●10/18 デイヴィッド S.ウェア逝く

ハードコア・ジャズ・ファンに根強い人気を誇っていたサックス奏者のディヴィッド S. ウェアが去る10月18日、ニュージャー州ニュー・ブランズウィックのロバート・ウッド・ジョンソン大学病院で他界した。死因は、2009年に受けた生体腎移植の不全で、享年62才。ウェアはソニー・ロリンズに私淑し、70年代にはロリンズのブルックリンのロフトで練習を共にし、ロシンズから循環呼吸法(サーキュラー・ブリージング)を伝授されている。セシル・テイラーのビッグバンドで活躍した他、マシュー・シップp、ウィリアム・パーカーbを含むカルテットは10年近く継続した。代表作に『Go See the World』(Columbia)他。
日本語の公式ブログは;http://davidswarejp.blogspot.jp/

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●11/03 米『Jazz Inside Magazine』11月号刊行

NYで発行されているジャズ専門誌『Jazz Inside Magazine』の11月号が刊行された。カヴァー・ストーリーは、ジョー・ヘンダーソンts(1937年4月24日 - 2001年6月30日)で、11月にJazz at Lincoln Centerで予定されている生誕75周年コンサートに合わせたもの。記事はヘンダーソンの人生の他、レコーディング、詳細なディスコグラフィーなど10pに及んでいる。インタヴューはジョー・ロヴァーノtsの他、12月に来日が予定されているマリア・シュナイダーcomp/arr/blなど。同誌は無償でダウンロード可能。
http://jazzinsidemagazine.com/publications/guide/november-2012


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●11/03 全米ジャズ基金が募金活動〜ハリケーン「サンディ」

米東海岸沖を襲い110名以上の死者を出した大型ハリケーン「サンディ」の被害は多くのミュージシャンが居住するマンハッタンのダウンタウン地区にも多大な影響を与えた。電気、通信を含むライフラインの遮断の他、地下鉄などの交通手段も奪った。The Jazz Foundation of America (全米ジャズ基金)では、ミュージシャン救済に立ち上がり、被害に会ったミュージシャンに食料や耐寒衣類などを配布、ジャズ・ファンに募金を求める活動をさらに強化した。すでに、ドイツやロンドンなどのファンからも募金に応じる動きがあるという。
www.jazzfoundation.org/donate


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●11/07 米『DownBeat』11月号刊行

ジャズ専門誌『DownBeat』11月号(Vol.79/No.12)が刊行された。カヴァー・ストーリーは「人気投票」でもウィナーになり、新作『グラッド・ラグ・ドール』(Verve)も話題の歌手ダイアナ・クラール。特集は2012年度(第77回)国際読者人気投票の結果(別掲)。「名声の殿堂」に推挙されたロン・カーター、「年間最優秀アーチスト」「最優秀アルバム」をダブル授賞のベーシスト/シンガー、エスペランサ・スポールディング、「最優秀トランペッター」「最優秀ブルース・アルバム」のウィントン・ナルサリスなど。インタヴュー・アーカイヴはエルヴィン・ジョーンズds。


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●11/07 第77回「DownBeat」読者人気投票結果発表

2012年度(第77回)DownBeat読者人気投票の結果が発表された。総投票数は17,242で、前年度の約2倍。「名声の殿堂」には、マイルス・デイヴィス・クインテットと争ったロン・カーターが、アーチスト・オブ・ジ・イヤーと アルバム・オブ・ジ・イヤー(『エスペランサ・スポールディング/ラジオ・ミュージック・ソサエティ』)にはエスペランサ・スポールディングが選出され、次代のジャズを担うアーチストとしての地位を確立した。ウィントン・マルサリスは、トランペット部門とブルース・アルバム部門(エリック・クラプトンとの共演作『プレイ・ザ・ブルース〜ライヴ・フロム・ジャズ・アット・ザ・リンカーン・センター』の2部門を征した。
投票結果の全リストは;http://p.tl/I9LH


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●11/12 高橋信之介ds ブルーノートNY出演

NYで活躍中のドラマー高橋信之介が、11月12日、ブルーノートで行われた、サックス奏者エリック・パーソンのCDリリース記念ライヴに出演した。エリックの9作目にあたる新作『Thoughts on God』(神への思い)は13人編成のラージ・アンサンブルで高橋も参加。エリックは、マッコイ・タイナーやデイヴ・ホランドなどのビッグバンドで活躍、渡米前は、辛島文雄トリオの他、小曽根真の「ノー・ネーム・ホーシズ」や山下洋輔のスペシャル・ビッグバンドなどで活躍していた。


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●11/14 SongToneからユニークなギター・アルバム2種

ビル・フリゼールgのプロデューサーとして知られるリー・タウンゼントが主宰するレーベルSongToneからユニークなアルバムが2種リリースされた。ベルギーのギタリスト、クエンティン・ドゥジャルダンの『Distances』と、バルセロナのギタリスト、デイヴィッド・ソレルの『Botanicas』。『ディスタンシズ』はドゥジャルダンのオリジナル集で、アコースチック中心。モロッコ、マリ、パレスチナの仲間がゲスト参加。『ボタニカス』は、ソレルがNYとイベリアのミュージシャンと組んだクインテット「DENGA」の演奏で、ソレルのオリジナルに加え、ストラヴィンスキー、バルトーク、メシアンの曲をベースにインプロヴィゼーションが展開されている。




