HOTLINE JT INTERNATIONAL:JAZZTOKYO

♩ ２／２６　『Willisau and All That Jazz』刊行

１９６６年よりジャズのコンサートをスイス、ヴィリザウで年に数回開催し、１９７５年からは毎年ジャズ・フェスティヴァル・ヴィリザウを主宰、２００９年に引退したニクラウス・トロックスラーは、グラフィック・デザインの分野では東京TDC賞も含め国際的な賞を多数受賞し、世界的に知られている人物。彼がフェスティヴァルのために毎年デザインしているポスター、そこで撮影された写真などを収めた『Willisau and All That Jazz: A Visual History 1966-2013』が今年刊行された。日本のアマゾンでも入手可能。

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♩ １１／０４　高瀬アキ、CD付きピアノ楽譜を出版

ベルリンを拠点に世界的に活躍しているピアニスト・作編曲家の高瀬アキが、ドイツのSchott Musicからピアノ楽譜『16 Pieces for Piano: Klavier Solo. Songbook mit CD』を出版した。高瀬がライヴやコンサートで演奏してきたオリジナルのなかから16作品の楽譜の他に、彼女自身がそれらの曲を弾いたCDも付いている。

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♩ １１／０６　米『Jazz Inside Magazine』１１月号刊行

NYを中心に全米のジャズ情報をプリントとデジタルで無償配信（定期購読に限り有償）する『Jazz Inside Magazin』１１月号が刊行。カヴァー・ストーリーはヴェテラン・サックス奏者でNEAジャズ・マスターのジミー・ヒース。他のフィーチャー・ミュージシャンは、同じくNEAジャズ・マスターのトランペッター、ジミー・オウエンス、オナエ・アラン・ガムス、フランク・キンボロウ、アレックス・ワイス他。急逝したピアニスト、マルグリュー・ミラー最後のインタヴューなど。他に１５pにわたるCDレヴューなど。

ダウンロードは；
http://jazzinsidemagazine.com/publications/guide/november-2014

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♩ １１／０７　ヴィジェイ・アイヤーの新譜『Radhe Radhe』(ECM) 発売

今春ECMデビューを果たしたヴィジェイ・アイヤーの新譜がECMから発売された。ストラヴィンスキーの「春の祭典」１００周年に因む企画で「ホリの祭典」。ホリは北インドのヒンズー教の祭典で、プラシャント・バルガヴァ監督の映像にヴィジェイが音楽を担当、ECMからはDVD に加えサウンドトラックがCDでリリースされた。演奏は、ヴィジェイがピアノとエレクトロニクスで参加したインターナショナル・コンテンポラリー・アンサンブルで、２０１３年３月にライヴ収録された。

詳しくは；
http://www.ecmrecords.com/Catalogue/ECM_Cinema/5507_DVD.php?cat=%2FLabels%2FECM&we_start=0&lvredir=712

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♩ １１／０９　マーキー・ヒル「モンク・コンペティション」制覇

１１月９日、ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された「２０１４年度セロニアス・モンク・国際コンペティション」で３人のファイナリストを勝ち抜いたトランペッターのマーキー・ヒルが覇者となった。ヒルは２７歳、２万５千ドルの奨学金とコンコード・ミュージック・グループとの録音契約を獲得した。

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♩ １１／２２　ECMから『キース・ジャレット・トリオ／ハンブルグ　７２』リリース

１９６６年に結成されたチャーリー・ヘイデン(b)とポール・モチアン(ds)を擁するキース・ジャレットのトリオによる、１９７２年６月、ドイツ・ハンブルグでのライヴ録音が４０有余年を経て公開される。北ドイツ放送の公開録音の音源をマンフレート・アイヒャーとヤン・エリック・コングスハウクがリミックスしたもの。＜ピース・フォー・オーネット＞＜ソング・フォー・チェ＞など全６曲収録。キースはピアノの他にソプラノサックス、フルート、パーカッションを演奏している。

試聴は；
http://player.ecmrecords.com/hamburg72

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♩ １１／２２　フランク・フォスター自叙伝『ジャズ・マスター・フランク・フォスター自伝』刊行

２０１１年７月２６日に８２歳で他界したNEAジャズ・マスターのフランク・フォスターの自伝が刊行された。フランクは、カウント・ベイシー・オーケストラのキーメンバーの一人としてテナーとソプラノ・サックス、フルートを演奏、後年は自ら「ラウド・マイノリティ・ビッグ・バンド」を率いて活躍。また、アレンジャーとして２度のグラミー賞に輝き、作曲家として＜シャイニー・ストッキングス＞などの名曲を遺した。

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♩ １２／０３　米『ダウンビート』誌新年号刊行

米ジャズ専門誌『ダウンビート』誌の新年号（Vol.82,Number 1）が刊行された。カヴァー・ストーリーは、ベーシストのクリスチャン・マクブライド。特集は、DB誌のレヴューで、４ッ星以上を獲得した「２０１４年度のベスト・アルバム」。
名物企画の「ブラインドフォールド・テスト」はソニー・ロリンズ。ジョー・ロヴァーノ、マイケル・ブレッカー、クリス・ポッターらについて語る。

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♩ １２／１７　ジャズ・ピアノ・クリスマス　２０１４

今年で２５回目を迎える「ジャズ・ピアノ・クリスマス」が１２月１７日、４人のジャズ・ピアニストが出演、ワシントンDCのケネディ・センター内テラス・シアターで開催される。出演は、ハロルド・メイバーン、リン・アリエール、サイラス・チェスナット、クリス・デイヴィスの４人。なお、当夜の模様はNPRからネット中継される。

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♩ １／０８　ジャズ・ファン拡大のための「ジャズ・コネクト・カンファレンス」

２０１５年１月８日、NYの“ジャズ教会”として知られるセント・ピータース教会で２０１５年度「ジャズ・コネクト・カンファレンス」が開催される。カンファレンスではレクチャーやワークショップなども予定されているが来年のハイライトは、第１回「ブルース・ランドヴァル・ヴィジョナリー・アウォード」の受賞式が行われること。このアウォードはジャズの啓蒙に貢献のあった人物に授与されるもの、第１回受賞者は、SF JAZZのランドール・クライン氏。