♩ フリー・ジャズのドキュメンタリー映画『ファイアー・ミュージック』鋭意製作中
『ファイアー・ミュージック』は、今まで映像としてまとめられることのなかったフリー・ジャズ革命の歴史を伝える長編ドキュメンタリー映画。25人に上るミュージシャン、関係者へのインタビューと、多数のライヴ映像を収録とのこと。
主な出演アーティスト:John Tchicai / Peter Broetzman / Han Bennink / Dave Burrell / Gunter Baby Sommer / Urlich Gumpert / Paul Lytton / Ken Vandemark / Evan Parker / Gunter Hampel / Marshall Allen etc.
監督はオルタナ系ロック・バンドのプロモーション・ビデオを多数手掛ける一方で世界的なジャズ・レコードのコレクターとして知られるトム・サーガル、製作は『Kill Your Idol』『Blank City』等のドキュメンタリー映画の制作を手掛けたダン・ブラウン。エグゼクティブ・プロデューサーとしてソニック・ユースのサーストン・ムーアとWilcoのネルス・クラインが参加している。
映画を完成させ、世界各地の映画祭や劇場で公開するために、クラウド・ファンディング形式で支援者の募集も予定されている。
公式サイトにはトレーラー映像もあり。
http://firemusic.org/#
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♩ 3/08 “ファースト・コール”トランペッター ルー・ソロフ逝く
“ファースト・コール”トランペッター/フリューゲルホーン奏者として幅広い活動を展開してきたルー・ソロフが3月8日、NYの自宅で心臓発作のため逝去。享年71。ソロフは、ブルックリンの音楽一家に生まれ、マンハッタン音楽院とイーストマン・カレッジを卒業。1968年から5年間在籍したブラッド,スエット&ティアーズのヒット<スピニング・ホイール>(1969)で一躍名を挙げた。その後、ギル・エヴァンスを始め、多くのビッグバンドで活躍した他、ラテンバンド、映画音楽を始めスタジオ・ミュージシャンとしても活躍。日本では、「マンハッタン・ジャズ・クインテット」「マンハッタン・ジャズ・オーケストラ」の多くのアルバムで名を馳せた。(photo:courtesy of Downbeat Magazine)
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♩ 3/13 ロイ・ヘインズ 90歳バースデー・ギグ@ブルーノート
3月13日に90歳の誕生日を迎えたドラマーのロイ・ヘインズを祝うバースデー・ギグが3日間にわたって行われ、ロイゆかりのミュージシャンが駆けつけた。13日当日はレギュラー・バンド「ファウンテン・オブ・ユース」とパット・メセニーとクリスチャン・マクブライド(b)、14日はロイ・ハーグローヴ(tp)、15日はダンサーのセヴィアン・グローヴァーなど。
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♩ 3/20 ECM3月2回目の3タイトルをリリース
リリース・ラッシュの続く独ECMレーベルから3月2度目のリリースあり。ノルウェーの新進トランペッター マティアス・アイクの『Midwest』(ECM2410)、イタリアのピアニスト ジョヴァンニ・グイディの気鋭のベーシスト トーマス・モーガンを含むトリオの2作目『This is The Day』(ECM2403)、同じくイタリアのトランペッター パオロ・フレスの『In maggiore』(ECM2412)
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♩ 4/01 スイスIntakt Records4月新譜2タイトルをリリース
コンスタントにヨーロッパだけではなくニューヨーク・シーンのキー・パーソンのCDをリリースしているIntakt Recordsの4月新譜はカタリーナ・ウェーバー(p)、フレッド・フリス(g)、フレディ・スチューダー(ds)による『IT ROLLS』、マリリン・クリスペル(p)とジェリー・ヘミングウェイ(ds)のデュオ作品『TABLE OF CHANGES』の2タイトル。
http://www.intaktrec.ch/
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♩ 4/01 スイス Intakt Records 30周年記念カタログ刊行
スイス・チューリッヒに拠点を置くジャズ/インプロのインディ・レーベル Intakt Recordsが30周年を迎えカタログ(総目録)を刊行した。90ページ近い小冊子には253枚のアルバムがカラー・ジャケットとともに収録され、モノクロのアーチストのプロフィールやオンステージ、オフステージの写真が彩りを添える。Intaktはスイスやヨーロッパに限らず、ニューヨークのクリエイティヴなシーンで活躍するミュージシャンの“今”をドキュメントするレーベルとして知られる。主宰者のパトリック・ランドルトは、「このカタログは回顧録ではなく、我々の活動の通過点に過ぎない」と頼もしいコメントを寄せている。ウェブサイトからもダウンロードで入手可能。
