♩ 6/17 訃報:津村和彦g

癌で闘病後演奏活動に復帰していた津村和彦gの容態が急変、肺炎を併発して逝去。
津村は1957年生まれ、中学時代にギターを始め、大学卒業とともにプロへ。林栄一、古澤良次郎、酒井俊などと共演、高橋知己バンド、田村夏樹のガトー・リブレのレギュラーを務めていた。
ガトー・リブレで5枚のアルバムで共演した藤井郷子は、6月23日から始まる新宿ピットイン50周年3デイズの最終日を津村抜きのGato Libreで「津村和彦さん追悼コンサート」に充てるという。

[7.26.2015] Page Top >

♩ 6/27〜7/1 白石民夫asがNYから帰国ライヴ

NY在住のアルトサックス奏者白石民夫が短期帰国、都内4ヶ所でライヴを予定している。

6/27 (土) 19:00 横浜 白楽 ビッチェズ・ブリュー
白石民夫+望月孝+廃いゆー子+工藤冬里

6/28 (日) 22:00 ソロ
新宿駅西口駅前カリオン橋の上。小雨決行。

6/29 (月) 19:00 大久保 ひかりのうま
白石民夫+高橋朝+工藤冬里 ゲスト: NON(non band)

7/01 (水) 22:00 ソロ
新宿駅西口駅前カリオン橋の上。小雨決行。

新宿西口については、直前の変更・キャンセルの場合あり、下記webで確認が必要;
www.shiraishitamio.info

また、NYでリリースされたばかりの新作LP『大凶風呂敷/YUU』(Wild Flesh Productions)が、日本でも近日ディストリビューションされる予定という。

参考リンク;
http://www.jazztokyo.com/live_report/report658.html

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♩ 7/1「Free Jazz Japan in Zepp ちゃぷちゃぷ」第1回発売

山口県防府市のインディ・レーベル「ちゃぷちゃぷレコード」が埋蔵するフリージャズ/インプロ・ミュージック系の音源を公開するシリーズ「Free Jazz Japan in Zepp ちゃぷちゃぷ」の第1回発売は5タイトル。防府市に90年代に6年間存在したカフェ・アモレスでのライヴを中心とした演奏集で、日本と韓国、欧米の強者が繰り広げた熱い演奏のドキュメンタリー。第1回発売5タイトルには、高木元輝、吉沢元治、豊住芳三郎、梅津和時、井野信義、小山彰太、大友良英、姜泰煥(カン・テー・ファン)、崔善培(チェ・ソンベ)、エヴァン・パーカー、ハン・ベニンク、ネッド・ローゼンバーグを収録。LPとCDの同時発売で、LPは各タイトル250枚の限定生産。

詳細;
http://www.universal-music.co.jp/chapchap

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♩ 7/6 九州交響楽団「戦後70年/平和への祈り」

九州交響楽団の第324回定期演奏会は、戦後70年、原爆投下70年に「平和への祈り」として音楽にそのメッセージを託す。プログラムは広島、長崎原爆投下をモチーフとした三善晃「夏の散乱」、学童疎開で海に沈んだ学童らを悼む「焉歌 波摘み」のほか、シュニトケ「長崎」など。指揮は下野竜也。
7/6@アクロス福岡シンフォニーホール

詳細:
http://kyukyo.or.jp/cms/4714

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♩ 7/8 山中千尋 新作CD『シンコペーション・ハザード』リリース

メジャー・デビュー10周年を迎えたピアニスト山中千尋が新作『シンコペーション・ハザード』をリリース。テーマは「ラグタイム」。ラグタイムはジャズのリズムの源流のひとつになったシンコペーションを強調した音楽で19世紀末から20世紀初頭にかけアメリカを中心に流行した。山中はラグタイム王と言われたスコット・ジョプリンの代表作<メイプル・リーフ・ラグ>や<ジ・エンターテイナー>に加え、自作のラグも演奏している。
10月30日からは録音メンバーのNYトリオを迎え全国ホールツアーを敢行する。

メンバーは;
山中千尋(pf)
脇 義典(b)
ジョン・デイヴィス(ds)

詳細;
http://www.plankton.co.jp/chihiro/

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♩ 7/8〜15“トランペットの貴公子”クリス・ボッティ来日、東阪で公演

