♩ 5/09 野瀬栄進pのヴィンテージNYスタインウエィ移送プロジェクト

NYを中心に活躍を展開しているピアニスト 野瀬栄進が、1912年製造のヴィンテージ・ニューヨーク・スタインウエイに惚れ込み、購入。ニューヨーク・スタインウエイになじみの薄い日本のファンのために(日本ではハンブルグ・スタインウエイが人気)日本に移送し、その素晴らしい音を堪能してもらおうというプロジェクトが実現する。鍵盤が象牙製のためワシントン条約のクリアやリペア、輸送コストの問題などもサポーターの支援でほぼ解決、今秋には札幌でその音を披露できるという。

詳細は;
https://www.youtube.com/watch?t=85&v=v4_5JGor3W0
CD紹介;
http://www.jazztokyo.com/five/five829.html

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♩ 5/26〜6/05 ロバート・グラスパー・エクスペリメント 日本来襲

現代ジャズ・シーンの最重要人物のひとりと目されるピアニスト ロバート・グラスパー率いるエクスペリメントが日本を来襲、大阪と東京のビルボードライブでその衝撃のサウンドを披露する。グラスパーは、2005年にブルーノートと契約、アコースティック志向のトリオと、ヒップホップ志向のエクスペリメントによるアルバムをリリース、2012年にはエクスペリメントでのアルバム『ブラック・レディオ』で、第55回グラミー賞ベストR&Bアルバムを獲得、ピアニストとして初の受賞という快挙を成し遂げている。
また、6月8日には東京芸術劇場で西本智実指揮するイルミナートフィルハーモニーオーケストラとのワールド・プレミアも予定されている。
なお、6月10日には、トリオによる新世代のブラック・ミュージックとも言える『カヴァード』がリリースされる。

♩ ロバート・グラスパー・エクスペリメント
ビルボードライブ大阪 5/26(火)〜28(木)
ビルボードライブ東京 6/02(火)〜05(金)

  ロバート・グラスパー(key)
ケイシー・ベンジャミン(sax,vocorder)
アール・トラヴィス(b)
マーク・コレンバーグ(ds)

詳細は;
http://www.universal-music.co.jp/robert-glasper/news/2015/01/23_live
http://www.billboard-live.com/membersarea/glasper_2014Live.html



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♩ 5/27 奥平真言ds 2年ぶりの新作リリース

1978年、11歳でCDデビュー(『処女航海』)した“早熟の天才ドラマー”奥平真言が2年ぶりの新作をリリースした。レギュラー・バンド「ザ・フォース」を「ザ・ニュー・フォース」と改め、馬場孝喜gを加えた「ザ・ニュー・フォース+1」による『This is New~Live at Pit Inn』。ハイ・レゾ・オーディオ誌「Net Audio」の付録のためにセットされたセッションだったが内容の良さにCD発売に踏み切ったという。奥平によれば、「伝統的でメインストリーム系のジャズが主体で、そこを基盤にしながらメンバーそれぞれが個性を発揮する」ことに努めているという。本作は、<サマータイム><ナイト・アンド・デイ>などスタンダード中心。

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♩ 6/06〜07 高瀬アキ&佐藤允彦

高瀬アキと佐藤允彦による共演が遂に実現!それぞれのソロとデュオ。静岡の青嶋ホールでは、ピアノ(高瀬)とチェンバロ(佐藤)でのセッション、新宿ピットインでは佐藤はキーボードも演奏する予定。即興演奏を身上とする二人がどのような展開を見せるかは当日のお楽しみ!

6月6日 静岡 青嶋ホール
高瀬アキ(p) & 佐藤允彦(cembalo)
主催:IMA静岡
予約・問い合わせ:Tel/Fax:054-247-7425 imaszok@yahoo.co.jp

6月7日 新宿ピットイン 昼の部 PM2:30-5:00(開場 PM2:00)
高瀬アキ(p) & 佐藤允彦(p,key)

詳しくは:http://kazueyokoi.jimdo.com/

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♩ 6/04〜20 高瀬アキ帰国ライヴ

6月にベルリンから帰国する高瀬アキの上記以外のライヴとワークショップの予定は以下の通り;

6月4日 Yahagi Jazz Night
岡崎市シビックセンター内 コロネットホール
伊藤君子(vo) 高瀬アキ(p)

6月5日 京都 ラグ
伊藤君子(vo) 高瀬アキ(p)

6月8日 studio ARCHITANZ(スタジオ・アーキタンツ)
岡登志子(dance) 高瀬アキ(p) ワークショップ

6月9日 岡山 蔭涼寺本堂
高瀬アキ・ソロ

6月20日 神戸 ArtTheater dB Kobe
リズムと身体のワークショップ
高瀬アキ(p)+岡登志子(dance)

詳しくは:http://kazueyokoi.jimdo.com/

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♩ ● 6/07 水谷川優子 チェロリサイタルシリーズVol.8〜チェロ&ギター、10本の 絃で綾なす初夏の輝き〜