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●11/23 ミュンヘンでECM回顧展オープン

11月23日、1969年創設されたECMの大回顧展「ECM:A Cultural Archaeology」がミュンヘンのHaus der Kunstでオープン、前夜祭にはオーナー/プロデューサーのマンフレート・アイヒャーが出席した。大回顧展には40数年にわたるECMのあらゆるリリース(日本の出版物『ECM catalog』河出書房新社刊を含む)、写真、ビデオ、映画等々が展示、来年2月10日までの会期中さまざまなジャズとクラシックのコンサートが開催される。ジャズ系では、エンリコ・ラヴァ5、ニック・ベルチュ「ローニン」、エヴァン・パーカー4、ティム・バーン「スネイクオイル」、チャールス・ロイド+ジェイソン・モラーン、トマシュ・スタンコNY4他、クラシック系ではアンドラーシュ・シフ、ギドン・クレーメル、トーマス・デメンガ、ヤン・ガルバレク+ヒリヤード・アンサンブル他。




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●11/28 Jazz at Lincoln Center25周年記念限定本刊行

“ジャズの聖地”としてジャズの普及と発展に寄与して来たNYマンハッタンの「ジャズ・アット・リンカーン・センター」(JALC) が25周年を迎え、11月28日、限定本『In the Spirit of SWING:The First 25 Years of Jazz at Lincoln Center』(Chronicle Book)を刊行した。1987年のリンカーン・センターでのサマー・コンサート・シリーズからスタートしたJALCは、2004年独立、タイムワーナー・センター内に、ローズ・シアター(1233席)、アレン・ルーム(483席)、ディジーズ・クラブ(140席)のジャズ専用施設を持つに至った。1992年以来、ウィントン・マルサリスが芸術監督を務めている。


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●11/30 ECMからジャック・ディジョネット Special Edition ボックス・セット

ジャック・ディジョネットdsが、1979年から1984年の間に「スペシャル・エディション」のグループ名の下にECMで制作した4枚のアルバムが、11月30日、ボックス・セットとして再発される。『スペシャル・エディション』『ティン・カン・アレイ』『インフレーション・ブルース』『アルバム・アルバム』。『インフレーション・ブルース』は初CD可。このグループでは、デイヴィッド・マレイやアーサー・ブライス、チコ・フリーマンなどの若きアフリカン・アメリカンのサックス奏者が大きくフィーチャーされ、ジャズのルーツを踏まえつつ鮮烈な今を切り取った。


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●12/01 ビリー・ハーパーが60声を加えたスペシャル・プロジェクト

10月、The Cookersと共に丸の内・コットンクラブに出演したサックスのビリー・ハーパーtsが、12月1日、NYのセント・ピータース教会(ジャズ教会)でスペシャル・プロジェクトを予定している。自身のセクステットに60人のヴォイスを加えたアンサンブルによる“Speak to me of Love, Speak to me of Truth”。ハーパーはこのプロジェクト実現のために必要な原資2万5千ドルを調達すべく、10月13日以来Kickstarterプログラムを使って出資を呼びかけている。出資者は出資額に応じたさまざまな特典が用意されている。http://p.tl/Sijy


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FIVE by FIVE 注目の新譜


NEW1.31 '16

追悼特集
ポール・ブレイ Paul Bley

FIVE by FIVE
#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』(ピットインレーベル) 望月由美
#1278『David Gilmore / Energies Of Change』(Evolutionary Music) 常盤武
#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』(NoBusiness Records) 斎藤聡
#1280『Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz / Protean Reality』(Clean Feed) 剛田 武
#1281『Gabriel Vicens / Days』(Inner Circle Music) マイケル・ホプキンス
#1282『Chris Pitsiokos,Noah Punkt,Philipp Scholtz / Protean Reality』 (Clean Feed) ブルース・リー・ギャランター
#1283『Nakama/Before the Storm』(Nakama Records) 細田政嗣


COLUMN
JAZZ RIGHT NOW - Report from New York
今ここにあるリアル・ジャズ − ニューヨークからのレポート
by シスコ・ブラッドリー Cisco Bradley,剛田武 Takeshi Goda, 齊藤聡 Akira Saito & 蓮見令麻 Rema Hasumi

#10 Contents
・トランスワールド・コネクション 剛田武
・連載第10回:ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報 シスコ・ブラッドリー
・ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま
第1回 伝統と前衛をつなぐ声 − アナイス・マヴィエル 蓮見令麻


音の見える風景
「Chapter 42 川嶋哲郎」望月由美

カンサス・シティの人と音楽
#47. チャック・へディックス氏との“オーニソロジー”:チャーリー・パーカー・ヒストリカル・ツアー 〈Part 2〉 竹村洋子

及川公生の聴きどころチェック
#263 『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』 (Pit Inn Music)
#264 『ジョルジュ・ケイジョ 千葉広樹 町田良夫/ルミナント』 (Amorfon)
#265 『中村照夫ライジング・サン・バンド/NY Groove』 (Ratspack)
#266 『ニコライ・ヘス・トリオfeat. マリリン・マズール/ラプソディ〜ハンマースホイの印象』 (Cloud)
#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』 (ECM/ユニバーサルミュージック)

オスロに学ぶ
Vol.27「Nakama Records」田中鮎美

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説
#4『Paul Bley /Bebop BeBop BeBop BeBop』 (Steeple Chase)

INTERVIEW
#70 (Archive) ポール・ブレイ (Part 1) 須藤伸義
#71 (Archive) ポール・ブレイ (Part 2) 須藤伸義

CONCERT/LIVE REPORT
#871「コジマサナエ=橋爪亮督=大野こうじ New Year Special Live!!!」平井康嗣
#872「そのようにきこえるなにものか Things to Hear - Just As」安藤誠
#873「デヴィッド・サンボーン」神野秀雄
#874「マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット」神野秀雄
#875「ノーマ・ウィンストン・トリオ」神野秀雄


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