれるNYジャズ・アット・リンカーン・センターJALCが創立25周年を迎え、2012/2013シーズンにスペシャル・イベントを催す。まず新たに立ち上げられるジャズ・フェスティバルは以下の6本;ジョン・コルトレーン・フェスティバル、デューク・エリントン・フェスティバル、チック・コリア・フェスティバル、バース・オブ・ザ・クール・フェスティバル、ザ・ベスト・オブ・ブルーノート・フェスティバル、ディジー&バード・フェスティバル。会場はJALC内のローズ・シアター、アレン・ルーム、ディジーズ・クラブ、F.P.ローズ・ホール。

詳細は;http://jalc.org/concerts/c_rose-allen_12_13.asp

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●3/07 米『Downbeat』4月号刊行

米ジャズ専門誌『Downbeat』4月号が刊行された。カヴァー・ストーリーは、ピアニストのロバート・グラスパー。ヒップホップとジャズ、2つのジャンルのクロスして活躍してきたグラスパーはジャズの連中は謙虚にヒップホップから学ぶべきと主張している。グラスパーと彼の率いるエクスペリメント・バンドによる初のフル・アルバム『Black Radio』(BlueNote)が話題になっている。
インタヴューのアーカイヴは、1964年に行われたポール・ブレイ。


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●3/07『New Cadence Magazine』刊行、デジタルとプリントで

クリエイティヴ・インプロヴァイズド・ミュージックのためのインディペンデント・ジャーナルを標榜する『New Cadence Magazine』の刊行がスタートした。新しいウェブには、長時間にわたるオーディオとビデオによるインタヴューが収録されており、ウェブマガジンは季刊、なお1年に1冊プリント版も発行される。ちなみに次号に収録されるのは、ロスコー・ミッチェル、ラズウェル・ラッド、デイヴ・リーブマン、ジェイ・クレイトン、アンドリュー・シリル他。年間購読料は65ドル、2年間で120ドル。

購読は;www.cadencejazzmagazine.com


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●3/23 菊地雅章のNYTimesインタヴュー掲載

トリオによる新作『サンライズ』(ECM)が国際的に話題となっているNY在住のピアニスト菊地雅章がNYTimesのベン・ラトリフ記者と3時間に及ぶインタヴューを行い、去る3月23日NYTimesのMusicセクションに2pにわたって掲載された。ラトリフ記者はインタヴューに先立って80年代の菊地のリアルタイム・シンセサイザー・パフォーマンスによるCDの提供まで要請したという。
http://www.nytimes.com/2012/03/25/arts/music/masabumi-kikuchi-finds-new-direction-with-sunrise.html

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●4/12〜14 秋吉敏子ジャズ・オーケストラJALC出演

秋吉敏子率いるジャズ・オーケストラが4月13日と14日の両日、NYジャズ・アット・リンカーン・センターに出演する。ジャズ・エイジ(1920年代)のジャズを専門とするヴィンス・ジオダーノ率いる「ナイトホークス」とのダブル・ビル。なお、両日とも、公演に先立ち、7時から秋吉敏子とルー・タバキン(sax)による無料のプレ・コンサート・ディスカッションが予定されている。

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FIVE by FIVE 注目の新譜


NEW1.31 '16

追悼特集
ポール・ブレイ Paul Bley

FIVE by FIVE
#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』(ピットインレーベル) 望月由美
#1278『David Gilmore / Energies Of Change』(Evolutionary Music) 常盤武
#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』(NoBusiness Records) 斎藤聡
#1280『Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz / Protean Reality』(Clean Feed) 剛田 武
#1281『Gabriel Vicens / Days』(Inner Circle Music) マイケル・ホプキンス
#1282『Chris Pitsiokos,Noah Punkt,Philipp Scholtz / Protean Reality』 (Clean Feed) ブルース・リー・ギャランター
#1283『Nakama/Before the Storm』(Nakama Records) 細田政嗣


COLUMN
JAZZ RIGHT NOW - Report from New York
今ここにあるリアル・ジャズ − ニューヨークからのレポート
by シスコ・ブラッドリー Cisco Bradley,剛田武 Takeshi Goda, 齊藤聡 Akira Saito & 蓮見令麻 Rema Hasumi

#10 Contents
・トランスワールド・コネクション 剛田武
・連載第10回:ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報 シスコ・ブラッドリー
・ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま
第1回 伝統と前衛をつなぐ声 − アナイス・マヴィエル 蓮見令麻


音の見える風景
「Chapter 42 川嶋哲郎」望月由美

カンサス・シティの人と音楽
#47. チャック・へディックス氏との“オーニソロジー”:チャーリー・パーカー・ヒストリカル・ツアー 〈Part 2〉 竹村洋子

及川公生の聴きどころチェック
#263 『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』 (Pit Inn Music)
#264 『ジョルジュ・ケイジョ 千葉広樹 町田良夫/ルミナント』 (Amorfon)
#265 『中村照夫ライジング・サン・バンド/NY Groove』 (Ratspack)
#266 『ニコライ・ヘス・トリオfeat. マリリン・マズール/ラプソディ〜ハンマースホイの印象』 (Cloud)
#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』 (ECM/ユニバーサルミュージック)

オスロに学ぶ
Vol.27「Nakama Records」田中鮎美

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説
#4『Paul Bley /Bebop BeBop BeBop BeBop』 (Steeple Chase)

INTERVIEW
#70 (Archive) ポール・ブレイ (Part 1) 須藤伸義
#71 (Archive) ポール・ブレイ (Part 2) 須藤伸義

CONCERT/LIVE REPORT
#871「コジマサナエ=橋爪亮督=大野こうじ New Year Special Live!!!」平井康嗣
#872「そのようにきこえるなにものか Things to Hear - Just As」安藤誠
#873「デヴィッド・サンボーン」神野秀雄
#874「マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット」神野秀雄
#875「ノーマ・ウィンストン・トリオ」神野秀雄


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