『ピープル』誌で「世界でもっとも美しい50人」に選出され、ジャズ・ミュージシャンとして全米ジャズCD部門で最高の売り上げを記録、グラミー賞など数々の賞を記録している“トランペットの貴公子”クリス・ボッティが来日、東阪で公演する。帯同するメンバーはヴォーカル2名を含む8名。

クリス・ボッティ(tp) サイ・スミス(vo) ジョージ・コムスキー (vo) ジェフリー・キーザー(p) アンディ・エズリン(key) ルシア・ミカレッリ(vln) ベン・バトラー(g) リッチー・グッズ(b) リー・ピアソン(ds)

7/08〜11 ビルボードライブ東京
7/13〜15 ビルボードライブ大阪

詳細;
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=9492&shop=1
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail2&event=9493&shop=2

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♩ 7/20、21 ジョー・ロヴァーノ『ジョン・コルトレーン/至上の愛』に捧げる公演

ジョン・コルトレーンの代表作『至上の愛』50周年にちなみ、当代随一のテナーサックス奏者ジョー・ロヴァーノが、コルトレーンの命日(7月17日)に近い7月20、21日の2日間、ブルーノート東京でコルトレーンに捧げる公演を行う。フィーチャリング・アーチストとして寺久保エレナasも参加する。

詳細;
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/joe-lovano/

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♩ 7/25、26 オペラ「いのち」

平成27年度新国立劇場地域招聘公演として長崎県オペラ協会によるオペラ「いのち」が上演される。戦後70年に長崎から世界へ発信、受難の歴史がおりなす「いのち」の物語。長崎の原爆投下、被爆、生死のはざま、愛の苦悩、いのちの継承を描くこの作品を通して「戦争の悲劇を二度と繰り返さない」「明るい未来」「平和な世界」を訴える。被爆地長崎の総力を結集したステージとなる。戦争のできる国に足を踏み出しつつある日本を深く顧みたい。
7/25、26@新国立劇場中劇場

詳細:
http://www.nntt.jac.go.jp/opera/performance/141029_005947.html

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♩ 7/25、28 プラディープ・ラトナヤケ(sitar)&佐藤允彦(p)

佐藤允彦が、4月にリリースしたデュオ・アルバム『SERENDIP』(BAJ Records)で共演した現在スリランカで最も注目すべき作曲・演奏家のひとりであるシタール奏者プラディープ・ラトナヤケを迎えて、下記の予定でライヴを行う。バックグラウンドは異なるものの「演奏開始30秒で意気投合」したという、日本とスリランカそれぞれを代表する音楽家の再演が実現する。
7/25@新宿ピットイン
7/28@公演通りクラシックス

詳細:
http://www.mmjp.or.jp/m_satoh/

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♩ 8/5、11 広島交響楽団「平和の夕べ」

広島交響楽団がマルタ・アルゲリッチをソリストに迎え、被爆・戦後70年を迎える8月、 広島と東京で「平和の夕べ」コンサートを開催。広島・長崎への原爆投下とポーランドを襲ったホロコーストを「第二次世界大戦で目撃したもっとも恐ろしい犯罪」とし、「音楽には人を愛する事を育み、人を傷つける気持ちを萎えさせる力が宿っている」という信念を持つアルゲリッチは、人々に力と希望を与えるベートーヴェンの作品から「ピアノ協奏曲第 1 番」を選曲。昨年、指揮活動50周年を迎え<文化功労者>に選ばれた秋山和慶の指揮で、ヒロシマから平和と希望のメッセージを音楽で届ける。
8/5@広島文化学園HBGホール(全席完売)
8/11@サントリーホール

詳細:
http://www.kajimotomusic.com/jp/concert/k=488/

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♩ 8/11、12 インペリアル・ジャズ・スペシャル 125

12回目を迎える帝国ホテルが主催する恒例のジャズ・イベント(音楽監督:前田憲男)が、ホテル開業125周年を迎える今年は「インペリアル・ジャズ・スペシャル125」と題し、ジャズに和の要素をミックスした「和ジャズ」を取り上げる。
出演は、デヴィッド・マシューズ、前田憲男、寺井尚子、日野皓正、ブルースカイ・オーケストラ、TOKU、小沼ようすけの他、尺八とギターのZUI、サーカス、タイム・ファイヴなど多彩。