http://www.intaktrec.ch/
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♩ 4/07 ビリー・ホリデイ 生誕100周年
1915年4月7日フィラデルフィア生まれの“レディ・デイ”ことビリー・ホリデイが生誕100周年を迎えた。10代の時に母親と移住したNYハーレム(44歳の時、アルコールとドラッグ禍でハーレムで死亡)のアポロ・シアターでは、トリビュート・アルバム『カミング・フォース・バイ・デイ』を制作したカサンドラ・ウィルソンが出演、故人を偲ぶ。
*カサンドラ・ウィルソン・シングス・ビリー・ホリデイ(NPR)
http://a.php5.jp/1228
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♩ 4/08 米Downbeat マガジン5月号刊行
米ジャズ専門誌「Downbeat」マガジン5月号((Volume 82, Number 5)が刊行された。カバー・ストーリーはアルト・サックスの逸材スティーヴ・コールマンで、今号は去る2月逝去したトランペットとフリューゲルホーンのマスター、クラーク・テリー追悼号となっている。特集は他にアブドゥーラ・イブラヒム、話題のコーラス・トリオ「Duchess」(ドゥチェス)、今夏の主要サマー・ジャズ・フェスのガイドなど。
http://www.downbeat.com/defaultl.asp?sect=magazine
ドゥチェスについては、本誌のディスク・ガイド参照;
http://www.jazztokyo.com/five/five1177.html
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♩ 4/13 ギュンター・グラス逝く
ドイツの作家ギュンター・グラスがリューベックの病院で死去した。享年87。ダンツィヒ三部作『ブリキの太鼓』『猫と鼠』『犬の年』で知られ、1999年にはノーベル文学賞を受賞。2006年に自伝的作品『玉ねぎの皮をむきながら』で17歳の時にナチス親衛隊に所属していたことを告白していた。また、1985年からギュンター・ゾマー(ds)と度々コラボレーションを行い、『Es war einmal ein Land』、『Mein Jahrhundert』などの録音も残している。
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♩ 4/17 ECM4月新譜CD3タイトル、LP3タイトルをリリース
ECM4月新譜はCDとLPがそれぞれ3タイトルずつ。CD は、アルバニア生まれでスイス育ちの歌手エリナ・デュニのカルテットによるECM第2作『Dallëndyshe』(ECM2401)、NTダウンタウン・シーンの雄ティム・バーンのスネイクオイルによる第3作『You’ve Been Watching Me』(ECM2443)、イギリスのベテラン アルト奏者アンディ・シェパード・カルテットの『Surrounded by Sea』(ECM2432)、LPはクリス・ポッター&アンダーグラウンド・オーケストラ『イマジナリー・シティーズ』(2LP)、ヴィジェイ・アイヤー・トリオ『Break Stuff』(2LP)、ヤコブ・ブロ・トリオ『Gefion』。
CDの試聴サイトは;
http://player.ecmrecords.com/duni-2401
http://player.ecmrecords.com/berne-2443
http://player.ecmrecords.com/sheppard-2432
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♩ 4/22 EJNアワード2015はメールス・ジャズ祭が受賞
ヨーロピアン・ジャズ・ネットワーク(EJN)は、ブレーメンで開催中の“ジャズ・アヘッド!”会場で、冒険的なプログラミングを行ったオーガナイザーに与える2015年度のEJNアワードをメールス・ジャズ祭に授与すると発表した。これまで受賞したのは、リスボンのJazz em Agosto(2014)、アムステルダムのビムハウス(2014)、ダブリンの12ポインツ・フェスティヴァル(2012)。
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♩ 4/25 パリ日本館で映画「ほかいびと 伊那の井月」上映とトーク・イベント
江戸末期から明治にかけ伊那に生きた放浪の俳人 井上井月(いのうえせいげつ)の人生とその作品を描いた映画「ほかいびと 伊那の井月」がパリ日本館で上映。井月役は、舞踊家の田中泯。上映後は北村監督のトークと銀漢同人 堀切克洋との対談が行われた。
https://www.facebook.com/events/366407780221272/
トレーラー:
https://www.youtube.com/watch?v=HD9lblDXfic
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♩ 4/30〜5/02 中村惠介クインテット 上海のJZ Springに出演