ザルツブルク・モーツァルト音楽院、ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミーで研鑽を積んだ水谷川は邦楽など異分野とのコラボに意欲的な実力派チェリスト。今回はギターの鈴木大介と夢幻、無限の響きを奏でる。似ているようで違う、違うようで似ている10本の絃がどんな世界を生み出すか。
6/07@東京文化会館小ホール

詳細:
http://www.concert.co.jp/concert/detail/863/

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♩ 6/09 庄司紗矢香&ジャンルカ・カシオーリ デュオ・リサイタル

1999年パガニーニ国際コンクールで史上最年少優勝した庄司紗矢香、30歳をこえてますます豊かな表現世界を拡げる。カシオーリとのコンビにも磨きがかかり、充実したリサイタルとなろう。曲目はモーツァルト、ベートーヴェン、ストラヴィンスキー、ラヴェル。
6/09@サントリーホール

詳細:
https://www.japanarts.co.jp/concert/concert_detail.php?id=286&lang=1

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♩ 6/17〜18 新宿Pit Inn50周年記念「板橋文夫2DAYS」

日本の“ジャズの聖地”新宿Pit Innでは、12月24日開店50周年に向け通年でさまざまなイベントが組まれているが、そのひとつ「板橋文夫pの2DAYS」。類家心平(tp) 纐纈雅代(as)など俊英を従えてのクインテットで、2日目はタップのレオナも参加する。
なお、このメンバーでのレコーディングも予定されているという。

新宿 PIT INN 50th Anniversary 板橋文夫 2DAYS
板橋文夫(p) 瀬尾高志 (b) 竹村一哲(ds) 類家心平(tp) 纐纈雅代(as) +レオナ(tap)

詳細は;
http://www.pit-inn.com/sche_j.html

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♩ 6/24 New Century Jazz Quintetが第2作『In Case You Missed Us』

日米ハイブリッド・バンド New Century Jazz Quintet が、第2作『In Case You Missed Us』(Spice of Life) をリリース、9月には東京JAZZへの出演が決定した。NCJQは、NYを中心に活躍する日米の俊英5人により結成され、昨年6月『Time Is Now』でデビュー、今年3月にはコットン・クラブへの出演を果たした。コア・メンバーのユリシス・オーウェンズ・ジュニアdsと大林武司pは故マルグリュー・ミラーpの衣鉢を継ぐ存在、中村恭士bはユリシスとジュリアード音楽院の同期と志を同じくする面々が集った。「ジャズの歴史に深く根付きつつ若い感性でジャズの今を表現していくこと」をコンセプトにメンバーそれぞれが作品と編曲を持ち寄りアルバムが制作されたという。
なお、ユリシスは6月の渡辺貞夫+ケニー・バロン・カルテットでブルーノート東京に出演予定。

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♩ 6/25 ヴァレリー・アファナシェフ ピアノ・リサイタル

常に話題をふりまくピアノの鬼才、アファナシェフがバッハにウクライナの現代作曲家シルヴェストロフをはさんだプログラムでトッパンホールに登場する。刺激に満ちた一夜となろう。
6/25@トッパンホール

詳細:
http://www.toppanhall.com/concert/detail/201506251900.html

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♩ 6/27 <ゴルトベルク変奏曲>2015 ダン・テファー

ニューヨークを拠点に活動する注目のジャズ・ピアニスト、ダン・テファーがトリフォニーの<ゴルトベルク変奏曲>2015に登場する。2011年にはアルバム『Dan Tepfer/Goldberg Variations/Variations』(本誌http://www.jazztokyo.com/five/five906.html参照)を発表して話題を呼んだ。どんなアプローチを見せてくれるか期待が集まる。
6/27@すみだトリフォニーホール

詳細:
http://www.triphony.com/concert/20150627topics.php

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♩ 6/28〜30 渡辺貞夫as+ケニー・バロンp・カルテット@ブルーノート

大ベテランの渡辺貞夫asが、NYからベテラン・アピニスト ケニー・バロンをスペシャル・ゲストに、気鋭のリズム隊を迎えたカルテットで3夜、ブルーノート東京に出演する。
渡辺、バロン共にバップを出発点としており気鋭のリズム隊の刺激を受けながらジャズの真髄を聴かせるものと期待される。なお、ベン・ウィリアムスbは、パット・メセニー・ユニティ・グループのレギュラーを務める。

渡辺貞夫
with special guest ケニー・バロン
featuring ベン・ウィリアムス、ユリシス・オーエンス・ジュニア

詳細は;
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/sadao-watanabe/

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♩ 6/29 ラルス・フォークト ピアノ・リサイタル

1970年ドイツ生まれのフォークトは90年にリーズ国際コンクールで第2位入賞。ベルリン・フィルと2003/04シーズンに同楽団史上初の「ピアニスト・イン・レジデンス」を務めるなど、国際的に確固とした地位を築いている。昨年、ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルとブラームスの協奏曲を2曲披露しているが、日本でのリサイタルは12年ぶりとのこと。シューベルト、ベートーヴェンの間にシェーンベルクを挟むプログラムに要注目。
6/29@紀尾井ホール