詳細;
http://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/event/imperial_jazz_special125.html

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♩ 8/13〜22 スペインからアントニオ・ガマサ6年ぶりの来日

モダン・ジャズとスペイン音楽(フラメンコ、ケルト、コプラ他)をフュージョンした独自のスタイルで知られるピアニスト/コンポーザーのアントニオ・ガマサが6年ぶりに来日、旧橋壮(ふるはし・つよしsax)、トッド・ニコルソンbらと都内を中心にライヴ活動を行う。

8月13日(木)南青山MANDALA
アントニオ・ガマサ+旧橋壮 スパニッシュ・ジャズ・プロジェクト
ガマサ(p) 旧橋(ts,fl) トッド・ニコルソン(b) 堀越彰(ds) 藤間浩菊(日舞) 平尾武夫(美術)

8月15日(土)大泉学園ゆめりあホール
アントニオ・ガマサ・アコースティック・ジャズ・コンサート

ガマサ(p) 旧橋(ts,fl) トッド・ニコルソン(b) 堀越彰(ds)
*先着20名まで無料招待あり。希望者は、旧橋壮u-hana@ga2.so-net.ne.jpまで。

8月20日(木)新宿ピットイン 夜の部
ガマサ(p) 旧橋(ts,fl) トッド・ニコルソン(b) 井谷享志(ds,per) 堀越彰(ds) 藤間浩菊(日舞)

8月22日(土)赤坂ビーフラット
ガマサ(p) 旧橋(ts,fl) トッド・ニコルソン(b) 野村綾乃(ds) 塩川ゆう子(vo) ウインチェスター・ ニ・テテ (perc)

詳細は;
https://www.youtube.com/watch?v=2EOu5yyjVUk

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♩ 8/15、16 第6回すみだストリート・ジャズ・フェスティバル

「Hot すみだ!! Cool Jazz ♪♪」をスローガンに今年で6回目を迎える「すみだストリート・ジャズ・フェスティバル」。錦糸町駅および東京スカイツリー周辺の墨田区内に屋内外約30ステージを設け、全会場入場無料で家族連れでジャズを楽しんでもらおうという趣向。多くのヴォランティアが運営に手を貸す手作り感いっぱいのジャズ・フェス。
今年のメインステージに登場するのは、鈴木勲b、峰厚介ts、スガダイローp、竹村一哲dsからなるハイレゾ4、近藤房之助トリオ、アントニオ・ガマサp、旧橋壮saxらのスパニッシュ・ジャズ・プロジェクト他。

詳細;
http://sumida-jazz.jp/sj/player.php

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♩ 8/22〜30 サントリー芸術財団「サマーフェスティヴァル2015」

夏、恒例のサントリー「サマーフェスティヴァル2015」が開かれる。<ザ・プロデューサー・シリーズ>3年目の今年は、音楽学者長木誠司プロデュースにより「声」をテーマに、ツィンマーマン、シュトックハウゼンの大作が取り上げられる。<国際作曲委嘱シリーズ>は作曲家、指揮者、オーボエ奏者のハインツ・ホリガーをテーマ作曲家に、委嘱新作を含む2公演。<TRANSMUSIC特別演奏会><第25回芥川作曲賞選考演奏会>など多彩なプログラムが並ぶ。夏の終わりの1週間をホットに楽しみたい。
8/22〜30@サントリーホール

詳細:
http://www.suntory.co.jp/sfa/music/summer/2015/

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♩ 9/4、5、6 第14回東京JAZZ

今年で14回目を迎える東京JAZZは、9月4、5、6日の3日間、東京国際フォーラム・ホールA、同地上広場、コットンクラブを会場に開催される。注目すべき新人バンドに解放される地上広場のみ無料。
ホール・コンサートのみ土、日の昼夜のみで、今年は、スピリチュアル・ジャズで人気再燃のファラオ・サンダース、日野皓正+ラリー・カールトン・スペシャルバンドにフィーチャーされる大西順子p、東フィルを協演するボブ・ジェームス、アヴシャイ・コーエンtpのエリ・デジブリ・カルテットにゲスト参加する山中千尋、アンコール出演のハンコック+ショーター、エスペランサ・スポールディングなど話題も多い。