鈴木良雄率いるユニット「Generation Gap」などでの活躍が目覚ましいトランペッターの中村惠介がクインテットを率いて上海で開催されるジャズ・イベント「JZ Spring」に出演する。日中はアウトドアのオープン・コンサート、夜間はジャズ・クラブに出演。メンバーは、他に、デイヴィッド・ネグレテ (as)、熊谷ヤスマサ(p)、金森もとい(b)、福森康(ds)。
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♩ 5/08 ECMからキース・ジャレット70歳バースデー・リリース2タイトル
5月8日、70歳の誕生日を迎えるキース・ジャレットのために独ECMが2タイトルのバースデー・リリースを用意した。昨年世界各都市で行われたソロ・コンサートの中から、トロント、東京、パリ、ローマでの演奏9曲を『クリエイション』(ECM2450/ユニバーサル UCCE-1150)として、また、バーバーとバルトークのピアノ協奏曲2曲をカップリングしたアルバムを『サミュエル・バーバー、ベラ・バルトーク:ピアノ協奏曲』(ECM NeSe2445) として同時リリース。なお、バルトークは1985年1月東京五反田・簡易保険ホールでの秋山和慶指揮新日フィルの演奏で、ピアノ・ソロによるアンコール付き。
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追悼特集
ポール・ブレイ Paul Bley
:
#1277『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』(ピットインレーベル) 望月由美
#1278『David Gilmore / Energies Of Change』(Evolutionary Music) 常盤武
#1279『William Hooker / LIGHT. The Early Years 1975-1989』(NoBusiness Records) 斎藤聡
#1280『Chris Pitsiokos, Noah Punkt, Philipp Scholz / Protean Reality』(Clean Feed) 剛田 武
#1281『Gabriel Vicens / Days』(Inner Circle Music) マイケル・ホプキンス
#1282『Chris Pitsiokos,Noah Punkt,Philipp Scholtz / Protean Reality』 (Clean Feed) ブルース・リー・ギャランター
#1283『Nakama/Before the Storm』(Nakama Records) 細田政嗣
:
JAZZ RIGHT NOW - Report from New York
今ここにあるリアル・ジャズ − ニューヨークからのレポート
by シスコ・ブラッドリー Cisco Bradley,剛田武 Takeshi Goda, 齊藤聡 Akira Saito & 蓮見令麻 Rema Hasumi
#10 Contents
・トランスワールド・コネクション 剛田武
・連載第10回:ニューヨーク・シーン最新ライヴ・レポート&リリース情報
シスコ・ブラッドリー
・ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま
第1回 伝統と前衛をつなぐ声 − アナイス・マヴィエル 蓮見令麻
音の見える風景
「Chapter 42 川嶋哲郎」望月由美
カンサス・シティの人と音楽
#47. チャック・へディックス氏との“オーニソロジー”:チャーリー・パーカー・ヒストリカル・ツアー 〈Part 2〉 竹村洋子
及川公生の聴きどころチェック
#263 『大友良英スペシャルビッグバンド/ライヴ・アット・新宿ピットイン』 (Pit Inn Music)
#264 『ジョルジュ・ケイジョ 千葉広樹 町田良夫/ルミナント』 (Amorfon)
#265 『中村照夫ライジング・サン・バンド/NY Groove』 (Ratspack)
#266 『ニコライ・ヘス・トリオfeat. マリリン・マズール/ラプソディ〜ハンマースホイの印象』 (Cloud)
#267 『ポール・ブレイ/オープン、トゥ・ラヴ』 (ECM/ユニバーサルミュージック)
オスロに学ぶ
Vol.27「Nakama Records」田中鮎美
ヒロ・ホンシュクの楽曲解説
#4『Paul Bley /Bebop BeBop BeBop BeBop』 (Steeple Chase)
:
#70 (Archive) ポール・ブレイ (Part 1) 須藤伸義
#71 (Archive) ポール・ブレイ (Part 2) 須藤伸義
:
#871「コジマサナエ=橋爪亮督=大野こうじ New Year Special Live!!!」平井康嗣
#872「そのようにきこえるなにものか Things to Hear - Just As」安藤誠
#873「デヴィッド・サンボーン」神野秀雄
#874「マーク・ジュリアナ・ジャズ・カルテット」神野秀雄
#875「ノーマ・ウィンストン・トリオ」神野秀雄
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