詳細:
http://www.kioi-hall.or.jp/20150629k1900.html

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♩ 7/08 山中千尋メジャー・デビュー10周年新作リリース&ホール・ツアー

メジャー・デビュー10周年を迎えた山中千尋pが新作『シンコペーション・ハザード』をリリース、秋には全国的なホール・ツアーを予定している。今回のテーマは20世紀初頭のアメリカで一大ブームを巻き起こした“ラグタイム”で、“キング・オブ・ラグタイム”といわれたスコット・ジョプリン(1868~1917) の代表作<ジ・エンターテイナー>や<メイプル・リーフ・ラグ>などを山中のセンスで解釈、再構築する。ニューヨーク・トリオ(脇義典b、ジョン・デイヴィスds)を率いての3度目となる全国ホール・ツアーは、10月30日の福井公演を皮切りに、全国8公演を予定。

詳細は;
http://www.plankton.co.jp/chihiro/

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♩ 7/22 秋吉母娘がブルーノートで共演

ジャズ・マスターの秋吉敏子pとシンガーのMonday満ちるが、7月22日ブルーノートで共演する。7月1日にリリースされるデュオ・アルバム『ジャズ・カンヴァセイションズ』(ビクター)を記念したライヴ。
アルバムは、秋吉の代表曲のひとつ<ロング・イエロー・ロード>から始まり、ボサノヴァの人気曲<ワン・ノート・サンバ>で締める。共演は、ポール・ギル (b)、 マーク・テイラー (ds)。満ちるは、秋吉の曲に詞を付けている他、曲によりフルートも演奏している。

詳細は;
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/toshiko-akiyoshi/?utm_source=RegMail&utm_medium=mail&utm_content=cl_tos&utm_campaign=20150501regmail

試聴サイトは;
http://www.jvcmusic.co.jp/-/Artist/A025139.html

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FIVE by FIVE 注目の新譜


NEW1.31 '16

追悼特集
ポール・ブレイ Paul Bley

FIVE by FIVE
#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』(ピットインレーベル) 望月由美
#1278『David Gilmore / Energies Of Change』(Evolutionary Music) 常盤武
#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』(NoBusiness Records) 斎藤聡
#1280『Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz / Protean Reality』(Clean Feed) 剛田 武
#1281『Gabriel Vicens / Days』(Inner Circle Music) マイケル・ホプキンス
#1282『Chris Pitsiokos,Noah Punkt,Philipp Scholtz / Protean Reality』 (Clean Feed) ブルース・リー・ギャランター
#1283『Nakama/Before the Storm』(Nakama Records) 細田政嗣


COLUMN
JAZZ RIGHT NOW - Report from New York
今ここにあるリアル・ジャズ − ニューヨークからのレポート
by シスコ・ブラッドリー Cisco Bradley,剛田武 Takeshi Goda, 齊藤聡 Akira Saito & 蓮見令麻 Rema Hasumi

#10 Contents
・トランスワールド・コネクション 剛田武
・連載第10回:ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報 シスコ・ブラッドリー
・ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま
第1回 伝統と前衛をつなぐ声 − アナイス・マヴィエル 蓮見令麻


音の見える風景
「Chapter 42 川嶋哲郎」望月由美

カンサス・シティの人と音楽
#47. チャック・へディックス氏との“オーニソロジー”:チャーリー・パーカー・ヒストリカル・ツアー 〈Part 2〉 竹村洋子

及川公生の聴きどころチェック
#263 『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』 (Pit Inn Music)
#264 『ジョルジュ・ケイジョ 千葉広樹 町田良夫/ルミナント』 (Amorfon)
#265 『中村照夫ライジング・サン・バンド/NY Groove』 (Ratspack)
#266 『ニコライ・ヘス・トリオfeat. マリリン・マズール/ラプソディ〜ハンマースホイの印象』 (Cloud)
#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』 (ECM/ユニバーサルミュージック)

オスロに学ぶ
Vol.27「Nakama Records」田中鮎美

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説
#4『Paul Bley /Bebop BeBop BeBop BeBop』 (Steeple Chase)

INTERVIEW
#70 (Archive) ポール・ブレイ (Part 1) 須藤伸義
#71 (Archive) ポール・ブレイ (Part 2) 須藤伸義

CONCERT/LIVE REPORT
#871「コジマサナエ=橋爪亮督=大野こうじ New Year Special Live!!!」平井康嗣
#872「そのようにきこえるなにものか Things to Hear - Just As」安藤誠
#873「デヴィッド・サンボーン」神野秀雄
#874「マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット」神野秀雄
#875「ノーマ・ウィンストン・トリオ」神野秀雄


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