詳細:
http://www.tokyo-jazz.com/

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♩ 9/5、6 ノーマ・ウィンストン ECMトリオ再来日

昨年の来日公演で圧倒的な好評を得たノーマ・ウィンストンのECMトリオがちょうど1年ぶりに“凱旋公演”といってもよい再来日を予定している。

ノーマ・ウィンストン(vo)
グラウコ・ヴェニール(p)
クラウス・ゲジング(b-cl,as)

9月5日(土)19:30 open 20:00 start  新宿 Pit Inn
9月6日(日)15:00 open 15:30 start  新宿 Pit Inn

詳細;
http://invs.exblog.jp/23260949/

参考リンク;
http://www.jazztokyo.com/live_report/report724.html
http://www.jazztokyo.com/five/five1096.html

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♩ 9/27 ブルーノート・ジャズ・フェスティバル

NY では恒例となったブルーノート・ジャズ・フェスティバルが今年、日本で1日だけ、野外で開催される。場所は、モーションブルーヨコハマでおなじみの赤レンガパーク野外特設ステージ。パット・メセニーとロバート・グラスパーの参加が注目される。

9/27(日)13:00〜20:30
パット・メセニー w/ブルーノート・ジャズ・オーケストラ
ロバート・グラスパー・トリオ
スナーキー・パピー
ハイエイタス・カイヨーテ他

詳細;
http://bluenotejazzfestival.jp

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FIVE by FIVE 注目の新譜


NEW1.31 '16

追悼特集
ポール・ブレイ Paul Bley

FIVE by FIVE
#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』(ピットインレーベル) 望月由美
#1278『David Gilmore / Energies Of Change』(Evolutionary Music) 常盤武
#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』(NoBusiness Records) 斎藤聡
#1280『Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz / Protean Reality』(Clean Feed) 剛田 武
#1281『Gabriel Vicens / Days』(Inner Circle Music) マイケル・ホプキンス
#1282『Chris Pitsiokos,Noah Punkt,Philipp Scholtz / Protean Reality』 (Clean Feed) ブルース・リー・ギャランター
#1283『Nakama/Before the Storm』(Nakama Records) 細田政嗣


COLUMN
JAZZ RIGHT NOW - Report from New York
今ここにあるリアル・ジャズ − ニューヨークからのレポート
by シスコ・ブラッドリー Cisco Bradley,剛田武 Takeshi Goda, 齊藤聡 Akira Saito & 蓮見令麻 Rema Hasumi

#10 Contents
・トランスワールド・コネクション 剛田武
・連載第10回:ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報 シスコ・ブラッドリー
・ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま
第1回 伝統と前衛をつなぐ声 − アナイス・マヴィエル 蓮見令麻


音の見える風景
「Chapter 42 川嶋哲郎」望月由美

カンサス・シティの人と音楽
#47. チャック・へディックス氏との“オーニソロジー”:チャーリー・パーカー・ヒストリカル・ツアー 〈Part 2〉 竹村洋子

及川公生の聴きどころチェック
#263 『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』 (Pit Inn Music)
#264 『ジョルジュ・ケイジョ 千葉広樹 町田良夫/ルミナント』 (Amorfon)
#265 『中村照夫ライジング・サン・バンド/NY Groove』 (Ratspack)
#266 『ニコライ・ヘス・トリオfeat. マリリン・マズール/ラプソディ〜ハンマースホイの印象』 (Cloud)
#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』 (ECM/ユニバーサルミュージック)

オスロに学ぶ
Vol.27「Nakama Records」田中鮎美

ヒロ・ホンシュクの楽曲解説
#4『Paul Bley /Bebop BeBop BeBop BeBop』 (Steeple Chase)

INTERVIEW
#70 (Archive) ポール・ブレイ (Part 1) 須藤伸義
#71 (Archive) ポール・ブレイ (Part 2) 須藤伸義

CONCERT/LIVE REPORT
#871「コジマサナエ=橋爪亮督=大野こうじ New Year Special Live!!!」平井康嗣
#872「そのようにきこえるなにものか Things to Hear - Just As」安藤誠
#873「デヴィッド・サンボーン」神野秀雄
#874「マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット」神野秀雄
#875「ノーマ・ウィンストン・トリオ」神野秀雄


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